【誰にでも驚くべき潜在成長力がある! ー『如来藏経』のメッセージを読む】第2回 | tapestry ~音と言葉と心象と~

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シンガーソングライターtomyMの音楽と言葉のつづら折り

サングラハ教育・心理研究所
主幹 岡野守也先生による高松日曜講座(12月10日)
  
【誰にでも驚くべき潜在成長力がある!
ー『如来藏経』のメッセージを読む】第2回
 
レビュー&感想です。
「一切衆生悉有仏性(いっさい しゅじょう しつう ぶっしょう)」
 
つまり、
「あなたには仏性がある」
という存在の絶対的肯定。 
 
ここでいう「仏性」とは、
「かけがえのない存在価値」と
私は解釈しています。
 
『如来藏経』(にょらいぞうきょう)は、
存在のすべてにある仏性、
それがどのようなものなのかを
色々なたとえ話で
ひたすらに語っているものです。
 
 
「自らに仏性がある」と自分が思うことは
謙虚を美徳とする日本人には抵抗があるかもしれません。
それは自惚れ、傲慢ではないかと。
 
でも、
「あなたには仏性がある」というのは
謙虚とか傲慢とかそういう人の意識によって
有る無しが左右されるものではなく、
存在しているものすべてに標準装備、
デフォルト、なわけです。
 
自分にはその可能性はない、とするのは、
謙虚、ではなく、誤解です。
あ、だからと言って自らの姿を省みることを
怠っていいというわけではないですが(笑)

でもまぁたとえそんな輩であっても、
そして、誰かにダメ出しされる自分であっても、
また、自分をダメダメだとしか思えない自分であっても、
そんな思いに左右されず、
「あなたには仏性がある」
ということです。
 

前回のレビューでも書きましたが、
これって救いであり、希望だと
しみじみ思います。
   
 
 
ではこの仏性とは何なのか、
なぜすべての存在にそれが
あるといえるのか、
 
 
大乗仏教の思想は
それを懇切丁寧に
説いているのですが、
 
仏教用語は難解だし、
科学至上主義の教育の下、
宗教アレルギーで聞く気も起きない、
という人でも、
 
現代科学の理論と矛盾なく
立証できる大乗仏教の思想体系を
解りやすく解説しているのが
岡野先生の「コスモロジー理論」です。
 
 
来年1月からそのシリーズが始まります。