まったくもって人物がわからない・・・。
イノベーティブ・ワンに紹介されている中嶋氏のインタビューによると,
国際教養大学の教員は,
学生からの評価(スチューデント・エバリュエーション)
ペアレビュー(同僚評価)
上司評価
学長評価
と4つの段階で評価され,
評価結果に応じて,±20%の変動幅の中で新しい年俸が決まる制度を導入しているとのこと。
参考 イノベーティブ・ワン
国際教養大学の教員は,
学生からの評価(スチューデント・エバリュエーション)
ペアレビュー(同僚評価)
上司評価
学長評価
と4つの段階で評価され,
評価結果に応じて,±20%の変動幅の中で新しい年俸が決まる制度を導入しているとのこと。
参考 イノベーティブ・ワン
利益を追求するために,売り上げや契約数などで評価されるなら,非常に客観的ですが,
大学のこの評価制度は疑問ですなぁ。
学生からの評価では,学生に対するゴマすり教員は問題外としても,
教員の専門分野に関する知識は,学生に理解できないことも多々あるかと思います。
学生にどのような質問をしているのかはわかりませんが,
高い専門性を持っている教員が排除される可能性がありますなぁ。
ペアレビューでは,同僚の自由な意見を制限する恐れが高いかと思います。
多数派の意見とは違う意見を主張すれば,同僚からの評価が下がることを心配するのではないかと。
学長はかなりの権限を持っていますから,学長の提案に逆らわない方向に議論は進むことでしょう。
提案内容に学生にとって不利益になるような心配があっても,教員は意見を述べないでしょうなぁ。
会議の場以外で,例えば,教員同士の日常会話で学長の提案に対する心配事を話すだけで,
学長批判となりかねない状況が生じるかと思います。
こうなれば,学長にとっては同僚が互いに監視しあう,
いわば戦時中の隣組に似た状況になることでしょう。
少数意見が排除されるのは,民主主義ではなくファシズムですな。
上司評価・学長評価についてもファシズムの強化につながりそうですなぁ。
大学のこの評価制度は疑問ですなぁ。
学生からの評価では,学生に対するゴマすり教員は問題外としても,
教員の専門分野に関する知識は,学生に理解できないことも多々あるかと思います。
学生にどのような質問をしているのかはわかりませんが,
高い専門性を持っている教員が排除される可能性がありますなぁ。
ペアレビューでは,同僚の自由な意見を制限する恐れが高いかと思います。
多数派の意見とは違う意見を主張すれば,同僚からの評価が下がることを心配するのではないかと。
学長はかなりの権限を持っていますから,学長の提案に逆らわない方向に議論は進むことでしょう。
提案内容に学生にとって不利益になるような心配があっても,教員は意見を述べないでしょうなぁ。
会議の場以外で,例えば,教員同士の日常会話で学長の提案に対する心配事を話すだけで,
学長批判となりかねない状況が生じるかと思います。
こうなれば,学長にとっては同僚が互いに監視しあう,
いわば戦時中の隣組に似た状況になることでしょう。
少数意見が排除されるのは,民主主義ではなくファシズムですな。
上司評価・学長評価についてもファシズムの強化につながりそうですなぁ。
利潤に追求ではない教育の場では,このような評価方法では意味をなさないかと思います。
参考までに,中嶋氏は多数の本を出版しております。
『日本にアジア戦略はあるのか――幻想の中国・有事の極東』(PHP研究所, 1996年)
は,岡崎久彦氏との共著ですが,
岡崎氏は新しい歴史教科書をつくる会の賛同者です。
『日本にアジア戦略はあるのか――幻想の中国・有事の極東』(PHP研究所, 1996年)
は,岡崎久彦氏との共著ですが,
岡崎氏は新しい歴史教科書をつくる会の賛同者です。
また,2000年以降,古森義久氏との共著が多いのですが,
古森氏は,このような記事を紹介した人物のようですなぁ。
古森氏は,このような記事を紹介した人物のようですなぁ。
ハリケーンカトリーナ報道
2005年8月末、アメリカ合衆国南部を襲ったハリケーン・カトリーナの被災地について、
『こうした略奪を働く人間たちのほぼ100パーセントが黒人なのである。
テレビの映像や新聞の写真でみる限り、略奪者はみなアフリカ系市民、つまり黒人だった。
この事実は現地からの他の一部の報道でも裏づけられていた』、
『それにしても略奪者は100パーセント黒人なのである』
(平常時には隠れていた人種問題が浮き彫りに)と断定した。
