楽曲解説 | 坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

記事のテーマパーク。
記事の複合型施設。
記事のパルコ。



楽曲解説なるものをしようと
思います。


以前にメッセージ性がどうたらってゆう
記事を書きました。
書いたからには
きちんと曲に込めたメッセージを
責任持って書く必要があるなぁと
思いましたので、書きます。



なにぶんバンドが
活動休止してしまうもんで、
今更感がありますが
最後だからこそ、種明かし!みたいな
感覚ですかね。


活動休止についてのあれこれは、
また近日書こうかなと思ってます。



ではまず、1月にリリースした
初の全国流通盤ミニアルバム
HOWLING BEAT BOXから。



・ONEGAI STEP(オネガイステップ)


これ、そのまま読んだら
ワンガイステップになりますよね〜わかります。僕も自分の曲じゃなかったら
ワンガイと読みますね。あちゃー。

いや、タイトルを付けた当初は
いけるっしょ!と思ってたんです。
だっていきなり

おねがい〜♫ってメロディが始まるからね!

それでも尚ワンガイと読む人は
恐らく居ないだろう!!そう思ってました。

でもその読みが甘くて(うまい)
ワンガイ報告が何件か見受けられました。ごめん!


曲は、サビメロが好きです。

歌詞はどうしようもない感じですね。
歌詞以上の意味は特にありません。笑

『お願い今夜だけは君の顔見て眠りたいな』

この刹那的な感情を永遠に歌う感じが好きなんです。どうしても。
曲中に成長したくないんです。
最初のAメロから最後のサビまで、
お前、なんも変わっとらんやんけ!!
と、そんな歌が好きです。

カラオケにも入ってるよ!


・エコー


それは一体どこにあるんだ?
と冒頭から暗中模索のように
主人公(俺)が投げかける『それ』は
ズバリ『栄光』の事です。

エコーと栄光をかけてますね。
かけているというか、
栄光なんてドストレートな単語を
タイトルにしたくない
ひねくれタイプなので、
暗喩としてエコーというワードを拝借しました。

でもサビのイェイイェイイェー!という
連呼がエコーのように聞こなくもなくない?よくなくなくなくない?



・ツイスター


体感としてはライブで500回くらいやった感じの曲ですね。
もう解説する事は何もない、とゆう勢いですが大好きな曲ですよ。

サビが来て、もう一回違うメロディの
サビが来るって嬉しくないですか?


コース料理でてっきりもう終わりだと
思ったら最後にゴマ団子が来た喜びと
同じです。ちょうど同じです。



・誰かのせいにしたい


ふと思ったんですが楽曲解説て
前にもしたことある?笑
ある.....な。笑

まぁいっか!
この曲は構成が珍しい曲です。

Aメロ
Bメロ
サビ
Aメロ
サビ
Cメロ

で終わり!というね。
変な曲。
Cメロで終わる曲。



・三月のボーイミーツガール



これはお客さんのみならず
業界関係者からの評判も良い曲。


なにかと四つ打ちと呼ばれるビートを
多用する僕たちですが
この曲は王道エイトビートですね。


歌詞はね、頑張って学生の頃を思い出しながら書きました。

小中高と、
僕はすべて楽しかった記憶がある。
楽しかったからこそ、三月は苦手でした。
寂しいもん。


でもうどうせまた、
夏頃には楽しくなるんだろうなっていう
儚くもどこか楽観的で、そしてやっぱり切ない、十代の春というめんどくせーやつを
一貫してメロディに出せたかな、と思います。

それだけが僕のボーイミーツガール!




・メイビーメイビー


アルバムのラストを飾るに相応しい
切なポップナンバー!

あのー、単刀直入に言うと
この曲が一番お気に入りです。
もちろん、我が子はどれも可愛いのですが

いきなり『ところで』から始まる歌詞って、ハッとさせられませんか?

日常会話でも
ところでさ、って言われたら
なぜか身構えちゃいますよね。


これ、仮にベイビーベイビーだったら
なんというかもう、出尽くしてる訳じゃないですか。
ベイビーベイビーておい、みたいなね。
どれだけのアーティストが
歌ってきたんやと。


メイビー maybe 
和訳→多分

という近い単語を使うことによって
王道を避けるというか、
自分にとっての恥ずかしさを上手く
昇華出来た時はガッツポーズですね。


つまりこれは、

恋しくはないのさ!
(多分多分多分)

という具合に、
必死に自分に言い聞かせている
お得意の未練タラタラソングです。




HOWLING BEAT BOX以前の
楽曲についても近々書きますね。では。