先日は血液内科の診察日だった。
赤血球100、血小板40でどちらも少し多めだけど、
前回と比べてほとんど変化が無いので問題ないでしょうとのこと、
いつも通り、処方箋をもらった。
血液検査のための採血が8時30分、その後2時間くらいで診察が終わった。
この病院は地域の中核病院で感染症の専門医も複数いる。
コロナの拠点病院のひとつである。
その病院で呼吸器内科医が退職したため、診察できなくなったと張り紙が出ていた。
どのような事情で何名退職されたのかはわからない。
ホームページで調べると現在在籍している呼吸器内科の医師は非常勤医が二人だけになっていた。
どのような事情があったのかわからない。
何科であろうと医師不足だと知り合いの院長(※他病院)から聞いた。
今、医学部では「医師も労働者」と教えるらしい。
若い医師は「自分も含め、夕食は家族みんなでとることができ、日曜は子供と遊ぶことができる職場」を選ぶ傾向があるらしい。
医師も労働者だと言うならそれでよい。
むしろそれで良いと思う。
ただ、現状では医師数が少なすぎる。
だから、社会にとって必要な労働者数を確保する方向で動けばよい。
医師の場合は医学部を2~3倍に増やし、私立の医学部授業料を国公立並みに下げる(国庫補助で)。
その2点で解決できる。
私立医学部の授業料を下げるのは医師の質を確保するためである。
授業料を下げることで、年間600万、700万もの授業料が80万程度になる。
偏差値が高すぎて国公立の医学部はあきらめ、
授業料が高すぎて私立医学部をあきらめている人には朗報になる。
医師の数が増えて困る人がいるのだろうか?