読まなければ良かったな・・・。
- 著者: 金原 ひとみ
- タイトル: アッシュベイビー
↑「蛇にピアス」で芥川賞を取った作者の2作目。
ネタばれで恐縮なんですが、このストーリーに乳児へ性的虐待を加える男性が登場します。
これ読み始めたら考え過ぎて眠れなくなっちゃいました。
最近、本当に子供への(性的)虐待が多いですよね。
毎月のように目にする記事に嫌悪感を抱いていましたが、特に子供を持ってからはふつふつと芯から怒りが沸き起こり、体が震えるような、吐き気を伴うものを感じるようになりました。
こういう特殊な趣味、いや病気をもつ男性の気持ちなんか全然分からないし分かりたくもないんですが、
こういう類のものを目にすることで助長されることって無いんでしょうか?
眠っていたものが目覚めるというか・・・・。
もし自分の子供が被害者になってしまったら・・・・と考え出したら眠れなくなります。
子供が大きくなるにつれ行動範囲も広がるし、24時間つきっきりでいる訳にもいかないし。
虐待ほど深刻じゃなくても女の子なら痴漢にあったりする事もありますもんね。
何事も無く育つのが奇跡なのでは?って思ってしまいます。
私も親になったって事なんでしょうね。