2014年04月14日

サヨナラだけは純粋だ

テーマ:上京後
旅→帰国→退職→転職…と、毎日チャンネルが変わるようなめまぐるしさで、自分を見失いそうになっておりますので、ブログでも書いて落ち着きを取り戻したいと思います(笑)。

昔の旅友達が、旅先でノートに書いてくれたこの(表題の)言葉が、わたしは好きです。
見てのとおり、井伏鱒二訳「勧酒」の一節「サヨナラだけが人生だ」をもじったものですが、意外とこっちのパロディの方が、わたしにはしっくり来ます。

先日、とうとう退職日を迎えました。
東南アジアの旅から帰ったその足で最後の出社をするという、相変わらずのいい加減さでした(汗)。
半分近く残っていた片づけや、PC内の整理などを淡々とこなしつつも、旅先では―それこそ、成田に着くまでは、退職のことも、次のことも、すべて他人事であるかのように感じていたので、ちょっとした浦島太郎状態で、どこかふわふわした心持でした。
絶対に無理と思っていた片付けも何とか終わり(自宅同様、デスクにめっちゃ物と書類があふれていたのです)、何事も、終わるときはあっさりと終わっていくもんだなあ…と思いました。

しかし、その後、盛大な送別会を開いていただきまして、仕事場でのわたしは普段以上に寡黙でものすごーく愛想のない人間だったのですが、そんなわたしにも、過大なプレゼント(何と、テレビをいただいたのだ!)や温かいメッセージが贈られ、朝まで付き合ってくれる人たちもいて、何だかもう骨抜きになりそうなほど、感激してしまったのでした。
記憶にある限り、こんなにちゃんとした送別会は人生において初めてだったと思います。

どんなときでも、物事の終わり・立ち去る場所はいつも別離の瞬間、いまわの際に輝くもので、それは、単純に感傷でしかないのかもしれないけれど、一方で、最後だからこそ、余計なものがリセットされて初めて見える本当の姿というものも、あるのかもしれません。
寂しいけれど温かい、それが”サヨナラの純粋さ”なのではないかと思います。純粋ゆえに、痛みも伴うのでしょうが…。

これからもずっと、サヨナラは繰り返され、そうやって自分の命もいつの間にやら終わっていくのでしょう。本家本元の「サヨナラだけが人生だ」もまた、真実ですものね。
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2014年03月26日

二人のTK

テーマ:偏愛
TM NETWORKだけ聴いていれば基本的にはOKだけど、やっぱり小室哲哉ワークも気になってしまうのは、ファンとして自然な流れというもの。
自分の中でのブームはすでに去りつつありますが(今はtrfに移ってしまいました)、もう1人の(?)TKこと華原朋美について、急に語ってみたいと思います(笑)。
最近は竹田氏とのあれこれですっかり評判を落としつつあるようで…。しかし、元々彼女に“いい人”のイメージを抱く方が間違っているんじゃないかと思います。無邪気ではあるかもしれませんが、それといい人とは別物。その無邪気さの中には毒気もしっかり含まれており、よくも悪くもそこが魅力でもあるのではないでしょうか。

小室ファミリーの歌い手の中では、昔は歌もキャラもKEIKOの方が好きでしたが、大人になって、“朋ちゃん”の持つある種のドラマ性に惹かれるようになりました。
全盛期の彼女は、ある意味で女子の憧れのひとつの到達点だったと思います。
綺麗だけど親しみやすいビジュアル、当代一のプロデューサーの恋人というポジション、上手くはないけれど個性的な美声。美貌と強運と才能を兼ね備え、女子として最強の立場に上りつめながらも、元B級アイドルという出自の胡散臭さが、純天然のシンデレラではない微妙な陰影を与えていました。
まだ若くモテとは無縁だったわたしは、ぶりっ子という存在をとにかく嫌悪していました。そういう心の狭さがますますモテを遠ざけていたことは云うまでもありません(涙)。しかし、一見ぶりっ子の権化のような朋ちゃん――大人のくせに己を「朋ちゃん」などと呼んでしまうような――に対しては、特段の興味も抱かない代わり、嫌いだとも思いませんでした。
2人で登場した何かの会見で、「朋ちゃん、小室さんのことダイスキよ」と云い放ったのをたまたまテレビで見たことがありました。呆気に取られつつも、こんなにも堂々と恋人への愛を、恋人の目の前で表明できるなんて、何と羨ましいバカさ加減だろうと、目からウロコが落ちたものでした(笑)。そういう戦略とイメージで売っていたことを差し引いても、その無邪気さは実に清々しいと感じたのです。
あのまま結婚して、引退でもしていたら本当に伝説になっていたことでしょう。「I'm Proud」のPVメイキング時のような輝きを保ったまま、幸せになっていたら…と、特にファンでないわたしでも、ふと考えてしまいます。

