Callaham 1996年製 EL-84V Head [Rare Gold Finish] | HOWL GUITARS
2016年02月11日 16時28分57秒

Callaham 1996年製 EL-84V Head [Rare Gold Finish]

テーマ: Amplifier
ナマステー

HOWL GUITARSのhiroggyです。

前年のブログに続きイントロ文で、インド一人旅の中で起きた事などを面白おかしく文章に表してみようと思います。旅の供に持って行った小説が村上春樹氏の小説だったので、ちょっとハルキノベル風旅行記にトライしています(笑)

最初の滞在地、ゴアでのアレコレ。

楽器説明文と写真だけ見たい人はサーとスクロールダウンしちゃって下さいヾ( ´ー`)


インド旅行記 (7) ゴア編 「スパイス、ヴォッカ、そしてサンダル」

昨夜は暗くて気づかなかったが、さらに先にもう一軒別のスーパーマーケットがあったのでそちらへ行ってみる。僕は寄り道が好きだ。スーパーマーケット探検隊。だいたい昨夜のスーパーと同じようにアルコールコーナーまで順に巡って、スパイスコーナーで気になるスパイスミックスパックをいくつか見つけた。どれもGOAN SPICE MIX、つまりゴア風カレー用スパイスミックスだ。どれがいいのだろうか迷ったのでそこらへんをモップがけしている素朴なインドのお母さん風の女性に声をかけて 「あなたがいつも家庭で使っているのはどれですか?」 と聞いてみた。彼女はちょっとマンボウみたいに唇をすぼめて考えたのち一番真っ赤な色したスパイスミックスを選んでくれた。インドママが選んでくれたのだ、間違いはない。そのスパイスミックスとキングフィッシャーの缶ビールを買った。どうやらインドのスーパーマーケットで細かいコインのお釣りが返ってくることは無いようで、レジのおねえさんはとてもにこやかに僕にだいたいお釣り同等価格のチューインガムを手渡した。

外に出て正午の突き刺さるような陽光の下、そこらへんの椰子の木の下に腰を下ろして缶ビールを飲んだ。暑い日に外で飲むビールはやっぱり美味い。気持ちよくなったところでスミノフブラックラベルが置いてあるスーパーマーケットまで戻って、また入り口で荷物を預けて今回は寄り道はせずにアルコールコーナーまで進んだ。
スミノフブラックは僕が昨夜置いた奥まった位置にきちんと置いてあった。多分あれから一度も触られていない、写真で切り取られたように同じただずまいだ。迷うことなくスミノフブラックを手に取りもう一度ボトルの隅々まで眺めて、買った。
こうして僕にはインド滞在初日にして宿命的に消耗されていく心強い相棒ができた。この先の旅中に何があろうと問題ない、スミノフブラックがついてる。ジョニーウォーカーよりも即効性があって、それでいて優しい。なにより深いテイストが素晴らしい。こんにちはスミノフブラック、さようならジョニーウォーカー。

サンダルを買うためにまた露店をいくつかまわってみた。深緑色の革のサンダルが結構気に入ったので買うことにした。600ルピーと少し高めだ。
「このサンダルはメイド・イン・インディアかな?」 僕は店員に聞いた。
「もちろん、正真正銘のメイド・イン・インディアさ!ぼくのトモダチが作ってるんだ!」
僕は頷いて、試しに履かせてもらった。少しサイズが小さいのでもうワンサイズ上の同色が在庫してあるか彼に尋ねてみると、彼は春の軽井沢高原の残雪みたいに埃が積もったダンボールを取り出してきて中身をゴソゴソとかき回した後に、首を横に振って
「ないね。それが一番大きなサイズだ。他の色ならある」 と言う。僕はサンダルを履いたまま少し店内を歩き回って確かめた。サンダルのサイズが少し小さいからって歩けないわけじゃない。イングリッシュ・ブレックファストにブラックプディングがついてるかついていないかくらいの違いだ。
「他の色じゃダメなんだ。この色にしか興味がない。200ルピーなら買いたいな」 僕は値段交渉を始めた。最初彼は、もう今日は店じまいだから帰ってくれと言わんばかりの態度だったけれど、なんとかお互いハッピーに400ルピーで握手した。買ってその場で履いたまま僕は店を後にした。クッション性の乏しさはビートルブーツに負けず劣らず。いいのだ、壊れにくい機能性重視の日本の軽自動車に乗るより、幌から雨漏りしてエアコン不能で更にスピードメーターは高速道路でも常に0km/hを示すシシリーレモン色のフィアット・バルケッタに乗る。僕はどうやらそういう人間だ。

