オーストリアのヒマラヤ遠征隊としてインドに行っていた時、第二次世界大戦が始まって、ドイツ人だとして英領インドで抑留される。脱走して逃避行。寒さ、盗賊、命からがらチベットはラサに到着。
若干14歳の次代のダライ・ラマの家庭教師になる。
世界大戦が終わり、「赤色中国」がチベットを侵略す。
近代は、未開であることはすなわち不幸である、だった。
未開を征服することは正義であった。

あたしも一度は見てみたいポタラ宮殿、
憧れと懐かしさは似ている。
おれは蒙古の砂漠を駆け抜けた馬賊の末裔である。
        ↑うそつけ

不正義の半分は義があり、正義の幾分かに不正義がある。
賢明な諸兄にはその精確な腑分けを為していただきたい。
「お手上げ」、じゃなくってさ。

この本も甥っ子の持ち込みである。
おれだってまるっきりの暇じゃあないんだけどね。

ブラッド・ピットの映画は観てません。

甥っ子は「脚色が過剰」と言ってました。