復帰した今ですらも、「まだまだ未練がありそう」とあまり好意的でなく捉えられているようですが、下世話な外野としては、一歩間違えたらストーカー状態の、呪いにも似た恋愛の影があってこそ目が離せなくなるというものです。
呪われるほど誰かを愛してみたいもんだな…とたまに(遠い目になって)思います。そこまで愛せるならそれは、もはや善悪も、幸不幸も越えた何か…なのかもしれない。まあ、わたしも含めてほとんどの人はそんな思いに耐えられないから、自分の恋愛は置いといて、ドラマや漫画で代用する。実際に朋ちゃんがどう思っているかは知らないけれど、少なからぬ人が、彼女に対して勝手に、呪いのような愛のドラマを感じていて、だからこそ復帰後もそれなりに話題になったりするのではないでしょうか。
ただ、普通の恋愛なら果たしてここまで引きずることはあったのかな、と思います。そこに、“才能”というものが関わっているから、断ち切り難い執着が生まれたのではないかと。自分の才能を認めてくれるのみならず、それを伸ばしてくれる人がいるというのは、得難い幸運です。ましてその人もまた才能にあふれ、自分の人生においてありえないほど輝く時間を与えてくれたら、そこに一生拘泥してしまうのも無理はない…という気がします。
わたしは、「今がいちばんいい」という現在至上主義には少々違和感を覚えます。戻れない過去を取り戻そうとすることは、愚かなこととしてばっさり切られがちですが、それだと、常に人は最高に幸福な状態を更新していかねばなりません。いや、もちろんそうできれば素敵ですよ。でも、アスリートじゃあるまいし、そこまでする必要があるのでしょうか? 少なくともそこまでする義務はないでしょう。昔が輝いているだけでも、わたしの如き虫けらに近い凡人にとっては眩しい限りです。

さて、朋ちゃんは今の方が歌も上手くなったという専らの評価で、確かに安心して聴けますが、昔の不安定な歌声、恐れも不幸も知らないような一途な歌い方には、人の心を掴む何かがありますね。それをかつて、小室さんは「涙腺を刺激する声」と評しましたっけ。
最新のカバーアルバムで歌ったらしい「DEPERTURE」は、絶頂期にもカバーしていますが、このときの動画は何回観ても揺さぶられるものがあります。「あなたが私を選んでくれたから」のところでちょっと涙声なんかになられると、どうしたって2人の背景を想像して胸を突かれます。
小室さんの影を払拭することが、今後の朋ちゃん――歌手としての朋ちゃんに与えられた使命なのかもしれません。いつまでカバーばっかりやるんだ、いい加減I'm Proud以外の歌を歌いなさいよという外野の声もごもっともですが、いっそのこと、徹底して小室さんの歌(過去曲のカバーにしろ、新曲が今後あるにしろ)ばかりを歌い続ける歌手人生でもいいんじゃないかと、無責任に思ったりして…。
すべての小室曲に合うわけではないにしろ、朋ちゃんの声と小室曲の、特にアイドルに提供したようなポップスとの相性はかなりよさそうな気がするんですよね。だから、恋愛関係とかはさすがにもう無くていいので、師匠と弟子みたいな関係で、朋ちゃんは小室サウンドの表現者として、音楽を純粋にやってくれたらいいなあ。
個人的にツボなのは、木根さんが歌う「Close to the night」における、やや主張の強いコーラス。小室さんもコーラスで参加しているんですが、そこが聴きたくてリピートしてしまいます。
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2014年03月18日

いつも心に原宿を☆(Naverまとめ風ショップリスト)

テーマ:かわいいもの
職場が原宿。
思えば、今の会社に就職を決めた大きな理由はこれだったかもしれません。そして、辛い時期でも辞めなかった理由もまた。
残念ながら、仕事の内容はあまり原宿らしくはなかったけれど、ここに身を置き、コンビニに行くような感覚であんな店やこんな店に行ける状況というのは最高に恵まれていました。それに、わたしがどんなにパッパラパーな服装で現れても、まるでお咎めがないという会社の寛大なる環境もプラスされ、二重に恵まれていたと云えましょう。
先日、久々に気分を変えて高円寺や中目黒に行ってみましたが、慣れないせいか、原宿ほどには収穫がなく、やっぱりわたしは原宿の女なんだ! と無駄な拳を固めたことでした。ま、原宿にとってのわたしは、単なるカモですが…(苦笑)。

そんな原宿とも、もう少しでお別れです…って云っても、次の職場も原宿からわりと近いよーな気もするんですけど、これまでみたいに原宿が庭というわけにはいかないし、今よりも服装に厳しそうな会社だから、どうしても遠ざかる感じは拭えません。
そこで、せめてもの慰みとはなむけに、これまで散財してきたお店を、Naverまとめ風に「おもひでの極私的原宿ショップリスト10選!」としてまとめてみたいと思います。


