福島の復興が最優先だと声高らかに謳っていた政治家たちや大手のメディアも
今は金融政策とTPPの話題ばかり...
ネットの情報がなければ、本当に現状を見誤ってしまっても不思議ではない状態です。
実際に、多くの人たちの震災の記憶は薄らいでいるように感じます。
しかし、今も収束していない福島第一原発からは放射能を含んだ汚染水は出続けていて
海はもちろん、大気に乗った放射能は拡散を続けています。
震災後、地道に放射線量を計測して公開しているサイトもあるのですが、
それをチェックしている人は僅かなのかも知れません。
そして、放射線量のチェックが必要なのは人間だけでなく動物たちも同じで、
食べ物をはじめ、猫用のオモチャに使用しているマタタビも気になります。
実際、この冬、いつも仕入れをしている業者さんからの情報で、
中部地方で採れたマタタビから放射性セシウムが検出され、今シーズンの出荷ができない
との話があり、九州産のマタタビが品薄となっているとのことでした。
幸い、当方は、四国の業者さんから仕入れることができ、
また、放射性物質の検査も行ってもらった結果、問題はありませんでしたが、
今も確実に被害が拡大していることを実感しました。

送って頂いた検査結果報告書
それから、最近気になっているのが魚介類です。
コンビニでカップのお味噌汁を買うことが時々あって、
シジミやアサリが好きなので好んでそれらを選んでいたのですが、
ここ最近、特にアサリの身が非常に小さくなっていて...、
しかも、殻の大きさはこれまでと同じくらい大きいのに中身だけが小さいという状態に
ちょっと違和感を覚えています。
どこで採れたアサリなのか、その表示がないので何とも判断できないことも
不安要素のひとつになっています。
今となっては、気にしだすと止まらない状況になりつつあるのですが、
せめて、産地の表示が欲しいですし、
できるだけ放射線検査の結果も提示してもらいたいものです。
世間はなんだか喉元過ぎたかのようなムードになっていますが、
今後は、ますます食べものの問題が顕在化してくるでしょうね。
何せ、今も問題は現在進行形なのですから...。
参考:
[ Yahoo! Japan 放射線情報 ]
http://radiation.yahoo.co.jp/
[ 農畜水産物等の放射能検査 ]
http://chemibo.jp/haniwa_blog/アサリ/
[ 食品中の放射性物質の測定検査結果 ]
http://radioactive-foods.sblo.jp/category/1881370-1.html
[ モーとんふぁみりー/短角経産牛ハンバーグ ]
http://www.amazon.co.jp/dp/B007EBHMU4/ref=tsm_1_fb_lk
『1キロ当たり11ベクレルの放射性セシウムが検出されます。』の記載があります。
表示されている分、まだ親切かも知れません。