いつの頃から流行ってきたのかよくわからないのですが、
近年、キャスター付きの小さめのトランク(通称:コロコロ)を
引いている人を多く見かけるようになりました。
特に、若い女性が引いている姿を見かけることが多いですね。
以前に比べていろんなバリエーションから選べるということもあるでしょうけど、
コロコロを引くことがファッションになっている印象ですね。
それを裏付けることとして...、
何度となく、僕の足の上を引いていった若い女性がいまして、
でも、全然痛くないんですよね。...軽いんですよ、とっても。
痛くないのはありがたいのですが、その荷物、フツーに手で持ってもいいのでは?
と、思わずにはいられません。
都内でも、新宿や渋谷などの特に利用する人が多いとされる駅構内の
通勤時間帯というのはすごい人の波な訳で、
そこをコロコロを引いて...というのは、いささか迷惑にも感じますよね。
重い荷物なら致し方ないとも思えますが、ヒョイって持てるくらいのものなら
最初から手に持てば?って言いたくもなってしまいます。
その昔、美大の受験生だった頃の話ですが、
美大の受験生は荷物がかなり多いので、当時もキャスター付きのキャリーに
パネルや画材一式をくくりつけて引いている人も中にはいたのですが、
電車内や街中で非常に迷惑な顔をされることが多かったので、
僕も含め、僕の友達の多くも重い荷物を両手で手持ちしていました。
雨や雪の日は傘もさせずに濡れてましたね...(笑)。
そんな時代を過ごしたからでしょうか、コロコロに限らず、
ものすごーく背中側に飛び出した大きなリュックを背負ったまま電車に乗ってくる若者や
平気な顔してケータイで話してる十分に大人のおじさんやおばさんにも
違和感を覚えてしまいます。
なんだか自分勝手で、人への気遣いに欠ける人が増えてる気がしてしまうのは、
僕が古い人間になってしまったということなんですかねぇ...?