1.ラフォーレ原宿:散財率30%
永遠の原宿代表、わたしにとってはもはや単なる商業施設を超えた聖地です。
今も昔も、好きなお店であふれ返っているラフォーレ。不動の2トップであるJane MarpleとEmily Temple Cuteに、ライチ、WALL、franche lippee、THEATER PRODUCTS、gomme、monomania…最近はVivienne Westwoodもオープンしてますます熱いラインナップに。限定ショップすらもハズレがなく、すでに退店してしまったお店も含めて思い出がいっぱい。いったい、どれほどの献金をしてきたのかと思うと、今さらながら胸熱です(やや涙目)。
忘れてならないのは、Angelic PrettyやAlice and the Piratesなどロリータブランド目白押しのB2F。心と財布のオアシス・SWIMMERも健在で、今でも、年甲斐もなくこのフロアによく現れています…B2Fの妖怪とはわたくしのことです(ウソ)。
これからも、せめて年に2回のグランバザール初日には皆勤したいのですが、どうなることやら。。。

2.MILK:散財率20%
MILKのお客…もとい、優良なカモになって、随分と月日が流れました。プレスの担当の人が代わっても、「誰だよ」とか思われながらも(?)しつこく展示会に足を運んでおります。
MILKの服にはずっと、勇気と幸せをもらってきました。多分、これからももらい続けます。もう次の職場ではド派手な柄のプリント系は着られないかもしれないけれど、どこかに必ずMILKのアイテムを取り入れて、隠れキリシタンならぬ隠れミルキスト(って云うのかね?)として生きていく所存です。

3.6%DOKIDOKI:散財率10%
きゃりーぱみゅぱみゅのブレイクで、原宿の名所にすらなった感がありますが、有名になろうがリニューアルしようが、まったくブレない既定路線はもはやHarajuku伝統芸の域。
いろいろ煮詰まってしまって、カワイイ注射をブチ込みたいときには今もフラフラと迷い込んでしまいます。

4.Paille d'or:散財率10%
頭が寂しくなるたびに(…って、頭髪のことではありません)、フラフラと買い物していました。出勤時はプレーンな頭だったのが、昼休みが終わるとあら不思議、何かが載ってますよ♪てなこともあったような、なかったような…。

5.Romantic Standard:散財率8%
価格帯、デザインともに原宿感満載のお店。
他のお店で買ったものが、ここだともうちょっと安かったのに…!ってこともよくありますので、真っ先に、そしてマメにのぞく必要があるお店です。商品の回転がたいへん早く、いいなと思ったものを買わずにしばらく寝かせてしまうと、跡形もなく消え失せていることもしばしば。
この界隈のショッピングは、G2?→Avangarde→NADIA→そしてここに至るというゴールデンルートがお約束です。

6.Alice Hendry:散財率7%
価格帯的に、そんなに気軽には行けませんが、ここでしか売っていないようなアクセサリーがいろいろあるので、財布の余裕のあるときは、宝物を探しに行くような気持ちで訪れます。今使っているアリスのデコ名刺入れ(とある仕事先で「これまでの人生で見た名刺入れでいちばん凄いです」と云われたこともありました…)もここで買いました。

7.Innocent World:散財率5%
1Fにケバブ屋さんとミニストップの入っている雑居ビルの上に、このクラシック&ヨーロピアンなお店がひっそり存在しているところが、実に原宿らしいです。
ロリータブランドの常識に漏れず、気軽に買える値段ではないため、タイツや靴下をせこせこ買ってばかりいます…。

8.G2?:散財率4%
かわいくてエッジの効いた古着がいろいろ置いてあります。古着はどちらかというと苦手分野(宝物を探し当てるのがヘタなの)ですが、ここは比較的選びやすい気がする…と云いつつも、服より小物を買うことが多いです。1点もののカチューシャとか、ヴィンテージのアクセサリーとか…。

9.Meno:散財率4%
今は亡き?森ガール風のレーシー&アンティークな古着やリメイク服が豊富なお店。ずっとリメイクワンピースを狙っているのですが、値段的になかなか手が出ない…。砂糖菓子系ガーリーブランド「syrup.」のアイテムが充実していたり、オリジナルのタイツがかわいかったりと、古着好きでなくてもチェックしたいものがいろいろ。

10.Cerise:散財率2%
店名が変わる前(「Baby Ribbon」)の方がよく行っていましたが、チラチラと気にしてはおります。店内の雰囲気がむせ返るほどスイートなので、「わたしみたいなむさ苦しい生き物が入っても大丈夫かしら…」と気後れしてしまうんですよね(苦笑)。
元々はエミキュの服も置いていたセレクトショップでしたので(というか、エミキュが経営していたのかしらん)、ラブリーな商品ラインナップは今も変わらず。


