
BRUTUSの「STAR WARS」特集、思わず買ってしまいました。
「STAR WARS」...、SF映画の超大作として今も多くのファンがいる名作ですが、
気がつけば、最初の公開(エピソード4)から早くも30年以上が経ってるんですよね。
当時、僕は高校生になったばかりの頃で、その時の衝撃の大きさを今もよく思い出します。
同時に、夏休みの時期にコカコーラがやっていたキャンペーンで、
レギュラーボトルの王冠の裏のビニールのシールを剥がすとそこに
「STAR WARS」に登場するキャラクターのイラストが描かれていて、
(夏休みに特別授業がある高校だったので)学校の帰りに最寄り駅の前にあるお店で、
毎日のように友達と一気に飲み干しては、剥がすのを楽しみにしていたことを覚えています。
王冠が曲がらないように、栓抜きを使うのに気を遣ったりしてました。
結果的に、シリーズは6作で完結となったのですが、
CGのテクニカルな部分の古さはさておき、はやり最初にみたエピソード4をはじめ、
2作目となったエピソード5あたりの当時の作品のインパクトが大きく、
今でもシリーズの中でそのあたりの作品が好きですね。
黒沢明氏を尊敬していたと言われるジョージ・ルーカス氏故に
柔道着のようなルーク・スカイウォーカーの衣装や
チャンバラとも言えるライトセーバーを使った戦いのシーンなど
随所に日本文化を感じる演出があるのも興味深いですね。
台詞にもそう感じる部分があって、
僕は特に、ヨーダがよく言っていた
「Fear leads to anger. Anger leads to hate. Hate leads to suffering.」
(恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へつながる。)
という、まるで仏道のような言葉が好きです。
これって、我々の日常にも当てはまることですよね。
僕は時々思い出しては、自分への戒めにしてます。
...思い出すのが少し遅かったりする場合もあるのですが。
ストーリーはもとより
キャラクターの設定や小物のデザインまで、
細かく見れば見るほど、その世界に引き込まれる、そんな作品ですね。
DVDでまた観たくなりました。