坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~ -22ページ目

坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

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今回の記事は命題通り
UNOのルールを綺麗さっぱり忘れてしまった
俺が、自力で、Googleに頼らず
思い出してみるという記事である。



マジで、UNOのルールを、忘れた。



俺の記憶を整理している
脳味噌図書館の棚を全部見たのだけれど
その資料が全く見つからない。

お!あった!これだ!と思いきやそれは
大富豪だった。
大富豪は死ぬほどやったので覚えてる。
UNOのルールが死ぬほど思い出せない。


え、ヤバくない?大丈夫?
と思うかもしれないが、
こちとらUNOなんてもう7年くらいやってない。
なんかカラフルで数字に支配された
カードゲームというチープな情報しか
思い出せないんだ。




しかしながら、やや断片的に
覚えている部分はあるので、
それを頼りに紐解いて行こうと思う。




まず




何かしらのタイミングで
UNOと宣言しなければならない



これは流石に覚えている。
UNOにおいてUNOと言い忘れるのは
御法度であり、それをしたが最後、
OWARI NO HAZIMARIなのだ。

参加者からは嘲笑の対象となり
イジられ、罵詈雑言が飛び交い、
最終的には無期懲役となる。



恐ろしいのだ。



確か、肝心の言うタイミングは
ゲーム中にUNOに対する
愛が爆発してしまった人から順次
UNO!と高らかに宣告する、
そんな感じだった。


そういう愛に重きを置いた
ゲームだった気がする。



・ドロー2やドロー4と言った
姑息なカードがたまに出てくる



これも覚えている。
数字ばかりではなく、こういった
トラップカードもある。
これを出されたら次の人?
次の人だっけ?
全員?
いやその地域一帯の人々が
カードを強制的に引かなければ
ならなかった気がする。


ゲームに参加していない人をも巻き込む
最悪のカードだ。


ドロー4に至っては隣の市町村区の人まで
カードを引かなければならない。
これをドヤ顔で出すやつの神経は壊れているので
即座に連絡先をブロックしよう。




色が関係してる



色が結構重要だった気がしてきた。
これマジで調べてないですからね。
徐々にフワフワと思い出してきてます。
今のところ順調です。


何色あるんでしたっけ?
赤は絶対にある。UNOと言えば赤。
青もあったな。
黄色もあった。
パステルグレーもあったな。
コバルトグリーンもあった。
シナモンベージュもあったな。

結構複雑な色が入り組んでた気がする。



で、出したカードの色と同じ色の
私物を生贄にするんですよね。


例えば赤の5を出したら、
その人は赤の下着とかジャケットとかを
5つかき集めて燃やさなければならない。
確かそんな過酷なルールだった。


それで昔
家から青色の物が無くなったのを覚えてる。



パステルグレーの8とか出されたらもう
終わりですよね。
そんなパステルグレーの物なんて8個も
家に無いからね。その場合は
許してください、と言いながら
土下座をすれば回避出来たはず。




なんと言っても数字


そう、UNOと言ったらやはり
なんと言っても数字だ。
数字がメインのゲームだ。
それは覚えている。
しかしながらその数字が
どんな効力を持っていたのかが思い出せない。



え、もしやあの数字って







飾り?







そう言えば
あの数字は飾りだったな。
ほら、背番号みたいな感じ。
あれはカード一枚一枚にも
ちゃんと個性があるのですよ、という
開発者のメッセージ。そう。
そこにゲーム性なんてない。
UNOを開発したチームはそういう
アツイ人たちの集まり。


俺は赤の3が好きだ、
いや、俺は黄色の7を抱くぜ


そういう
好きな数字を発表し合うゲームだっけ?


そんなアダルティな要素あったっけ?