しかし、白人による略奪はテレビでも報道されており、古森の発言は事実と異なる。
引用 古森義久
2005年8月末、アメリカ合衆国南部を襲ったハリケーン・カトリーナの被災地について、
『こうした略奪を働く人間たちのほぼ100パーセントが黒人なのである。
テレビの映像や新聞の写真でみる限り、略奪者はみなアフリカ系市民、つまり黒人だった。
この事実は現地からの他の一部の報道でも裏づけられていた』、
『それにしても略奪者は100パーセント黒人なのである』
(平常時には隠れていた人種問題が浮き彫りに)と断定した。
しかし、白人による略奪はテレビでも報道されており、古森の発言は事実と異なる。
引用 古森義久
古森氏は,人種差別をあおるような偏向的主観の持ち主のようです。
類は友を呼ぶとはよく言ったものです。
共著で出版するにしても,相方がこのような人物ということから,
中嶋氏も彼らに近い考えを持つ人物なのかも知れませんなぁ。
共著で出版するにしても,相方がこのような人物ということから,
中嶋氏も彼らに近い考えを持つ人物なのかも知れませんなぁ。
【義家弘介】 横浜市教育委員会教育委員、東北福祉大学特任講師
言わずと知れたヤンキー先生。氏の活躍がドラマになったり,再生会議の委員の中では最も知名度のある方の1人ですな。
知らない方は,こちらを参考に。
先日の福岡県で中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題の調査のために,
文科省・小渕優子政務官とともに遺族から事情を聴くなど,精力的な活動を行っていますなぁ。
ただ,メディアに質問されて遺族が答えている内容を改めて質問するなど,
遺族に対する無神経さを疑ってしまいました。
再生会議の委員としては,まだ35歳という点で,経験不足かと心配しております。
文科省・小渕優子政務官とともに遺族から事情を聴くなど,精力的な活動を行っていますなぁ。
ただ,メディアに質問されて遺族が答えている内容を改めて質問するなど,
遺族に対する無神経さを疑ってしまいました。
再生会議の委員としては,まだ35歳という点で,経験不足かと心配しております。
ところで,産経新聞では次のような記事が紹介されていました。
最も波紋を呼んでいる人選が、
事務方の教育再生会議担当室長も兼任する「ヤンキー先生」こと義家弘介横浜市教育委員だ。
義家氏は共産党機関紙「しんぶん赤旗」のインタビューで教育基本法改正に疑問を表明。
雑誌「世界」の反国旗・国歌特集にエッセーを寄せている。
自衛隊のイラク撤退を求める声明の賛同者にも名を連ねた。
<産経新聞>10/16 08:39
引用 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/23462
事務方の教育再生会議担当室長も兼任する「ヤンキー先生」こと義家弘介横浜市教育委員だ。
義家氏は共産党機関紙「しんぶん赤旗」のインタビューで教育基本法改正に疑問を表明。
雑誌「世界」の反国旗・国歌特集にエッセーを寄せている。
自衛隊のイラク撤退を求める声明の賛同者にも名を連ねた。
<産経新聞>10/16 08:39
引用 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/23462
左派「しんぶん赤旗」「世界」へインタビューやエッセーを寄せているとなれば,
右派の産経としては静観できませんなぁ。
右派の産経としては静観できませんなぁ。
義家氏は10月18日の第1回教育再生会議において,
「地方分権により各地方に任されるようになったが,
教育委員会が責任を果たしていない実態がある。その改革が必要。」
と語っておりますが,
教育委員会の変え方によっては,教育問題をより深刻なものにする可能性があります。
委員の中に門川大作 京都市教育委員会教育長がおり,
おそらくは理想的な教育行政のあり方のように京都の実践を報告してくるでしょうから,
若いゆえにだまされてしまいそうで心配ですなぁ。
「地方分権により各地方に任されるようになったが,
教育委員会が責任を果たしていない実態がある。その改革が必要。」
と語っておりますが,
教育委員会の変え方によっては,教育問題をより深刻なものにする可能性があります。
委員の中に門川大作 京都市教育委員会教育長がおり,
おそらくは理想的な教育行政のあり方のように京都の実践を報告してくるでしょうから,
若いゆえにだまされてしまいそうで心配ですなぁ。
義家氏に関しては,現状では大きな問題点は見当たらないようですな。