Bruno 2001年製 Underground 30 Combo 2x12" | HOWL GUITARS
2016年04月07日 17時23分03秒

Bruno 2001年製 Underground 30 Combo 2x12"

テーマ:Amplifier
ナマステー

HOWL GUITARSのhiroggyです。

前年のブログに続きイントロ文で、インド一人旅の中で起きた事などを面白おかしく文章に表してみようと思います。旅の供に持って行った小説が村上春樹氏の小説だったので、ちょっとハルキノベル風旅行記にトライしています(笑)

最初の滞在地、ゴアでのアレコレ。

楽器説明文と写真だけ見たい人はサーとスクロールダウンしちゃって下さいヾ( ´ー`)


インド旅行記 (7) ゴア編 「さよならビーチライフ」

夕飯の時間。僕はせっかくゴアに来てまだ地魚のグリルを食べていない。北海道の小樽まで行って海鮮丼を食べていないような不安定な気分になってしまった。昨夜のドラ息子食堂付近のレストランが立ち並ぶあたりによさそうなレストランがあったことを思い出して、ちょっと奮発してフィッシュレストランにでも行くことにした。そのレストランは日本のレッドロブスターレストラン的な北米漁師風の内装で、カンドリム通りに面したテラス席に腰を下ろしてまずはビールを飲みながら外を眺めた。目の前の道をうすのろと歩く10頭くらいの牛の集団が交通渋滞をひどくしていた。インド人はさすが牛を神聖視しているから、牛の集団にクラクションをビービー鳴らすくらいで、叩いたり蹴ったりして無理やり移動させることはしないようだ。これが見ていると結構おもしろくて、笑ってしまう。ある一頭は歩くのを諦めて道路上に横たわって、その後ろにはやれやれと首をふるタクシーの運転手がいた。リクシャーやバイクなら小回りが利くから迂回できるが、バンタクシーではなかなか抜け出せられない。右も左も後ろも渋滞でにっちもさっちもきかない状態に陥ってしまった哀れなタクシー。とそれに乗る不運なヨーロッパ系のカップル観光客。僕は彼らがあとどれくらいの時間正気を保っていられるか (つまり牛を蹴飛ばさないか) ちょっと気になってしばらく見ていたが、僕がメニューに気を取られている間にタクシーはいなくなっていた。

本日の魚のグリルは時価となっていたので店員に聞いてみると、1500~2500ルピーと答えが返ってきた。僕は値段を聞いて完璧に魚のグリルを食べる気を失ってしまった。日本円にすると3000円をこえる。そんな高いの?ここインドだぜ。アラビア海の魚はプレミアでもついているのか。それとも観光客価格でふっかけているのか。とにかくオーヴァーバジェットだ。僕はラムのキーマカレーとジーラライスをオーダーした。北海道まで行って海鮮丼を食べずにジンギスカンを食べるのと一緒だ。当初の目的は達成できないが、僕の中の大蔵省大臣が許可ハンコを押してくれない。
インドのレストランはたいてい一品一品のヴォリュームが多い。単身旅行者には一品食べきるのがやっとだ。だからこそ失敗したくない。幸いここのレストランのラムキーマカレーは絶品だった。やはりキーマカレーは羊に限る。ミンチ肉は手切りのようで、これがとても食べ応えがあって美味かった。ミンチマシンで練るように細かくしてしまってはこうはならないだろう。日本に帰ったらこのレシピをコピーすることにする。とても手間がかかるけど、この美味しさにありつくためだったら苦ではない。

僕の食事が済んだ頃にレストラン内でドレッドヘアの若者がDJをし始めた。自分の曲なのだろうか、訛りの強いインド英語で作曲秘話を話した後に電子打ち込みの安っぽい音楽が流れ、そのオケに合わせてひどく音程のずれたハイヴォイスで歌っている。僕は賞味期限過ぎのババロアをデザートに食べてしまったような気分がしてきたので、あわてるように会計を済ませて外に出た。

ゲストハウスに戻ってバルコニーの椅子に座ってヴォッカをちびちび飲みながら明日の予定を立てる。この二日間でビーチライフは十分満喫できた。とても満足だ。明日からはタフなインドの旅を始める。
さよならビーチライフ、こんにちはタフジャーニー。
ゲストハウスの壁にはヤモリが数匹はっていて、捕まえてみようと思って近づくと目にも止まらない早さで逃げていった。

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それでは本題の楽器紹介へ移ります。

今回ご紹介するアンプは

Bruno 2001年製 Underground 30 Combo 2x12"



アメリカのブティックアンプ界でもかなりの好評を得ているBRUNO。

特にUnderground 30はフラッグシップモデルとして一番の人気を持っているモデルであります。

オールドのVOX AC30のハーモニクスとオールドFender Ampのパンチ感を併せ持つ驚異のレスポンスが特徴で、アメリカのGuitar Player Magazine誌の97年BEST GEAR AWARD(最優秀賞)を受賞したモデルです。

近年では「Bruno x Vox」のコラボレーションアンプ Vox TB35C1 & TB35C2を発表している点から考えてもBrunoのEL84 Vox系 Ampに対する強い拘りを感じさせてくれます。

この個体は正規輸入品の100V日本仕様。キャビネットにはソリッドのパイン材が使われた高級仕様。そしてTony Bruno直筆サイン入り。

当然の事ながら、Point-To-Point ハンドワイアリングで結線された高級ブティックアンプです。

それでは、お写真を公開いたします。



フロントコントロールパネルです。



左から Normal Input / Bright Input / Normal 1 Vol / Bright 2 Vol / Treble / Bass / Presence のレイアウトになっています。

特徴的なのはチャンネルごとに効くEQが違うところです。

Normal Input = Normal 1 Vol + Presence

Bright Input = Bright 2 Vol + Treble + Bass + Presence



コントロールパネル右側です。



back viewです。美品です。



バックパネルの画像です。



正規輸入品100V仕様のステッカー。



Tony Bruno氏のサイン。



Celestion Vintage Series G12H 30W 70th Anniversary Special Editionスピーカーを2発搭載。



ソリッドパインのキャビネットにTony Bruno氏のサインが書いてあります。



取り外したシャーシです。



Bruno Ampオリジナルのパワートランスです。2001年2月のデイト。



Bruno Ampオリジナルのアウトプットトランスです。2001年2月のデイト。



チョークトランスです。



シャーシ内部です。Point-To-Point ハンドワイアリングで結線されております。



シャーシ内部左側です。カップリングコンデンサーにはSprague Orange Dropがメインに使われています。



シャーシ内部右側です。綺麗に配線、結線されています。



前オーナー様ハンドメイドのアンプカヴァーが付属致します。大切に保管されていたアンプです。




シンプルなコントロールとストレートな音色を持った一台です。

EL84パワー管のキメ細かく上質なチューブサウンドが堪能できます。

レスポンスはとてもセンシティブで、ピッキングニュアンスがそのまま出音されます。

マスターヴォリュームなしの直球型ブティックアンプ。

お探しの方はこの機会に是非。


hiroggy
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