完全に迷走した。
完全に迷走している事が肌で感じられる。
これは恐らくUNOと言い忘れたら
無期懲役という事くらいしか
合っていない。



Wikipedia行ってきます。




























このところ生活必需品が確実に
経年による転換期にさらされている事を
肌で感じていた。



メガネとスマホだ。



生活必需品における
二大巨頭である。




まずはメガネ。
これは確かもう7年くらい使っていた。
メガネへのこだわりが皆無なので、
それ1つを7年使っていたのだ。


しかしながらつい先日大破した。
大破というか、くたばったに近い。
その様子は
『7年もよく酷使してくれやがったなクソ野郎』
と言わんばかりに、
何処か憮然とした態度だった。


ごめん、と思った。


その大破した様子をインスタグラムの
ストーリーにアップしたら、
眼鏡屋さんで働いていたとある子から
『これはもう無理ですね』
と、ご臨終宣告されたので、
ついに新しいのを変える決意をした。



メガネにこだわりが無いと言っても、
かけたいタイプのメガネはあった。
ほっそい銀のフレームの、あの、
丸っこいレンズのやつ。

今までかけていたやつとは
一線を画したやつだ。



それを買いに行った。
おっちょが働いている
某メガネ屋さん。


こうゆう時、親しい人が働いてるのは
とても良い。


少しの心細さを軽減してくれる。


壊れたといっても
度数はまったく問題なかったので、
昨日まで使ってた方を店員さんに渡したら、
なにやらそれと全く同じに出来るらしく、
視力検査とかしなくて済んだ。


最後の最後までアイツは戦った。
戦い抜いたのだ。


とても好きな感じのやつがあった。
最後におっちょが
フレームの調整とかしてくれた。
『似合ってんで』って言ってくれたので
少し照れた。




とても気に入った。




ブルーライトカットも導入したので、
うっすらレンズが青い。
もはやグラサン。






後はスマホ。



確か2013→2016まで
iPhone5s を使っていて
そこからサイズが全く変わらない
iPhoneSEという奴を
2017→2020まで使った。


つまり、全く同じサイズの携帯を
6年も持ち続けたのだ。



しかし時代は移り変わり、今や
iPhoneイレブンなんてゆう異次元の
時代に突入。
体感で言うとサイズが倍くらいはある。
いや、倍どころではない。


iPhoneイレブンがハイエースだとしたら
iPhoneSEはさながらZXといった所だ。



俺のiPhoneSEはバカにされまくった。


『画面ちっさww』


『え、何の機能がついてるん?』


『画面小さくない?』



『ゴミ』


『画面www小wwwさwww』




など、主に画面の小ささを
揶揄される訳だが、
というかほとんどARKSのりょうまが
言ってくるのだが、
俺はもうこのサイズに慣れるばかりか
愛情さえあった。
毎日ご飯もあげてたし、
散歩も連れていった。
iPhoneSEというのは、どこか
型にハマらないロックな一面がある。
そこが好きだ。




なのでいろんな人に
俺はiPhoneSE2が出るまで絶対に
買い替えない。
そう豪語していた。



そして!最近ようやっと
iPhoneSE2が販売される運びとなった。
画面の小ささも解消され、
あらゆる物がグレードアップしつつ
SEのアイデンティティは残っているという
完璧な代物である。


そしてもう一つ嬉しい事が、


斯くして6年間
ずっっっと、月7GBまでの通信量で
それを超過すると速度制限という
プランだった。

そのプランはどうやら
やや古いプランになってきているらしく
(ちょっと店員さんに笑われた)


そのプランをこの度、
データ無制限プランに変更したのだ。




データ無制限だ。


今まで月7Gバイトまでという
その、なんだろう、
例えるならお小遣いが月1800円みたいな、
ものっすごい質素なキャパシティで
やり繰りしていたのに、
ある日突然月のお小遣いが100万円
になった感覚である。




こうなるともう、貧乏性の俺は
逆になにをしたらいいか分からない。


電波がクソほど悪いバイトの休憩室で
皆のストーリーを見るのさえ躊躇していた
俺が、今や全身GUCCIとsupremeで
コーディネートし、余裕綽綽で
YouTubeに興じているのだ。


怖い。



いや、GUCCIもsupremeも一つも持っていない。
それは嘘。ごめん。





何か莫大なものを手にすると
逆にどうすればいいのか分からなくなる、
俺はそういうタイプだ。
だから絶対に天狗とかにはならない。
ならないからはよ売れたい。
売れろ!





