ワン・ツー ・ワン・ツー

ワン・ツー ・ワン・ツー

しあわせは 歩いてこない

だから歩いて ゆくんだね...


  (三百六十五歩のマーチより)


時は昭和40年代


高度経済成長の時流にマッチした

この力強い水前寺清子さんの

歌声に後押しされながら、


誰もが明るい未来に希望を抱き、

21世紀に向かって歩んでいた頃、


私達も、

市内で最も歴史あるN小学校で

楽しい学校生活を送っていました。



しかしながら、

急激な児童数増加の為

6年生への進級と共に、


北部から通っていた私達は

新設されたk小学校へと

移ることになったのです。





昭和47年4月1日


k小学校開校

教職員18名 児童458名 13学級




K小       

  1組担任     女性Kt先生 

  2組担任 男性Kt先生

Keyaki         k小校木 k



校木となった欅の学舎で、


Ktコンビの2人の先生


当時の教育委員会と

 A校長先生は、


なんて素敵な考えを

思いついたのでしょう。





「学舎は光に映えて朝の富士」

k小の校門を出て、真っ直ぐ目を上げたところに美しい富士山が見えます。

清らかなその山の頂上を見ると、ちょうどみなさんがこれから一歩一歩のぼりつめていく将来への道程を感じます...

T先生



初冬の空に遠く富士山が目の高さに眺められる。美しく冠雪した富士山を理科室で見つけて、みんな喜んだ。北西の窓からは、冬木立ちのかなたに、秩父、赤城の山々も澄んだ空に美しい...

O先生



開校記念樹に植樹した

ケヤキの梢に筑波をのぞみ

北には雪景あざやかに男体山を見はるかす。

この学舎の窓と窓

あなたの君の思い出が、私の記憶にきざまれて、今一項くらんとす。

四階西の理科室の、窓にのぞめば一望に、秩父連峰つらなりて、

雲取山のいただきの、雪あざやかに映えわたる...

I先生






四月八日、春とはいえ肌寒い始業式でした。N小の裏庭で、k小の第一歩が踏みだされ、皆さんの担任としての生活が始まったのです。

そこぬけに明るく、よくシャレを言っては笑わせる明るいクラスでした。

新校舎の移転も三階まで何度も何度も運び上げた重い机、椅子、足がくたくたになっても不平を言わず、新しい学校の希望にもえて、良く働きました...

これからの中学生活の中にも、もっともっと色々な出来事に打ちあたる事があります。そんな時、きっと皆さんは、今のようにくじけることなく、お互いに助け合って行く事が出来ると思います。

良き友を得て大きく伸びて下さい

61組担任 Kt先生)




けやき 卒業文集より 一部掲載させて頂きました。




自然豊かな北本の

このケヤキの学舎で


小学校生活最後の一年間を

送る事が出来た私達は、

幸せでした。




昭和47年の春


4月8日、N小の校舎裏庭で、

始業式が挙行されました。


4月15日、5年間通い慣れた小学校、

そして共に過ごしたN小の友達と別れ、


4月17日、新校舎へ移転しました。




N小からの移転で、

一つ一つ机や椅子を

汗を流しながら階段で運び、



切り株や石ころがいくつも

転がっている荒れ果てた

校庭を整備し、



又、教職員、生徒が一丸となっての

開校第一回運動会の挙行、



開校記念植樹式挙行、

校内マラソン大会等を通じ



私達卒業生64名は

k小第一期生としての

自身と誇りを持って


卒業したのでした。



最後に私達6年2組の

担任であった男性Kt先生から

贈られた言葉を掲載させて頂きます。





...あと、二十八年経ちますと、二十一世紀になります。二十一世紀の世界はどうなっているのでしょうか。今のS.F小説のようになっているかもしれません。

あるいは今全く考えもしなかった発展をしているかもしれません。

二十一世紀の主役は誰でしょう。

二十一世紀の主役は君達なのです。

住み良い社会になるか、人が住めないような社会になるのかは、君たち次第なのです。成長するにしたがって、沢山の困難な問題に出合うでしょう。

その問題を避けないでください。

平和で住みよい社会になるよう、強く生きてください。」

62組 担任Kt先生

の贈る言葉より






 

K小 第51期卒業生の皆様


そしてこの春卒業

並びに卒業された皆様


ご卒業おめでとうございます。



北本市立k小学校 第一期卒業生

子供安全見守りたい代表(自称)

            松村放聲










気がついたら50年という歳月が流れ、私の記憶に間違いがあるかも知れません。


もしかしたら、夢の中の物語だったのかも知れません。



あの野ウサギは沢山の

子供たちを産んだのだろうか🐇



同じ時を過ごしたあの時の皆は、

今も元気にしているのだろうか



未だ12歳だった私達が



思い出と未来への夢を詰め込んだ


タイムカプセル



あの欅の木の根本に埋めた 



64個のタイムカプセルは、



確かに未だ



あの場所に



眠っているはずなのですが...




参考文献 

昭和47年度 

k小卒業記念文集 「けやき」

 

一部、抜粋し引用しました。


「思いでは消え去らぬ間に」

 清酒時男氏著書のタイトルを 

     お借りしました。







冬眠している間に




季節は






移り変わり








春になっていたのですね〜。






テルちゃんからのお便りです。

頂いたまま失礼致しました。
遠くからの見守り、いつもありがとうございます。











子供安全見守りたい


復活したよ〜。ウインク


春休み?



それより何より

仕事に復帰しなくては。😰



身体が〜



まだ〜