安倍元総理暗殺事件とトランプ暗殺未遂事件の違い | 鳳山雑記帳アメブロ版

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 2024年7月14日(現地時間で7月13日)、演説中のトランプ前大統領をテロリストが銃撃した暗殺未遂事件は世界に衝撃を与えたと思います。この事件を安倍さん暗殺事件と似ていると言っている人が多いですが、私は似て非なるものだと思います。この事件に関連して元陸上自衛隊レンジャー部隊隊員の方がYOUTUBEに動画を上げていらしたんですが、私も全く同感でした。

 

 彼が言うには、アメリカの警備は要人が撃たれることを前提にして動いているそうです。アメリカのシークレットサービスは6000人規模で日本とは桁違い。しかも日本の場合、総理など要人は例外かもしれませんが、ほとんどの場合一般の警察官が警備にあたっています。

 

 ですから、対テロ訓練も行っていない日本の警察はいざというとき敏速に動けないし警備者本人も「まさかここで銃撃事件は起こらないだろう」と油断しきっているそうです。一方、アメリカは警備のプロ(シークレットサービス)が最大限の警戒を行っているので、発砲音が聞こえたと同時に要人を庇い盾になるし、別の部隊は発射した犯人を即座に発見して拘束したり緊急時には射殺するそうです。また要人が撃たれた時の対処法も徹底的にマニュアル化され救急車も即座に呼べるし場合によってはドクターヘリを呼ぶケースも想定されています。テロリストが複数犯の可能性も想定し、防弾を施された大統領専用車で運ぶのが一般的なんでしょうが。

 

 今回のトランプ氏暗殺未遂事件でもシークレットサービスは即座に動いていましたよね。これを安倍さんの事件と比べたとき、日本の警察のあまりのお粗末な動きに呆れ果てました。昔レーガン大統領がテロリストに銃撃された時の動画を見たことがあるのですが、あの時もシークレットサービスの動きは見事でした。あれが日本ならレーガン大統領は確実に殺されていたでしょう。

 

 銃社会で警察も常に緊張状態で動いているアメリカと違い、いかに日本が平和ボケか分かります。おそらく安倍さん暗殺事件の後も政府や警察は警備体制を抜本的に変えたという話を聞いたことがありません。緊急時のマニュアルくらいは作成したでしょうが、警察の特殊部隊が警護に当たるなどという話は聞いたことがありません。

 

 元陸自レンジャーの人は、警察で警備できなければ陸自の特殊作戦群などから抜擢してシークレットサービス相当の部隊を作るべきではないかと指摘していました。もちろんライフルで武装し、いつでもテロリストを射殺できる態勢であることは言うまでもありません。そうするには法改正も必要でしょうが、岸田政権にそういった危機感は全く見えません。テロリズムは民主主義の根幹を揺るがす暴挙です。絶対に許してはいけないし、テロリストに関しては射殺も視野に入れて警備をすべきではないでしょうか?

 

 私はトランプさんを即座に守ったシークレットサービスの迅速な動き、事の是非はともかくとして犯人を即座に射殺した判断は正しかったと思いますね。山上もあの時射殺していれば現在の政治の混迷も無かったような気がするんですよ。そもそも安倍さん暗殺と直接関係ない統一教会問題ばかり報じたマスゴミは異常です。だから陰謀論が入り込む余地があるんです。

 

 その統一教会ですらいまだに潰せないのはどういうことか?呆れ果てます。統一教会のような邪教は有無を言わさず潰すべきでしょう。安倍さんとは関係なく。統一教会は韓国そのものなんですから、韓国との断交もすべきだと思いますよ。ネット上で壺壺騒いでいる連中は、在日なんでしょうか?あまりに騒ぐと自分たちの祖国である韓国へ対する日本人の憎悪が激しくなるのに気付いていなさそうですね。馬鹿ですから。

 

 ともかく平和ボケ日本と常に銃の危険性を認識しているアメリカの要人警護の違いが今回のトランプ暗殺未遂事件で浮き彫りになりました。皆さんは日本の要人警護、どのようにすべきだと思われますか?