【そのほか】
KIDDY LAND
子どもに帰りたくなったら行く店。

スピンズ&WEGO
手っ取り早く&安くかわいいものを入手したいときに。

文化屋雑貨店
通りかかると、目的もないのに入ってしまう。

BUBBLES
古着屋さんですが、オリジナル商品もカッコいいです。

PANTS SHOP LAA
竹下通りイチオシの店! そろそろ春物のパンツを買いに行こうかな。

BURLESQ 
竹下通りのど真ん中。ここも安くてかわいい。

AC/DC
さすがに10代向けだろう…と思いつつもたまに入ってしまう(苦笑)。

NILE PERCH
ラフォーレのB2Fに入ったので本店に足を運ぶ機会が減ってしまいましたが、本店の方がゆっくり買い物できます。

Candy Stripper
完全にセール専門ですが…。最近はめっきりご無沙汰かも。

shop CABARET
あちゃちゅむの服が買える貴重なお店。値段もだいぶ大人向けなので、ここで売られている服は、何歳になっても着ていいってことですよね…??

Doll in Hi-Heel(閉店)
もう何年も前に閉店してしまいましたが、女の子のクローゼット! という雰囲気のめちゃめちゃラブリーなお店でした…。

Delila H(閉店?)
今は通販しかやっていないようで…。原宿ではなく神南エリアになりますが、ここも宝石箱みたいに小さくてかわいいお店だったわぁ(涙)。昔、ラフォーレ原宿に入っていたこともありましたっけ。

…はっ、こんなもん書いてたらま~た買い物の虫が騒ぎ始めてきた…くわばらくわばら;
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2014年03月06日

3月は旅立ちの月

テーマ:上京後
生来が怠け者のわたしに人生の転機というようなものはそうそう訪れはしませんが、長い旅に出たのも、東京での就職を決めたのも、思えば3月でした。
ま、3月はもともと旅立ち行事の多い季節ですが、卒業など社会から決められていること以外でも、何だか3月にそういうイベントが起こる人生のようです(これまでのところ)。



ということで、8年間勤めていた会社を辞めて、新しい会社に移ることになりました。
8年とはまた、旅人らしからぬ腰の重さです。まあわたしは、本質的にはガチガチの安定志向であり、旅人気質に憧れているだけのなんちゃって旅行者なんですけど…。
小さな会社ではありましたが、正社員としてそれなりにぬくぬく守られていたのに、自ら不安定な契約社員になるというのは、なかなか馬鹿げた選択のようにも思え、今これを書きながらも心に浮かぶ暗雲を振り払うことができないでいます。
知らない間に内定取り消しの話が進んでいるんじゃないかとか、プラダを着た悪魔的世界だったらどうしようとか、未知を希求する割には小心者すぎて、ネガティブな妄想は天井知らずに膨れ上がって、余計なストレスを自ら生み出し抱え込んでいるのでした。何という矛盾!



矛盾と云えば、わたしは昨年冬くらいから、ひそかに不妊治療の真似ごとを行っておりました。卵管が詰まっているという診断を下されて、勢い余って10万円弱もかかるFT手術まで受けたのです(結婚もしていないのにネ☆)。
その話に関しては、新たにエントリーを1つ作ってもいいくらいですが、今回は横に置いておきましょう。ともかく、そんなわけでわたしは今年、本来であれば結婚とか妊娠とか、そういう方向に舵を切るべきだったのです。
しかし、強欲なわたしには、何かを諦めて何かを取るという堅実な選択ができませんでした。結婚と子どものことはまあ…いずれ…なるようになるしかない(やや投げやり)。
わたしって、自分で思っている以上に愚か者なのかもなあと、ふと恐ろしい気持ちにもなるのですが、この後、生きられてもせいぜい40年くらいの人生、うまいことこのまま渡っていけないものでしょうかねえ…。



いちおうここは誰もが見ることのできるブログですので、なるべくいろんなところに差し障りのない内容に留めるとして、転職の理由をひと言で述べますと、“可能性の模索”です。
転職を決めてから、「人生とは可能性である」と、昔会った旅人のおねえさんがくれた言葉をよく反芻しています。
おねえさんの意図とは違う受け取り方をしているかもしれませんが、年とともに自ら狭めて行きそうになる未来に対して、何とか打開したい、でもできない…というくすぶりが、ずっとありました。本当はもっと自由に考えていいはずなのに、気がつくと周りを軸に自分を測ろうとして、どこにも行けないような思い込みを抱いていたのです。まったく、旅人の風上にも置けません(苦笑)。
でも、人生というものが可能性の追求のためにあるのだとしたら、人生は死ぬまで希望のあるものだと考えることができるし、それを自ら放棄する必要もないのかなと思います。
転職先への就職が自分の最終目標というわけではありませんが、今よりは近づけると思って選びました。何より、「この先の人生で、今日がいちばん若くて未来のある日」だという事実を鑑みれば、やっぱり今しかないと思われるのでした。来年になれば、それこそ子どもはどーすんの? という問題がより切実になり、転職など夢のまた夢になりそうですからね…。
このように、今しか見ない生き方が、後の人生を苦境に陥れる可能性はかなり高いことは薄々感じつつも、旅先に初めての国を選ぶ感覚で、未知の場所に飛び込もうと思います。



