動物に癒しを求める・・・。
気持ちは理解できますが少し違う気がします。
この一年の間に16年間と18年間近く一緒に暮らした
ワンちゃんとお別れをしました。
大変癒された毎日の十何年間でしたが
この子達に癒しを求めた事は一度もありませんでした。
短い人生をいかに楽しく幸せに暮らさせてやる事ができるか
その事だけを考えて一緒に生活をしてきました。
その結果私達に癒しを知らぬ間に与えてくれていたと気づきました。
癒しを求めて買ったけれど手がかかるから
言う事を聞かないから
吠えて近所迷惑だから
理由は色々だが引き取り手がなく殺処分される子がどれほどいる事か・・・。
先月、インドのオリの中に50年間監禁され、虐待を受けていた像が
野生動物保護団体に救出された。
痩せ細った像は助けられた時、
幾筋もの涙を流していたという。
言葉を話せない動物にも感情はある事を忘れてはならない。
飼い主は、責任を持ってペットを看取る心構えでいてほしい。
そして癒しを求めるのではなくまず与えてあげてほしい。
必ずあなたにも与えてくれるから。