変な着地をしてしまったが、
ここ最近いい買い物をしている、
そういう話。












つい先日なんですけど、
夜中にとある撮影がありまして
それが無事終わりまして
朝まで他愛もない話をして
マーボーと帰路に着いていたわけです。

心地よい朝日に照らされつつ、
マーボーは自転車で
俺は歩きだったんですけど、
時間短縮における最終奥義
『2人乗り』をする事になりまして、
ですがマーボーの自転車は
2人乗りにあまりに不適合な
姿形のやつで、それはもう
言うなればボーリングの玉で
サッカーをしよう!くらい
無茶な話でした。
後ろに乗る俺のバランス感覚が
かなりライフラインに関わる
感じだったんです。

嫌な予感は炸裂していたんですが、
(というかそもそも2人乗りは
禁止されてますが)
いざ進もうとした所ですね、
俺のバランス感覚は
全く仕事をしてくれなくて
(出勤すらしてなかった)
見事に転倒した訳ですね。
スタンディングオベーションです。


カッチカチのコンクリートに
右膝&右手が打ち付けられ、
小学五年生よろしく擦り傷
だらけになりました。


膝だけの写真を見せると
紛れもなく小学五年生です。


つまり総合的に見て俺の体は
少し若返ったのです。


そんな事はどうでも良いんですけど、
本題はここからで
こう、なん年かぶりに
擦り傷を経験して思ったんですけど
痛みってよく擬音で表すじゃないですか。


ズキズキとかガンガンとかね。


俺、
昔からそれしっくり来てないんですよね。


27歳にして初めて打ち明けるんですけど
俺、
昔からそれしっくり来てません。


というか、痛みに擬音とか無いんですよ
俺の中で。


よく保健室の先生とか
お医者さんとかに
『どんな風に痛む?』って
質問されましたけど
『...ちょっと分からないです』

って言ってました。マジで。


『ほらその、ズキズキとかさ、
じんじんとか、あるじゃん』


って、擬音のラインナップを
差し出されるんですけど、
どれ1つしっくり来ない。

というか、痛いんです。


痛いもんは痛いんですよ。
早くバンソーコー出してください。




なんだろう。まぁ確かに
ズキズキ?と言われれば
ズキズキな気もするし
じんじんと言われれば
そんな気もするし
ピョロンピョロンと言われれば
ピョロンピョロンな気もする。



先生、
ピョロンピョロン痛いです。





『はい?』





いや本当、多分
お医者さんとかにとって
そういう具体的な痛みを
知ることってかなり重要なんでしょうけど
マジで全く今も分かりません。
別に病院行ってないですけどね、
多分変な事は言ってると思います。



久しぶりの擦り傷体験で
再確認しました。


やっぱ痛みに擬音とか無い。

お風呂の時はもう
ズキズキとかそんな
生易しいものではない
ワールズエンド(世界の終わり)痛みだし、
バンソーコー剥がす時なんてもう
ワールズエンドデッドオアアライブ痛み。



そんな感じです。



長々とすんません。


自業自得なんでアレなんですけど
切実に早く治って頂きたい。
頑張れ、俺の細胞。
ファンです。
頑張ってください。
応援してます。細胞。





PS.



そして、その後
人知れずかなり遠い場所に来てしまった
マーボーと俺なんですが、
帰りたいのに此処は何処なんだという
悲哀から半泣きになった俺を
見兼ねてマーボーは
タクシー代を渡してくれました。
優しい。

そして情け無い。
情けなさすぎるよ俺。