で、最後に有給消化としての休暇もいただけそうなので、ここはやっぱり…行っちゃうよね、旅に!
つい先日、友達にも「退職金だけは手を付けちゃダメだよ!!」と釘を差されたばかりなのに…やっぱりわたしは救いようのない馬鹿か?!
それでも、降って湧いた貴重な、3連休以上の連休に、家でじっとしていられるほど鷹揚な性格でもないというね…。いつもの夏休みみたいに、10日くらいは休めるのかな。だとしたら、けっこう思い切って遠くまで行けたりするのかな。
アジア未踏の地であるマレーシア、インドネシア、フィリピン、グルジア&アルメニア&アゼルバイジャンのセット、アイスランドも気になるし(でもまだ極寒だよな…)、ウズベキスタンも時間的にちょうどいいのかしら(でもスタン系はまとめて行きたいよね…って、いつ行くんだろ)、韓国&北朝鮮ってのはアリなのか、いや、いっそ海外はやめて小笠原諸島とか…? などと、絵に描いた餅状態の夢想をしている場合ではなく、さっさと決めないといけませんが。
とりあえず、3年連続でオーストラリアの地を踏むというのは避けたいです…(笑)。



余談ですが、昨年冬、心の病を抱える友達と一緒に寒川神社に「八方除け」のお祓いに行きました。まあ八方除けと転職という組み合わせは関連が薄いような気もしつつ、時期的に重なったので、何かしらの霊力が働いたのかと思ってしまいました。
いつぞやの東京大神宮も、お参りしてから半年以内に彼氏ができたし、意外と神社のパワーって侮れないかも…??
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2014年02月26日

蔵出し☆かわいいもの再び(後編)

テーマ:かわいいもの

かわいいもの、後編は小物を中心に。

Irregular Choiceのくま総柄パンプス
11,025円(セール価格)



PC312073


原宿の外れにある「shop CABARET」というセレクトショップで買いました。あちゃちゅむやマトリョーシカなど、毒気をまとったかわいい大人服がいろいろ売られていてとても楽しいお店ですが、しょっちゅう買える値段ではないため、こそこそセールを狙ってばかりいます。
Irregular Choiceはイギリスのシューズブランドで、以前はわざわざバイマで買ったこともありますが、ここ数年でセレクトショップでもよく見かけるようになりました。
他のシューズブランドの追随を許さないハジけたデコラっぷりが特徴です。歩きやすさなんて二の次、かわいくなければ意味がないと言わんばかりの造形!この無駄さ加減こそがファッションの楽しみです。
…と威勢のいいことを書きつつも、気がつけばやっぱり歩きやすくて合わせやすい靴を履いていることが多いんですけどね~;

PC312071 後ろはメガ盛りリボン


ANNA SUIのエナメルパンプス
14,700円(セール価格)



P2122601 


普通の黒いパンプスを探しに行ったのに、どうしても“かわいい”要素を取り入れずにはいられない宿痾…。
エナメルは手入れも面倒なので避けたかったのですが、神殿の柱のようなデコラティブなヒールに悩殺&あっさり陥落されました。

 

lilLiliyのエナメルラバーソールブーティー
4,347円(セール価格)

P1302317

雑誌「KERA」のスナップで履いている女の子を見て一目惚れ。……え、年甲斐もなく「KERA」なんか読むなって??(汗)
最近は本当に厚底のバリエーションが豊富で、我が世の春状態です。これは、セールでだいぶ安くなっていてラッキーでした。青魚ばりにヌラヌラ光るサイバー感。6%DOKIDOKIの悪夢柄と合わせるといい感じに原宿っぽいです。

P1192221 ちゃっかりそれも持ってたりしてw

 


アメリカンアンティークの帽子
5,900円


 

P1192227

原宿の古着屋「FUNKTIQUE」のショーウィンドウに飾ってありました。
いかにもアンティークっぽい細工を見て、非売品かなと思いましたが、意外とお高くもなく頭も無事に入ったので、お金を払って連れて帰りました。よく見ると、2~3個ほどパーツが取れているのが残念…。


APOLIAのイヤーマフ
7,350円

P2250008 うーん、写真を撮り直したい。。。


こちらも原宿の、ロマンチックな古着屋「Meno」で見つけました。
紫のオーガンジーリボンに小花の飾り、レースとリボンをあしらった毛足の長いマフと、いちいちディテールがかわいいのですが、購入の決め手は端っこに付いているキラキラした苺のパーツです。これが付いていなかったら買っていなかったかもしれないくらい、このアクセントに惚れてしまいました。


