術後2日目には点滴が、そして6日後には包帯とドレーンが外れ、やっと自由の身に。
出血も治まり、全身シャワー(包帯で巻かれている間のシャワーは下半身のみ)と入浴の許可も出ました。

身体中の管が全て外れた瞬間、何て楽なんだろう!と喜ぶのも束の間…
次の大きな壁が待っていました。傷痕との対面です。

この日のショックを少しでも和らげようと、事前に何度かインターネットで
〈乳がん   全摘   傷痕〉
と画像検索をしていました。全摘出をした後の傷痕はどのような状態になってしまうのか、ある程度は前もって自分の目を慣らしておいた方が良いと考えたからです。初めて画像で見た時は、乳首がない!私もこれと同じ様になっちゃうの!?と、耳鳴りを起こすほどのショックを受けてしまいました。

抗がん剤に耐えた。脱毛に耐えた。手術にも耐えた。ここまできた。傷痕くらい何だ!と強気になり、浴室の鏡の前で遂に全裸になった自分の身体を恐る恐る見てみると、意外な事にショックは受けませんでした。
〈きれいに縫ってくださっている!〉
感想はこれだけでした。

左胸と左脇下は大きくえぐられてしまったけれど、また大きな壁をクリアしました。