次項に続く→

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では本題の楽器紹介へ移ります。

今回ご紹介するブティックアンプは

Callaham 1996年製 EL-84V Head Amp [Rare Gold Finish]



幻と言われているCallaham Ampの特注オーダー品。

当店にはEL-84R Green Tolexに続き2台目の入荷です。

現在アンプの製作は行っておらず、レアなCallaham Guitarよりも更にレアです。

レスポンスの良さ、音のクオリティーの高さ、シンプルながら幅広いEQ可変幅の機能性の良さから数多くのプロミュージシャンのレコーディングに使用されている名器です。

大量生産されるアンプとは真逆の完全ハンドメイドだという事がこれでもかと言うほどわかる完成度を誇り、今でもCallaham Ampを求めるミュージシャンが多いのは頷けます。

Callaham Ampの中でも特に人気の高いEL-84仕様のアンプでTrainwreck Rocketを再現した個体

故ケン・フィッシャーの製作したTrainwreckは現在、Dumbleと並び天文学的価格のアンプとなってしまいました。海外では300万円以上の価格で売られております

そのTrainwreckに一番近いアンプがCallaham Ampという事です。

因にCallaham AmpのラインナップとTrainwreckの主なラインナップは下記の通り

Trainwreck Express ー Callaham EL-34

Trainwreck Liverpool ー Callaham EL-84R

Trainwreck Rocket ー Callaham EL-84V

多くのCallaham Ampはハードウッドキャビ仕様ですが、この個体はメタリックゴールド仕様の超レアもの。

EL-84Vのみ整流部はオプションではなくGZ34整流管のみの設定です。

今回入荷した個体は殆ど使用感のないブランドニューコンディションになります。
20年前に製造されたと考えると本当に綺麗に保管されてきたのだと思います。

それではお写真公開!



トップのフレイムメイプルがオシャレなアクセントになっています。美しいですね。



コントロール部の左側です。EL-84Vだけ他のモデルよりコントロールが一つ少なくツマミ4個です。



コントロール部の右側です。プレキシコントロールプレートにCallaham Logoです。Callaham Logoの下の回路図のプリント?は今気づいたのですがEF86の回路図かな?でもCallahamでEF86を使用したモデルってないんだけどなーなんて思ったりして、、、



バックビューです。コンパクトな空間にトランスやチューブなどが綺麗に配列されています。



バックパネルの左側です。電源ケーブルとヒューズ、インピーダンスセレクターとスピーカーアウトが確認できます。



バックパネルの右側です。お決まりの注意書きです。



Wood Cabinet内の画像です。内側にも若干GoldのFinishが施されております。



取り出したシャーシの画像です。前回入荷の個体はシャーシにも塗装されていましたが今回入荷した個体は剥き出しのままのシルバーです。



オリジナルの電源トランスです。



オリジナルの出力トランスです。



GZ34 整流管とEL84 x4 パワー管です。素晴らしいドライブを奏でてくれます。



ECC83/12ax7 x3 プリ管です。



シャーシ内部の画像です。「何も引かない、何も足さない」って感じでしょうか。



内部配線もEL-84RとEL-84Vは当然ですが若干異なります。サウンドも好みが分かれるでしょう。漠然とした感想ですが、EL-84Vの方がよりVOXに近いニュアンスがします。



電解コンデンサーと大きな抵抗が確認できます。



コントロール部の内側の画像です。



Pot Dateが確認できます。1996年33週目製造のCTS Potです。


以上、如何だったでしょうか?

Only Oneなルックスとサウンドを兼ね合わせたアンプになります。

探されていた方はこの機会に是非!!

お問い合せお待ちしております

Gichi
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