ここからは、昨年に引き続き、着々と増えているタイツコレクション。だいぶ前に買ったものもありますが、一挙にアップします。


Innocent Worldのミュシャタイツ
4,200円


RIMG0280


これは…昨年4月くらいの買い物ですね;
昨年のミュシャ展に付随したInnocent Worldのコレクションの1つです。
前述の「Meno」あたりで売っているオフ白~生成りのレーシーでハンドメイドっぽいワンピースと合わせてみたいなあ…と思いながら、まだ実現していません(Menoのワンピはお高いんだよう…)。この春、デビューしたいと思います。


GrimoireのLequel des deux preferez-vous?-blanc et noir(どちらがお好み?)タイツ
3,990円

RIMG0257

これまた古い買い物です。
この頃は特にタイツ熱がボーボー燃えている時期でしたね。5月に入ったあたりから、「タイツはもう暑い」というごく平凡な理由でしばらく遠ざかりましたが…。
ヨーロッパ古着のお店「Grimoire」は、オリジナルのクラシックなヨーロピアン柄タイツが大充実しております。このタイツは、黒(猫)と白(猫)の対比が意味深で素敵。片方ずつ柄が違うのっていいよね☆
久々にGrimoireのホームページを覗いたら、セールをやっているじゃないですか! ま、また買ってしまいそう…。

RIMG0258 双子のにゃんこ先生


abilletageのPLAYING CARDタイツ
3,400円



RIMG0260



新宿にあるコルセットショップ「abilletage」も、魅力的なオリジナルタイツをたくさん作っています。
こちらもクラシカルな柄が多いですが、Grimoireより若干ゴスロリ寄りのテイストかな?
トランプは、アリスや果物と並んでほぼ無条件にわたしの心を鷲掴みにするモチーフの1つでして、これもほとんど即決で買いました。緑の鮮やかさとトランプのリアルさで、履くとかなりインパクトがあります…。

6%DOKIDOKIのWelcome to 6%DOKIDOKI WORLD!! タイツ
3,799円


RIMG0259


今や原宿を代弁するショップとなった「6%DOKIDOKI」。年齢的にいい加減卒業を迫られているような気もするのですが、やめられないお菓子のように、時々無性に恋しくなってフラフラと吸い寄せられてしまいます。
スカイブルーの背景に、虹とハートとユニコーンのモチーフ、6%らしいビビッドで多幸感あふれるタイツです。 合わせる服がなかなか難しいですけどね…。
若干デニール数が低いので、冬はちょっと寒さを感じつつ、また破れないか心配しながら履いています。

RIMG0253


この辺までが昨春で、ここからが秋冬。


Pernikのコラージュプリントタイツ「mesic」
4,725円

 

PC172045


冒頭で登場した「CABARET」が、ラフォーレ原宿で限定ショップを出していた際に購入しました。
ブランドというよりは、創作ユニットのアート作品の延長ですね(ミュージアムグッズみたいなものかしらね)。
澁澤龍彦の本の挿絵にでもなりそうな、或いはヤン・シュヴァンクマイエル的妖しさの中世風キモカワコラージュ。
ちなみに、mesicとはチェコ語で月の意味。この柄にこのタイトルというセンスにも惚れます。

 

PC172048-crop キモカワというか、キモイ(笑)。

P3090019 iPhoneに変えたので、ケースもここのを買いました☆ 鳥のメイドさんが肉を持ってます。。。



Menoオリジナルタイツ「カーテンで遊ぶ仔猫」
3,990円

 

P2032529


足先で猫がカーテンと戯れている、とっても物語性のある柄なのですが、「え、それ筋肉の柄? 怖いよ!」と云われたときはなかなかショックでした。実はそういうギミックを孕んでいる…ってことはないよね??

P2032530 靴を履くと見えづらい場所もかわいいのです


bortsprungt.の肖像画タイツ
4,725円


P2172608

 


bortsprungt.はいつもセール専門ですが、これは定価で買いました。
昔買った金子國義タイツに色と雰囲気が似ており、「同じようなのあるやん!」というブレーキも多少はかかったのですが、額縁の中の動物たちがじっとわたしを見るもので…。

P2172609 じーっ

 

JaneMarpleのOld cat ポスタータイツ
3,570円(セール価格)

P1262310


50%OFFのセールでもこの値段、さすがはJane Marple様。
古い切手の図案のような猫イラストがこれでもかと敷き詰められていますが、色が落ち着いているので、意外と履きやすいです。遠くから見れば、ただのグレーのタイツです(それはないか…)。

 

P1262311


ワンピースとタイツの動物柄タイツ
2,520円(セール価格)

 

