Fender USA 1961年製 Reverb Unit Brown Tolex | HOWL GUITARS
2016年06月20日 12時06分49秒

Fender USA 1961年製 Reverb Unit Brown Tolex

テーマ: Fender
ナマステー

HOWL GUITARSのhiroggyです。

もはや恒例のイントロ文で、インド一人旅の中で起きた事などを面白おかしく文章に表してみようと思います。

これまで書きためた旅行記は 「インド旅行記」 ブログテーマでまとめていますので、気になったら見てやってください。

ゴアにさようなら、次の目的地、ハンピへの道のり。

楽器説明文と写真だけ見たい人はサーとスクロールダウンしちゃって下さいヾ( ´ー`)


インド旅行記 (9) ハンピ編 「寝台バス」

大きな車体の長距離バスが連なった一角にようやく着いて、僕が乗るハンピ行きの寝台バスもそこにいた。
バスの前には何組かのバックパックを背負った外人旅行者が並んでいて、車掌は乗客の予約確認をしていて僕も同じようにその列に加わった。彼らはもれなく旅行代理店で買ったイーチケット (チケットそのものではなく予約番号が記載されたチケット代わりになる証明書みたいな紙) を持っていて、車掌は一人一人に随分時間をかけて予約確認をとっていた。僕はオフィシャルのチケットだったため3秒くらいで確認が済んだ。

いよいよインド初めての長距離寝台バスに乗る。小学生が修学旅行バスに乗るときのようなワクワク感で僕はバスのステップを登った。車内に入った瞬間に温度がぐんと上がる。熱帯夜のバス車内は蒸し風呂状態で淀んだ空気にかなりな息苦しさを感じた。もちろんこのバスにエアコンなどついていない。通路をはさんで両側に二段のフラットシートの寝台がついた構造で、いちおう遮蔽カーテンも付いている。僕は自分のシート番号 (20) のついたフラットシート席を探した。ベッドパイプの脇に貼ってある座席番号は 「 ↑ 20 ↓ 」 だった。上下どっちだよ、おい。いちおうつっこんだがどちらでもいい気がして下の段を選んだ。バックパックは枕代わりにしてブランケットを広げて合皮のベッドシートの上に敷いた。車内に入って3分と経っていないがすでに汗が噴き出してシャツがびしょびしょだ。貴重品だけ持ってすぐに外に出た。バスの前の植え込みにたむろしている人たちの脇に座ってインド産安ウィスキーとタバコで出発まで時間を潰した。

30分後、運転手がバスに乗り込んでエンジンをかけたのを合図に僕もバスに戻った。僕の荷物は上段のシートに放り投げられていて、下の段ではすでに別の人が就寝体勢だった。まあこんな図太いことするのは地元人だろうなと思っていたら案の定インド人だった。上段は僕の目線くらいの高さだったからたぶん160cmくらいの高さにあって、転げ落ちたら絶対痛い、骨折だ、とか考えながら登った。鉄格子のついた窓がすぐ脇にあってすぐに全開にする。鉄格子といっても "いちおう落下防止にパイプつけたよ。あとは自己責任ね" くらいの代物だから小物なんかはすぐに外に転げ出てしまう。たぶん小学生の子供とかはわりと簡単に転げ出るサイズの隙間だ。
通路をはさんで相向かいの上段シートは二人用席で広い。美男美女のカップルがいて、ブルネットヘアーの彼女はルーマニアから来たと言っていた。映画トップガンに出てくるアイスマン似の彼氏はオーストリア人。ルーマニアンガールはおしゃべりが好きで二人の馴れ初め話 (3週間前の旅行先で出会ったらしい) をひととおり喋り終わると一緒にカードゲームして遊ばない?と誘われたが僕は汗で濡れたシャツを脱ぎ上半身裸でブランケットをかけて寝る体勢に入っていたので丁寧にお断りした。それにしても汗ばんだ肌と合皮のベッドシートってのはベタベタして気持ち悪いもんだ。

次項に続く→

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それでは本題の楽器紹介へ移ります。

今回ご紹介するリヴァーブウニットは

Fender USA 1961年製 Reverb Unit Brown Tolex [First Year]です。



初年度1961年の初期シリアルのFender Reverb Unit 6G15が入荷致しました。

Fenderが1961年に発売開始したフルチューブのリヴァーブユニットで、真空管ならではの深みのあるリヴァーブサウンドが特徴のリヴァーブユニットの名機です。

Pre-CBS Fenderならではのパーツがふんだんに使われており、外観はブラウントーレックスにウィートグリルクロスにフラットFenderメタルロゴ。

Fender Reverb Unitのシリアルナンバーは100番台から始まります。

この個体はシリアルナンバーが200番台一桁のかなり初期の一台です。

トーレックス、グリルクロス、ハンドルなどのコンディションは良好で、とてもいい状態を保っています。

パワー部の真空管も当時の60's RCA菅が残っているコレクタブルな個体。

それではお写真を公開です。



Fender フラットメタルロゴ。ウィートグリルクロスの状態も良好です。



Top View。オリジナルハンドル、オリジナルブラウントーレックス。



コントロールパネル左側です。



コントロールパネル右側です。



back viewです。EXCELLENT CONDITION



バックパネルを外した状態です。



オリジナルの電源トランスが確認出来ます。



電解コンデンサーのみ当店入荷時に交換致しました。



取り外したシャーシです。RCA ブラックプレート・ホワイトレタリングの6K6GT管。貴重です。



オリジナルのチョークトランスとリヴァーブトランスが確認出来ます。トランスデイトも61年前半です。



シャーシに刻印されたシリアルナンバーです。[R0020X] 製造されて200番台の初期ロッド物です。



オリジナルのリヴァーブユニットが確認出来ます。太い金属レバーは持ち運びの際にリヴァーブユニットが大きく揺れて壊れないようにする為のレバーで、これを押し付けてユニットを動かないように固定する物です。余談ですがリヴァーブ内蔵のギターアンプはこの機能がない為にツアー等でアンプを頻繁に運搬するとまずリヴァーブが最初に壊れます。ギターアンプ付属のリヴァーブにも固定レバーを付けて欲しいところですが構造上難しいみたいですね。



オリジナルのチューブチャートです。




良い状態をキープした初期物のFender Reverb Unitです。

フルチューブ・リヴァーブならではのリッチ&ディープなリヴァーブがたまりません。

サーフミュージック、ロカビリーはもちろん、いろいろな場面で活躍する名機です。

初年度でここまで初期シリアルの個体はなかなか見つかりません。

お探しの方はこの機会に是非!


hiroggy
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