Divided by 13 2006年製 FTR-37 & 212 Cabinet Purple | HOWL GUITARS
2018年02月17日 19時13分39秒

Divided by 13 2006年製 FTR-37 & 212 Cabinet Purple

テーマ: Amplifier
皆様ごきげんよう

HOWL GUITARSのGichiです。

先日、2月16日にいよいよ発表されましたね!スマパン!!

アヤパン、カトパン、ミタパン、そしてスマパン。。。

モロにメランコリックなバンド、スマッシング・パンプキンズの再結成と再結成ツアーがアナウンスされました。
ツアー・タイトルは『Shiny And Oh So Bright』

僕の世代には青春ど真ん中のバンドで、特にギターのJames Iha(井葉 吉伸)はかなり好きです。

ビリー・コーガンとドラムのジミーは何度かスマッシング・パンプキンズ名義で活動していましたがジェームス・イハは脱退後は頑なにバンドに参加しませんでしたが、なんと今回はJames Ihaが参加するというではないですか!個人的にはビリー・コーガンとジェームス・イハがこのバンドの原点なのでこの二人が揃わない限り興味が持てなかったのでその点には驚きました。
ただ残念ながらオリジナルメンバー元ベーシストのダーシー・レッキーは不参加で、しかも現在でも仲が悪そうなやり取りをWeb上で繰り広げているようです。
再結成するならばちゃんとダーシーとも仲直りしてオリジナルメンバーで再結成してほしかったです。

まぁ〜正直に言うと好きなバンドほど再結成はして欲しくないのですが、作品が新たに発表されればやはり聴いてしまいますね。

過去の映像ですが、バンドの商業的ピークと終焉に向かうだろうなと感じる時期のパフォーマンスです



代表曲の「Tonight, Tonight」をライブで、しかも原曲に忠実なオーケストラありでパフォーマンスしているのは貴重です。

ちなみにこの時すでにオリジナルメンバーでドラムのジミーは薬物問題で逮捕されクビになっていて不在です。

過去のブログでも紹介しましたがこのJames Ihaの1998年発表のソロ作品『Let It Come Down』は何回聴いたかわからないほど聴きまくりました。

ではでは本題へ


Divided by 13 2006年製 FTR-37 & 212 Cabinet Purple Set



÷13のフラッグシップモデル FTR-37 & 212 Cabinet Purple Setが入荷致しました。

Divided by 13の創設者はFred Taccone氏で、若い頃はバイクショップやカーショップを転々とし、30歳手前頃からレコーディングエンジニアやアンプのリペアマンを経て1990年代後半よりオリジナルのアンプメーカーを立ち上げる事になります。そして爆発的に認知度が広まったのは先程も書きましたが、Sir Paul McCartneyのBack In The U.S.というライブ映像でしょう。

アンプの特徴としては、Fender Marshall VOX等の有名メーカーの名器の良い所を凝縮し、現代風にシンプルに使い易くしたという点です。

Point to Pointで丁寧に結線され、上質なパーツの使用、カスタムオーダーのトランスを使用している点等、Matchlessの影響は多々受けていると思いますが、テフロンワイヤーではなくクロスワイヤーをメインに使用している点や紙の絶縁ボードのタイプ等からFender Ampの特徴も多く見受けられます

今回入荷したFTR-37というモデルは、Divided by 13のフラッグシップモデルになり、パワー管に6V6を4本使用した他のメーカーではあまり見られない珍しい仕様となっております。6V6を使用したアンプで有名なのはFender Champ(6V6を1本使用)やFender Deluxe(6V6を2本使用)などですが、今まで6V6を4本使用したアンプというのはポピュラーなモデルの中にはありませんでした。唯一見た事があるのはDumble Overdrive Specialのラリーカールトン仕様のアンプで、それは6V6を4本使い50Wの出力を持つヘッドアンプでした