PC021486


こうして並べてみると、本当に動物モチーフが多いですね…。自分ではあまり意識していないので不思議な感じがします。
セールでレギンスしかなかったため妥協して買いましたが、本当はタイツver.が欲しかったんだ…。数年前までは断然レギンス派だったのに、今はレギンスの存在意義すら分からなくなっているわたしです。よくよく考えてみれば、レギンスって短足の敵ですよね…。
それはともかく、この柄は、真っ黒な修道女風のワンピースに合わせたらかわいかろうなあと思って買いました。デザインはかなり気に入っているので、もしお財布に余裕があったら、定価でタイツを買い直すかもしれません…。

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2014年02月23日

負ケルトワカッテ、ナゼ戦ウ

テーマ:上京後
ブログタイトルは、映画『立候補』のコピーから拝借。
ずいぶん前に観たこの映画の感想も、そのうち…。


わたしのフィギュアの王子様・ランビエールが引退して、バンクーバーでものすごく一時的に盛り上がったフィギュア熱も、“まあテレビでたまたまやっていたら観る”くらいに落ち着いたまま、気がつけばソチオリンピック。
せっかく日本人から金メダリストが出たっていうのに男子は完全に見逃しておりました。テレビのハイライトしか見ていないので、またYoutubeでおさらいします…。


バンクーバーオリンピックの女子フィギュア結果は、未だに癒えきらない傷のように心に残っていて、キム・ヨナの顔を見ると申しわけないけどチャンネルを変えたくなる衝動すら覚えてしまうのですが、それでも、バンクーバーを見たからこそ、浅田真央だけは見たい、というか見なければという義務にも似た気持ちで、2夜連続、朝まで起きました。
バンクーバーの彼女のSP、FSは、あれからも不意に思い出してはYoutubeで観て返していました。「仮面舞踏会」「鐘」は、どちらも本当に、何度見てもわたしには素晴らしく思えますし、リアルタイムで見たときの背筋に来る興奮が蘇ってきます。


今回、団体戦での調子がよくなかったというのは報道でしか知らなかったので、転倒、ジャンプ抜けで16位発進というSPを見たとき、言葉にならない衝撃を受けました。
ちょうどその数時間前、オリンピックに比べれば何ということもないけれど、わたしもある賭けに負けて心にビュービュー北風が吹き荒れていたために、その敗北はひときわ身に沁みました。
まあでも、リプニツカヤのキャンドルスピンに鳥肌が立ち、コストナーの「アベマリア」を見て癒され、ゴールドの美貌に眼福を得て、別にオリンピックは浅田真央だけじゃないんだし、ていうかそもそもわたしはオリンピックだけのニワカだし、そんなことより自分の心配でもしよう……と、心を鎮めて眠りにつきました。


それでも翌日のFS、第2グループが始まり、浅田真央の沈痛ともいえる面持ちを見て、自分が滑るわけでもないのに、心臓が痛くなってきました。
「浅田真央はメンタル面でキム・ヨナにどうしても勝てる気がしないんだよねー」などと云っていた知り合いを急に思い出して、無性に腹立たしくなったりして(笑)。
12番滑走。こんな早い時間に滑るんだなあ…と違和感を覚えている間に、演技がスタート。正座まではしなかったけれど、固唾を飲んで画面を凝視しました。
最初の3アクセルが決まって、鳥肌とともに涙腺の蛇口が崩壊しかけましたが、グッとこらえます。しかし、ジャンプが3つ決まったあたりから、緊張で固まっていた心の湖面に嵐が巻き起こるかのような興奮、それに伴う涙が押し寄せてきました。
…メンタルが弱いって?? 誰が!?
誰があのSPから、たった1日であそこまで立て直せる?? いや、メダルの重圧からある意味では解き放たれて、純粋に自分の目指す限界との戦いができたからなのか??
…分からない、けれど、どんな状況に置かれても、自分のやるべきことをやるだけだという、強い意志と気迫。負けると分かっていても、彼女は自分を信じて、ベストを尽くせる人なんだ。それが(メンタルの)強さでなければ何が強さなのだろう?
「ベストを尽くす」という言葉は時々とても陳腐に聞こえます。でも、このFSを見ている間は、その使い古された言葉が真新しくなって心に響いてくるようでした。


プルシェンコが後で“real fighter”とコメントしていましたっけ。己の限界に挑み、越えること、それこそがスポーツの与えてくれる感動なんだと、今さらながらにしみじみ思いました。
可憐なイメージの強い“真央ちゃん”、国民みんな親戚かよ!と思うような親しみやすい感覚があって、それも間違ってはいないだろうけど、わたしにはそれよりも、孤高のアスリートという印象が強いです。だから、今回も、前回も、ラフマニノフの重たい曲はとてもよく合っていたと思う。
ちなみに、キム・ヨナはバンクーバーのFSのときも思ったけれど、記憶に残りづらいんですよね…。おお!となる見せ場は、最初の3-3の成功くらい? タンゴって、もっと情熱的でキレがあるイメージなんだけどなあ…。ランビエールのタンゴなんかを思い出すと余計にそう感じてしまう。それでも結果として芸術点が高いんだから、「お前の見る目がないんだよ!」って云われたら終了なんですけど…。
いっそ、芸術点なんてやめて、技だけで競ってくれたらスッキリするのになあ。だってスポーツって、「速く走る」とか「高く飛ぶ」とかっていう、肉体の能力を競うものでしょう? やっぱ、難易度の高い、他の誰にもできない技や、人間の体ってここまで出来るんだと驚くようなものを見たいし、そういうことが評価されるべきではないですか。
まあ、キム・ヨナのことはどうしてもバイアスのかかった目で見てしまうのでこれくらいにしておきます(苦笑)。それ以上に今回は、最終グループの点数のインフレにビックリでした。五輪バブル? それともロシアバブル??


