昨晩、「田辺鶴瑛の介護講談」完成披露試写会に参加して、
久しぶりにこの作品をじっくりと見ながら、
私は、自然にどうして
明日は我が身だ!ストップ・ザ・介護殺人! 「介護講談」上映&講演&シンポジ
というイベントを企画したのか?
という問いかけを自分に対して投げかけ続けていました。
そして甦ってきたのです…
7月3日に放映されたNHKスペシャル 私は家族を殺した"介護殺人"当事者たちの告白
という番組を見た時の思いが…。
この番組の中で私が最も魂を揺さぶられたのは、実際に愛する妻を、愛する母を自分の手で殺してしまった夫と息子が、その時の自分の状況と経緯を、語っていたその姿でした。
彼らは、物凄い葛藤の中で、あえて、自分に起きた出来事をインタビューに応えて語っていました。
その理由は、彼らの
「自分たちが味わっているような地獄に、ほかの人が陥らないで欲しい。その助けになれば…」
という願いからだと私には感じられたのです。
その彼らの願いと祈りが私の魂に響き渡った時に、
「彼らの勇気ある行動を知った私に何ができるだろうか?」という問いかけが
私の中に生まれました。
自分自身の苦悩を、救われない、癒されない悲しみを、敢えて人のために晒した彼らの魂に、私はどうしたら応えらるのだろうか?
そう問いかけ続けていたら、浮かんでしまったのです。
という言葉が…。
あの番組で取材を受けた当事者たちの勇気への私からの魂のラブレター…
彼らの魂への捧げもの、鎮魂のメッセージ…
それがこのイベントの正体だったのです。
彼らの勇気を目撃した私は、刺激的でおそらく多くの人が引いてしまう
「明日は我が身だ!」
というコトバを削る気には、どうしてもなれなかったです。
そ・し・て六月に見た
の上映をその場でやろう!
とすぐに決意しました。
この私のコトバに響かれた方は、どうかこの番組を見てください。
すでに見た方も、もしよろしければ、もう一度味わいながら見て欲しい。
9月22日このイベントに来られる方も、そうでない方も…。
下記リンクをクリックすると番組の映像が見れます!
合掌