Cornell 2003年製 Custom 80 Eric Clapton Model | HOWL GUITARS
2018年01月11日 16時57分12秒

Cornell 2003年製 Custom 80 Eric Clapton Model

テーマ: Amplifier
皆様ごきげんよう

HOWL GUITARSのGichiです。

新年あけましておめでとうございます。

2018年もHOWL GUITARSを何卒宜しくお願い致します。

いや〜、北軽井沢に移転して初めての冬を迎えていますが、、、

とにかく寒い!!来る前に頭では分かっていた事ですが体はこの寒さでカチコチです。

今回の冬を経験してみて学んだ事が一つ。ギター弾くにも寒くて指が動かない。。。

外は-13℃、家の中でも朝起きるとタオルが凍っています。ヒャ〜

ちなみに弟のHiroggyは昨年10月からアメリカのNew Yorkに移住しており、あちらで同じような寒さを経験しているのではないでしょうか?1年か2年か、それ以上か、いつまで向こうに行っているのか分かりませんが帰ってきたらきっとこのブログでNew York滞在記でも書いてくれることでしょう。ぶっちゃけインド滞在記もまだ終わっていませんが。

そんなこんなで2018年一発目のアイテムを紹介致しましょう。

おコーネルアンプのリミテッドモデルちゃん。どうぞ〜


Cornell 2003年製 Custom 80 Eric Clapton Model [4 of 25]



Denis Cornellが製作する英国製アンプ&エフェクターメーカー『Cornell』のエリック・クラプトン モデルが入荷致しました。

2002年にDenis CornellがEric Claptonの為にそれまで愛用していたVintageのFender 5E8 Tweed Twinに代わるAmpを製作したのがこの「Custom 80」になります。

まずそれまでClaptonが愛用していたFenderのTweed Twinはどのようなものだったのかを改めて確認してみましょう。



↑この画像の個体がクラプトンが所有していた有名なTweed Twinの内部になります。

Fender USA 1957年製 Tweed Twin 5E8-A Serial# A-00752 (Mod by Cesar Diaz)

マニアックな方なら一目で分かるかと思いますが、パワー管が4本の80W仕様に改造されていることが大きな特徴です。

通常の5E8 Tweed Twinは整流管の5U4Gが2本のDual Rectifier仕様にパワー管の6L6GCが2本の40W仕様のアンプですが、クラプトンの個体は整流部をダイオード仕様にして、その空いた整流管のソケット二つをパワー管用に配線し6L6GCのパラレル・プッシュプル80Wに改造しています。

出力増加に伴い、出力に耐えられるスピーカー・パワートランス・アウトプットトランスへと交換されています。

通常のグラウンドスイッチの位置に交換された電源トランスの入力Voltage Selectorも追加しイギリスやヨーロッパでもステップアップトランスが必要ないように220V〜240Vが設定できるようになっています。

その他、内部の電解コンデンサーや抵抗も容量の大きいものに交換されていますが、AstronのYellow Cap等のカップリングコンデンサーはオリジナルのまま残しているようです。

このクラプトンのツインは2011年に自身が設立したクロスローズ・センターの資金にする為のオークションで手放されているようです。


さてCornell Custom 80の話に戻ります。

上記のFender Tweed TwinをDenis Cornellが独自のエッセンスを足して製作したのがこのCustom 80で、整流部やパワー管はクラプトンのツインと同じくダイオード整流&6L6GCx4の80W出力となっております。

コントロール部はさらにシンプルになりVolume Treble Bassのみで、直感的な音作りがしやすいです。更に今やCornell Ampの代名詞の出力ワット数の切り替えが装備され80Wから20Wに出力を下げることが可能となっています。

そして、ここからブームになったのではないかと言われているTone Tubbyの真っ赤なアルニコスピーカーが搭載されている点も特徴的です。

2002年にクラプトンの為に製作したCustom 80ですが、その後2003年から25台限定で一般向けに発売されました。

今回入荷した個体はその25台の内の一台で2003年製のシリアル一桁の4番、更に正規輸入品100V仕様の貴重なアンプになります。日本国内に何台あるのか分かりませんが恐らく10台はないでしょう。

それでは細かく見ていきましょう。



ブランドロゴプレートが確認出来ます。現在のデザインとは異なる旧デザインですね。



コントロールパネルの画像です。Custom 80のレタリングが確認出来ます。



コントロールパネルの左側です。Volume Bass Trebleのみ。シンプルイズベスト。



コントロールパネルの右側です。電源スイッチ・スタンバイスイッチに80Wから20Wへの出力切換えスイッチが確認出来ます。日本の正規輸入代理店のシールも貼ってあります。



バックビューです。サイズはFender USA 5E8-A Tweed Twinとほぼ同じです。



スピーカー部分のアップ画像です。Tweed Coveringの質感がとても良いです。ラッカード・ツィードです。



バックパネルを外した画像です。もちろんハンドワイアード&ポイントトゥーポイントです。



シャーシ内部の左側の画像です。パワー管 6L6GCx4本が確認出来ます。High Power Twin 5F8-Aと同じく80Wの出力です。



シャーシ内部の右側の画像です。バイアス調整トリムが2つあるのは一つが80W用でもう一つが20W用になっています。



シャーシ内部に貼られたシリアルナンバーです。「E03004」=Eric Clapton Model 2003年製 004番という意味です。



取り出したシャーシの画像です。ハイクオリティーのトランスを使用しています。



電源トランスの画像です。Majestic製のトランスです。



出力トランスの画像です。こちらもMajestic製のトランスです。



反対側の角度からのシャーシの画像です。プリ管は3本です。



アンプ底部のアップ画像です。スピーカーアウトとインピーダンスセレクタースイッチ(4Ωー8Ω)とラインアウト用のコネクターが確認出来ます。



シャーシを取り外したキャビネット内の画像です。Tone Tubbyのヘンプコーン・アルニコスピーカーが確認出来ます。このモデルをクラプトンが使い出してから一気にTone Tubbyが一躍有名になりました。



以上、如何だったでしょうか。

はっきり言ってFender社から発売されている57' TwinやTwinoluxではクラプトンの1980年代〜2000年代までの音は出せないと個人的には思っています。

なぜクラプトンは自分の持っていたDiaz Mod Tweed Twinの仕様でシグネイチャーを作らなかったのでしょうか。

それはFender社が未だに80WのHigh Power Twinを復刻していないのと同じ理由なのでしょうか?耳に挟んだ情報に寄ると近々Fender社からHigh Power Twinの復刻が発表されるらしいです。ただしJoe Bonamassa Signatureとの事ですが。。。普通に復刻すればいいのにと思うのは僕だけでしょうか?

興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

Gichi
HOWL GUITARS

HOWL GUITARSさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス