Matchless 1993年製 Clubman35 & ES210 [Bright 100V] | HOWL GUITARS
2018年04月22日 15時08分49秒

Matchless 1993年製 Clubman35 & ES210 [Bright 100V]

テーマ: Amplifier
皆様ごきげんよう

HOWL GUITARSのGichiです。

北軽井沢もようやく長く極寒だった冬が終わり、春がやってきました。

気温は関係無い話なのですが、先日ちょっと個人的にショックだった小話を。

小さい頃からあまりテレビを見る習慣がなかったので今でもほとんどテレビは見ないのですが、ここ数年で唯一みていた番組がBS Fujiで夜8時から放送している「プライムニュース」です。

年度末だった事もあり、番組改編時期なので当然何かしらの変化があるのだろうとは思っていましたが、まさかのメインMCの反町 理キャスターが変わってしまうとは、、、

やたらと『なるほど、なるほど』と犬みたいな顔して間の手を入れる感じが大好きでファンだったのですが、プライムニュースでもう反町キャスターの『なるほど』が聞けなくなってしまうとは残念、というかかなりなショックです。

唯一見るテレビのMCが反町キャスターだったので、僕の中ではテレビ=反町キャスターだったのです。

プライムニュース関係では色々とスキャンダルが多いようで巷では騒がれているみたいなのですが、個人的にはスキャンダルには全く興味がなく、良い番組だったのでメインキャスターが新しい方に変わってから違和感しか感じないのは僕だけでしょうか?

ついにテレビで見る番組がゼロになってしまうかもしれない。若者のテレビ離れを身にしみて感じます。

ではでは本題へ


Matchless 1993年製 Clubman 35 & ES/210 Stack Sampson-Era Black&Turquoise [One Owner & Bright 100V]



初期Matchlessのもう一つの代表機種 Clubman '35の初期型が入荷致しました。

Clubman 35はMatchlessのラインナップの中でもかなり初期に開発された機種で、1993年には登場しております。

1992年までのMatchlessのラインナップはC-30 Seriesのみ(少数C-85ありますが)でしたが1993年に製作場所を移転・拡大したタイミングでラインナップの増強も行い始めました。

Clubman 35の特徴は、パワー部の真空管にEL-34を使用している点が一番大きいと思います。

それまでのMatchlessにEL-34を使用した機種はなく、最初のEL-34管Modelになります。(少数のC-85のみEL-34)

またC-30 SeriesがDual Channelだったのに対してClubman 35で初めてのSingle Channel採用となりました。

更にClubman 35には93年-94年初頭までの初期型と94年以降の後期型に分類する事が出来ます。初期型と後期型の違いはと言うとPre Tubeにあります。

・前期型---- 6SH7 x1, 6AT6 x1, 12AX7 x1

・後期型---- EF86 x1 , 12AX7 x2

発売開始から一年足らずでプリ管の仕様変更に至った理由は2つあると予想されます。

一つは6SH7と6AT6は近年の真空管メーカーが製造していないモデルであるため、安定した供給・在庫の確保が困難という点。

もう一つはDC-30のチャンネル2に使用されているプリ管が6SH7と同じ5極管のEF86なのでEF86に変更すれば両モデル共用でEF86を使用できるという点。

ただし、本来Mark Sampsonが考えていたClubman 35の構想は、DC-30とは全く異なるアンプにしたかったというのが本当のところだと思うので、発売から1年足らずで本来の理想とするClubman 35の形がDC-30に近づいてしまったというのは不本意だったのではないかと予想されます。

マーク・サンプソンの考案した本来のClubman 35のサウンドを体感するためには初期型を聞かないと判断できないという事ですね。

今回入荷した個体はそんな初期型Clubman 35のOne Owner品で、しかもBright International 特注プレート搭載の100V仕様&美品のコレクターズグレードです。

それでは細かく見ていきましょう



ヘッドのアップ画像です。ブランドロゴは93年までのエンボス加工がされた初期"MATCHLESS"プレートです。



Clubmanはモデル名のClubman '35が内側から照らされる内照式になった最初のモデルです。



BrillianceはDC-30のCutと同じ回路で配線を逆に結線している同じ効果のツマミです。Master Volumeを使い小さい音量で使用している際には効果は全くありません。Master Volumeを全開、もしくはMasterのツマミを12時方向以降にして大音量にした状態でないとBrillianceの効果は得られません。



バックビューです。One Owner品で大切に保管されていたので製造から25年が経過した現在でも素晴らしい状態をキープしています。



ヘッドのバックビューです。ヘッド&キャビネット共にプラスティックハンドルです。



バックプレートの左側の画像です。DC-30と同じく93年から94年初頭までのBright International 特注のバックプレートが搭載されています。



バックプレートの真ん中の画像です。"DISTRIBUTED BY BRIGHT INTERNATIONAL"の刻印が確認できます。



バックプレートの右側の画像です。各インピーダンスのスピーカーアウトが確認できます。



バックパネルを外した画像です。整流管のGZ34とパワー管のEL34 x2が確認できます。



シャーシを取り外した画像です。



ヘッドキャビネット内に貼られたTube Diagramのラベルが確認できます。



ヘッドキャビネット内に貼られたシリアルナンバーのラベルが確認できます。



取り出したシャーシの画像です。実はClubman 35の出力トランスとチョークはDC-30と同じ物を使用しています。電源トランスのみEL34を稼働させるためDC-30よりもB電源がより高電圧な仕様の物が使われています。



電源トランスの画像です。" WTI 9543A " 型番が確認できます。



電源トランスの反対側からの画像です。製造デイトが確認できます。



出力トランスの画像です。" WTI 9356 "型番が確認できます。



出力トランスの反対側からの画像です。製造デイトが確認できます。



チョークトランスの画像です。" WTI 9355 " 型番が確認できます。



他のギターアンプでは滅多に見かけないプリ管 6SH7(左)と6AT6(右)が確認できます。



シャーシに刻印されたシリアルナンバーが確認できます。



シャーシ内部の画像です。各パーツにハイクオリティーなパーツが使用されています。



シャーシ内部の右側の画像です。トランスは昔ながらの紙ボビンに紙巻のとても手間の掛かる特注トランスを使用しています。



シャーシ内部の左側の画像です。B.M.Iの電解コンデンサーやDaleのRS-10抵抗、AB(Allen Bradley)の1W-2W カーボンコンポジット抵抗、Mallory カップリングコンデンサーなど高品質なパーツを贅沢に使用して組み込まれています。



インプット裏の画像です。製作担当者のデイティングが確認できます。



コントロール部分の裏側の画像です。ポットにはAllen Bradley製やClarostat製の高品質なポットが使用されています。



スイッチ裏の画像です。こちらにも製造年のデイティングが確認できます。



ES/210 キャビネットの画像です。とても状態が良いです。



キャビネットのバックビューです。当然プラスティックハンドルです。



シリアルナンバーが刻印された金属製プレートです。



キャビネット内の画像です。とても頑丈なキャビネットです。



Matchless 特注のCelestion 10 inch Speakerです。



付属品の画像です。電源ケーブル、スピーカーケーブル、取扱説明書(日本語)、保証書の一式が揃っています。



同じES/210 CabinetでTurquoiseのお揃いで記念撮影です。Clubmanはヘッド・キャビネット共にDC-30に比べると軽いので運搬性がとても良いです。


以上、如何だったでしょうか。

本来のClubman 35のサウンドを当時のまま維持している元祖Clubman '35のコレクターズピースです。

探されていた方はこの機会に是非!!

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