Watkins 1959年製 Copicat Mk-1 Blue [最初期 3-Knob] | HOWL GUITARS
2018年08月06日 13時57分30秒

Watkins 1959年製 Copicat Mk-1 Blue [最初期 3-Knob]

テーマ: Amplifier
皆様ごきげんよう。

HOWL GUITARSのGichiです。

最近改めてBjorkのダンサー・イン・ザ・ダークをみて今まで引っかかっていた疑問がようやく解消しました。

十何年か前に初めて見て、当時サウンドトラック(Selma Songs)も買ってよく聴いていたんですが、劇中で流れる曲のロシア人の男性ヴォーカルとサウンドトラックの曲で歌っている人って違うよな〜ってずっと思っていて、んで最近改めてサウンドトラックのクレジットを見たら、、、え!!、、、トム・ヨーク!?、、、あのRadioheadの!?

なんと大好きなアーティスト2人が気付かぬうちにコラボしていたなんて。一生の不覚や〜!!しかも十何年も昔に。。。

Bjork x Thom Yorke "I've Seen It All"



そして劇中で流れるのがこちら。



担当している歌詞も若干違います。

今の時代だとネットで検索すれば数秒で分かる事ですが、当時はネットなんてそんなに情報無いし、まったく気付きませんでした。

いや、サウンドトラックのクレジットを当時見れば良かったのか、、、。


ではでは本題へ。


Watkins 1959年製 Copicat MK-1 Blue [最初期 3-Knob]



Hard to Find !! とても貴重なWatkins Copicatの最初期の個体 Mark-1が入荷致しました。

Tape Echoの分野では古くから代表的なメーカーであるWatkinsのCopicatですが、こと日本においてはCharさんが1990年代のCopicatを愛用している事もありマニアの間ではカルト的な人気があるテープエコーです。

今回入荷した個体は、個人的に長年探していたWatkins Copicatの最初期のモデル Mark-1です。

Copicat Mark-1の特徴は、プレイバックヘッドの選択がボタン式ではなく4接点ロータリーセレクターによって切り替える形式になっている事です。(ちなみに1960年にボタン式に変わった個体がMark-2と呼ばれます)

当店にも何台か各年代のCopicatが数台ありますが、どうしてもCopicatの原点、3-KnobのMark-1を解析してみたかったという願望があり、海外から探してきました。

1958年にCopicat Mark-1が登場し、最初は塗装がGold仕様でケーブルと電源アダプターをしまうスペースも右側に設置されていましたが、1959年にこの個体のように塗装がBlueになり、ケーブルスペースも左側に変更されますが中身は同じです。

余談ですが、この同時期に発売されていたSelmerのEcho 200というTape EchoはWatkinsが製造しており外観は異なりますが中身がほぼ同じ物になります。

外箱の状態は長年の使用で汚くなっていますがオリジナルのカバリングをキープしています。

3-KnobでBlue塗装の個体はこの個体以外の現存を確認出来ていないので資料的価値も高い個体だと考えています。

それでは細かく見ていきましょう。



電源ケーブルとアウトプットプラグを収納スペースに納めた画像です。



アップ画像です。Blueの塗装になって最初期の個体です。この個体を見つけるまではMark-2になると同時に塗装がBlueに変更されたと考えられていましたがMark-1の段階で塗装がBlueに変更されていたという事が判明致しました。



右側のアップ画像です。EFFECTSの部分がプレイバックヘッドの選択で、OUTはNon Effect(原音)です。原音と言っても真空管で増幅されているので若干ブーストされたサウンドになります。



左側の画像です。Echoノブが電源スイッチになっていてOFFで電源オフになります。左にあるスイッチはモーターのスイッチでONにするとモーターが回ります。



これで長年の疑問が解けた!!今まで初期のCopicatにはErase Headが搭載されていないけれどどうやってテープに記憶されたエコー音を消しているのだろう?と疑問に思っていました。答えはテープのテンションバーの途中に磁石が搭載されていて、この部分がErase Headの役目を担っているという事でした。なるほどねー。



マシン部を取り出した画像です。



シャーシを取り出した画像です。真空管構成は左から6BR8,ECC83x2となります。ちなみにSelmerのEcho 200は6BR8ではなくECF82になっていてピン配列も違うので互換性はありませんが役目は同じです。



オリジナルの電源トランスです。入力電圧は210V or 240Vになります。



オリジナルのAC Motorです。



シャーシの反対側の画像です。当然ですがポイントトゥーポイントです。



アッセンブリ部の画像です。寿命なカップリングコンデンサーは交換致しました。



外箱の画像です。過去に色々貼られていたようで汚いですがオリジナルカバリングです。



反対側からの画像です。放熱用のベンチレーションが空いています。



外箱の底部です。こちらにも放熱用のベンチレーションが空いています。



中身がほとんど同じ兄弟機種のSelmer Echo 200とCopicat Mark-1です。



Selmer 1958年製 Echo 200です。こちらも同じくプレイバックヘッドの選択がロータリーセレクターで、モーターのOn/Offのスイッチもロータリースイッチになっています。


以上、如何だったでしょうか。

資料的価値のあるWatkins Copicat Mark-1 Blueです。

探されている方はそんなにいないと思いますが、、(笑)

興味のある方は是非お問い合わせ下さいませ。

Gichi
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