「5%」...、この数値は、国内に供給されている総電力量に対する
原発によって作られている電力の割合です。(12月11日現在)
福島第一原発の事故以前は、きっともう少し多かったのだろうと推測されますが、
今現在、5%しか供給されていないわけです。
...原発、なくてもいいんじゃない?って、思える数値ですよね。
そんな、原発のために莫大な予算が投入され続けていることはもちろん、
今回の事故で思い知ったような危険をずっと抱えているという事実や
処分の術がない溜まり続ける廃棄物の問題も放置されていることなど
そういったこれまでの政策に疑問を感じない人は少なくないのではないでしょうか?
今回、少し予算が削られたようですが、それでもまだ大きな予算を確保し続けながら
いまだに使い物にならない「もんじゅ」などは、まさに税金を捨てているようなものです。
そのお金を、なぜ福島の復興に使わないのか、と思う人も多いと思いますし、
まずは被災地の人たちの補償に充てるのが筋なのではと考えます。
代替えエネルギーの実用化には時間がかかるということも理解できますが、
原発ありきで、他のエネルギーの開発に予算を取ってこなかった現状があるわけで、
脱却するためにも、是非、政策として進めて欲しいものです。
原発が決してクリーンで安全ではないということや
割高であることもわかった今、根本からエネルギーを考えるいい機会ですし、
日本の技術の未来に、大きな可能性があると信じたいですしね。
まずは、発送電分離による電力の自由化や現行の総括原価方式よる料金設定の見直しを
すぐにでも進めて欲しいところです。
参考:
[ 再稼働STOP作戦 これなら原発を止められる!]
http://nanohana.me/?page_id=800
[ みんなで決めよう「原発」国民投票 ]
http://kokumintohyo.com/