Vox 1963年製 JMI AC-30 Blue [Custom Colour] | HOWL GUITARS
2016年12月11日 17時40分40秒

Vox 1963年製 JMI AC-30 Blue [Custom Colour]

テーマ: Amplifier
ナマステー

HOWL GUITARSのhiroggyです。

もはや恒例のイントロ文で、インド一人旅の中で起きた事などを面白おかしく文章に表してみようと思います。

これまで書きためた旅行記は 「インド旅行記」 ブログテーマでまとめていますので、気になったら見てやってください。

神聖な村、ハンピで起こったスピリチュアルな出来事編。

楽器説明文と写真だけ見たい人はサーとスクロールダウンしちゃって下さいヾ( ´ー`)


インド旅行記 (10) ハンピ・石の祠 編 「宇宙とツナガル」

マントラを唱えることとジャパマーラーの数珠数えに断念した後は、なにもせず寝たように静かに息をしていただけだった。いよいよ考えることも尽きてしまった。瞑想なのだから、最初からこの境地にこれればよかったのだろうけど、僕の頭はいろんなことを考えるのが好きみたいだ。

この2時間あまりでずいぶんとくだらないことばかり考えてきた僕はようやく "ある精神状態" にたどり着いた。
ある時急に僕は天と繋がったと感じたのだ。なんの前触れもなく、わかりやすいアクションもなかった。
自分の頭の中身が全て空にむかって飛んで行ったような、開放感と爽快感が急にやってきた。僕はあせって祠の天井を見上げてみた。そこには暗い色の岩が僕と空を物理的に容赦なく遮る天井があったし (もちろん) 僕の脳みそも飛び散っていなかった。

僕はこの時、宇宙に 「含まれた」 というような感覚を生まれて初めて得た。(どっかの古い小説みたいな描写だけど) ちょうど天から糸が一本垂れさがっていて僕の頭頂部がその糸に連結して僕は精神という形態でその屈強な岩をすりぬけて天と一直線につながったのがわかった。だだそれは突然に 「わかった」 のだ。それ以上でも以下でもない。この形而上的な現象を理解するでも納得するでもなく。ネコを見てそれは 「ネコだ」 とわかるように。そして祠の中の空気が違って感じる。まるで全てが止まったかのように不動的でクリスタルクリアだ。石の床で坐禅を組んでいたせいで痺れていた足やお尻の痛みも消えた。これは正直驚いた。

僕はこの気持ちを共有したくてサドゥーに語りかけた
「これは凄いね。ねえ、君の言った通りだ。僕にもわかった。僕はいまサムシング・ヴェリー・ストロング・アンド・スペシャルのフィールドにいる」
彼は半目を開けて菩薩的な笑みを顔に浮かべてゆるりと頷いた。
「ああ、そう言ったでしょ」

次項に続く→

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では本題の楽器紹介へ移ります。

今回ご紹介するミラクル・ヴォックスは

Vox 1963年製 JMI AC-30 Top Boost Blue [Custom Colour]



ウルトラレアなカスタムカラー仕様の1963年製 VOX AC-30 Blueが入荷致しました。

ここ数年で数々のレアなVOXアンプを仕入れてきましたが、この一台は究極にコレクタブルな一台です。

今回の個体は見つけるのが困難というかほぼ不可能なカスタムカラー、Blue Tolex仕様のAC-30。奇跡の個体です。

Voxアンプのバイブルとも言えるJim Elyea著のVox研究書 「Vox Amplifiers JMI Years」 にさえ載っていないBlue Tolexとスピーカークロスの組み合わせのAC-30で、現存する個体は世界中でもこの一台のみのワンオフ仕様だと言ってもいいくらいのレアピースです。

Vox JMI期のカスタムカラーの存在台数は極めて少なく、もともとは当時の楽器ショウのディスプレイ用のみに作られたようです。カラーラインナップとしてはBlueの他にはRedもありました。Voxのショウルームに来たディーラーが気に入れば同じ色のアンプをオーダーでき、一般には1963年3月からのカタログに5%のプレミアムチャージ加算でオーダーが可能になりました。しかし翌年1964年9月には (おそらくほぼカスタムカラーオーダーがなかった為) カラーオーダーの受注は廃止されてしまいます。そのため現存確認されているAC10、AC15、AC30のカスタムカラーものは63年か64年製になります。

通常カスタムカラーのアンプにはレギュラーラインと同様ブラウングリルクロスが使用されますが、この個体のスピーカークロスは当店でも初めてみるタイプのベージュ&ライムブルーライニングの特注クロスが使用されています。一般オーダーではそこまで指定できないので、おそらく楽器ショウのディスプレイ用に作られた完璧なワンオフものでしょう。

またキャビネットの特徴が60〜62年あたりのThin Edge、Copper Panel、Leather Handle仕様で、レザーハンドル用のツールホールが未使用状態で残っています。これはレフトオーバーしたキャビネットを使って1963年に作られたと思われます。

背面には後付けで組みこまれたTop Boostが付いており、ECC83プリアンプ真空管が右側についている初期仕様のTop Boost Kit。

長年Voxアンプを集めていますがカスタムカラーのAC-30は本当に存在数が少なく、本当に奇跡の入荷です。

それでは、細かくお写真で説明いたします。



オリジナルのVOX logo。ブルートーレックスとベージュキャビネットクロスにゴールドパイピングのベストマッチなルックスです。渋い。



ベージュ&ライムブルーライニングの特注クロスが使用されています。



back viewです。FABULOUS



後付けのTop Boost Kit。



オリジナルのシリアルプレートは下部に移動されています。



Top viewです。Blue Tolex Covering、Copper Panel、SBU Handle。ブラスベンツは後年のプラスチック製のものに交換されています。



パネル左側です。



パネル中央です。



パネル右側です。



バックパネルを外した状態です。Top Boost KitのECC83が右向きに付いた初期仕様。



シャーシLEFT。



シャーシRIGHT。メンテナンス済みでご機嫌なサウンドです。



全て貴重なOriginal Albion Transformer。



Albion Main Transformer



Albion Output Transformer & Choke Transformer



Albion Choke Transformer



シャーシ内部です。



Albionアウトプットトランスの裏側が確認できます。



シャーシ内部中央。



Albionメイントランスの裏側が確認できます。



スピーカーはオリジナル 12" Celestion T.530 AlNiCo Vox Blue. 大変貴重なスピーカー。



左側です。



右側です。



オリジナルコーンの状態もGOOD



Celestionのデイトコードです。DayDayMonthYearの順でならんでいるので23GHは23th G=July H=1963. 1963年7月23日製だということがわかります。



オリジナルのエッグシェイプフットスウィッチ





スーパーディザイアブルな1963年製VOX AC-30 BLUEです。

カスタムカラーの個体はまず出会えません。

渋いブルーと特注スピーカークロスのルックスが最高にクールです。かっこいいの一言に尽きます。

VOX特有のパンチの良さ、きらびやかさは極上です。

お探しの方はこの機会に是非!


hiroggy
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