大体のアンプは6V6を4本使用するよりも、それより高出力な6L6管を使用して高出力化を図ってきたというのが6V6の4本仕様アンプの少ない理由でしょう。

6V6仕様のアンプのにGZ34整流管を使用している点に関しては、Fender Deluxe Reverbが思い当たりますので、Divided by 13 FTR-37のタイプを一言でまとめるならば、Fender Deluxe Reverbの高出力ヴァージョンというのが一番当てはまるのではないでしょうか。Reverbも搭載してますし。

通常チャンネル2のプリ管には5879管を使用していますが、この個体はEF86になっています。ロータリー式のトーンコントロールを採用している点もMatchlessから影響を受けているのが伺えます。

ではでは細かく見て行きましょう



特徴的なデザインですね。アンプシャーシを上に吊るさないでMarshallの様に下側に設置する事で放熱性も良く長時間のライブやレコーディングに適していると言えます



左側の画像です。パワースイッチ・スタンバイスイッチ・ハーフパワースイッチが確認できます。Reverbはチャンネル1のみに効きます。



右側の画像です。チャンネル2は初段がEF86でコントロールはボリュームとロータリートーン仕様です。



212 キャビネットの画像です。比較的に綺麗な状態です。



バックビューです。キャビネットは結構頑丈に作られています。



ヘッドバックの画像です。統一感のあるデザインですね。



バックパネル左側の画像です。ReverbのOn/Off 切り替えフットスイッチ用のジャックがあります。



バックパネル左側の画像です。ヒューズボックスと冷却ファンのスイッチです。入力電圧は100V仕様です。



Divided by 13の特徴の一つとしてキャビネットのスピーカーインプットがスピーカーごとに計2つ付いている点があげられます。これは片方のスピーカーだけ鳴らしたいときに便利ですしスピーカーごとのサウンドの違いを試すのにも非常に分かりやすい仕様です。



Celestion G12 Alnico Blueです。アルニコブルーの耐入力は15Wなので、アルニコブルーだけを鳴らしている時にアンプの出力をフルテンにするとスピーカーが飛ぶ可能性がありますので注意してください。



Celestion G12H 70th Anniversary Special Editionです。



バックパネルを外した画像です。冷却ファンが装備されていますので長時間のライブでも安心です。➗13の感心する点の一つとしては、冷却ファン用に別個で専用のトランスを使い冷却ファンの電気的な音を可能な限りアンプ内に流さないように工夫されています。



キャビネット内のシリアルナンバーです。467・16Xというのは全モデルの通し番号が467台目でFTR-37だけの番号では16X台目という意味だと思います。その下の3・14・06は製造年月日で、2006年3月14日製造という意味になります。



シャーシを外したキャビネット内の画像です。Reverb Unitが確認できます。



取り出したシャーシの画像です。横に細長い長方形はFender Ampの影響を感じます。整流部はGZ34の真空管整流でパワー管は6V6GTx4でパラレル・プッシュプルの37W出力となっています。



Divided by 13 オリジナルの電源トランスです。トランスを塗装された仕様でオーダーする点はMatchlessっぽいですね



Divided by 13 オリジナルのチョークトランスです。



Divided by 13 オリジナルの出力トランスです。Divided by 13ではアウトプットトランスはアップライト型(縦置き)で設置されています。



Reverbトランスとプリ管です。ロングテールPIで1本、Reverbで2本、チャンネル1で2本、チャンネル2でEF86が1本。計6本のプリ管を使用しています。



シャーシ内部の画像です。高品質なパーツを使用しPoint-To-Pointで結線されています。



シャーシ左側の画像です。インプットから初段までの距離があるのでちゃんとシールド線を使用しています。



シャーシ右側の画像です。黄色の小さなトランスは冷却ファン専用のトランスです。モーター音が電気信号内に入り込まないようにお金は掛かるが良い工夫がされています。



FTR-37のバイアス回路のアップ画像です。実は他のモデルには無いFTR-37だけの独特なバイアス回路です。



新品時に付属するプレートです。スピーカー接続の参考表が書かれています。



オリジナルのアンプカバーです。


以上、如何だったでしょうか。

なぜこのモデルが➗13のフラッグシップモデルなのかが良く分かるアンプです。

入力電源100V仕様で国内で使用するには最適になっています。

探されていた方はこの機会に是非。

Gichi
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