さて昨日の記事にも書いた
次男に暴力をふるってきたY君ですが

クラスの子に手を挙げているのは

私たち親にも周知されていて

保護者会でも度々議題に上ります。


担任の先生からは

Y君は皆と同じ行動を取るのは

難しく、いつもイライラして

まわりにいるお友達に

手を出してしまう、

とお話がありました。


先生もとても困っている様子でした。

本当はY君ママも交えての

保護者懇談会の予定にしていたのですが

全体会が終わると同時に帰って

しまわれたので、

お話しする機会が持てないままです。



それから数週間して

授業参観がありました。

次男から1時間目から来て欲しいと

お願いされましたので

三月に卒業したばかりの

長男と一緒に行く事にしました。


その日は災害で被災した方が

避難所にいる時に

どのような事で困ったのかを

みんなで考える授業でした。


避難所の映像を見終わった後

ほとんどの子供達は

どんよりとした顔をしていましたが

Y君だけは「あ~楽しかった!」

と言いました。


その後、

班ごとに分かれて作業をしていると

その作業に飽きたY君が

リコーダーを吹き始めました。

しばらくすると

吹いていたリコーダーを

ポイと床に投げ捨てました。

飽きるといろんなものを

捨てる癖があるのか

気がつけば彼の机の周りは

教科書、ノート、文房具、ゴミなどが

散乱していました。


参観中にも関わらず

うろうろと立ち歩き

近くにいる子に

ちょっかいを出し口論となり

手が出て足が出て

とうとう取っ組み合いの

喧嘩になりました。


廊下を通りかかった

他のクラスのお父さん達が間に入り

暴れまくるY君を担ぎ上げてなんとか

おさまりました。


保護者会で先生が

私たちに説明してくれた

内容よりもはるかに

症状がひどく

どうしてもY君の事が気になり

担任の先生に質問しました。


まだ若い女性の先生なので

私が話しかけると

泣きそうな顔になっていました。


Y君は発達障害であり協調性がなく

集中力もないため、飽きると次から次に

違うことを始めてはふらっとどこかに

行ってしまうこともあるとか。

ただ、頭の回転は速く

お勉強はかなり出来るらしいです。


お友達に言われた何気ない

一言に反応して

すぐ暴言をはいてしまう。

それでは気が収まらず

手を出して、

近くにいる人にも

暴力を振るうそうです。


ある女の子が

Y君は幼稚園の時は

泣き虫だったよね。

と言うとピシャッと

その子の顔を平手打ちして

髪の毛を引っ張ったそうです。


先生の話によると

Y君のお母さんは

まだ彼の障害を受け入れられず

愛情をかけてあげる事が

できずにいるそうです。


4歳の妹ちゃんのことを溺愛していて

家ではY君を叱ってばかりいるそう。

朝からお母さんに怒られることが多く

教室に入るなり

トゲトゲした態度でいる事が

よくあるみたいです。


それを聞いて、

こんな風に言うのも何ですが

なんだかうちの次男の

小さい頃に似ていると感じました。


私はずっと次男も発達障害に

違いないと思っていたので

二人が重なって見えました。


つづく…