浅田真央についてもう少し正直に云えば、メダルは獲ってほしかったし、点数についても思うところはあります。勝ち負けを競うスポーツだから、「メダルなんてどうでもいい」と、感動と精神論で片付けてしまうのも、何だか雑な気もしましてね…。ギリギリまで「うまいこと表彰台に乗れないかな~?」なんて淡い期待も抱いておりましたが、さすがにそれは厳しかったですね。
でも、一方では、勝敗がすべてのスポーツにおいても、それを越えた何かというものが確実に存在していることも痛感しました。だから世界にはこんなにもスポーツファンが多いんだろうなあ。


そして、女子フィギュアから一夜明けたその日、わたしの状況にも逆転の光明が差しました。
…なんて書くと、「真央ちゃんをダシにするなよ!」と叱責されそうで気恥ずかしいのですが、何だか意味づけしたくなるようなタイミングでした。
それが何なのかはまたいずれお話するとして、わたしも、それが例えいばらの道でも、バカみたいな賭けでも(真央ちゃんで云うと「トリプルアクセルにこだわるからダメなんだよ~」的な?)、自分を信じて進んでいけたらな、と思います。
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2014年02月19日

蔵出し☆かわいいもの再び(前編)

テーマ:かわいいもの

P1192222 今年もカワイイが成就しますように☆



このエントリーを手直ししている只中、個人的に結構ショックな速報を受け取りまして、茫然自失…は云いすぎとしても、心の置き所を無くしております。泥水に浸かっているような気分、とでも表現しておきましょうか。
本当なら、そのことについて心のマグマをどばーっと吐き出したいところですが、うまくまとめられそうにないので、とりあえずは自分しか読まない日記に綴ります…。
鳴呼、しかし、これでよかった…と云える部分もなくはない…の…だろうか…?? 例えば、心おきなく、全力でTM NETWORKの30周年ツアーに取り組めるし…とか?
そうそう、つい数日前までは休火山状態だったTM熱が、またまた復活しているのですよ。何なんだろこの、間欠泉的熱狂は? まるで、永遠に生乾きのかさぶたみたいだわ。しかも、傷心(笑)によってさらに拍車がかかりそうで怖い! 週末は、心を癒すためにも、掲載誌のバックナンバー採集に中野ブロードウェイでも行こうかしらん…。



そんなわけで、心はいろんな理由で16光年の彼方に浮遊しておりますけれども、久々に写真を整理しましたので、これまた間欠泉的更新で、かわいいものをご紹介したいと思います。かわいいものへの情熱もまた、TM熱と同様に、なかなか枯渇しませんね…おかげで常に財布は枯渇状態ですが(泣)。



今回もまた、特にテーマもなく、昨年の秋から冬にかけて買ったものをダラダラと並べます。
まずは、わがクローゼットの永遠の4番バッター・MILKから3連発。



MILKのCLUBジャケット
24,990円

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昨年の秋物で最初に入ってきたもの。
こういう色使いはMILKらしくて大好き! 何故だか、少し高めのチョコレートのパッケージを思い出して食欲をそそられる…。
個人的には、MILKのピンク系のスイートな服よりも、強めの赤が入ったちょっとハードな雰囲気が好きです。ま、年齢のせいもありそうですが。


MILKのSNOW FRIENDSコート
40,950円

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はぁ、このコートがセールで売られているのを見たときは気分が沈んだな…(苦笑)。
このシャイニーな水色が、「雪の女王」みたいで冬っぽい!と即決で買っちまったのさ。
いつも、冬は寒さに負けて黒いコートに覆われてしまうのが悔しく、今年はこういう色で冬服を楽しもうと思っていたけれど、何だかんだで黒くて重たいコートを着ているんだよなあ…寒さはおしゃれの天敵!


MILKのMelody スカート
17,220円

PB161285


音符モチーフは、どっちかっていうとJane Marpleのイメージなんだけど、しばらく見かけず、ちょうどMILKで出てきたので買いました。
…と思ったら、去年の秋冬のコレクションで、音符のシリーズが展開されちゃったのよね! これを買った後に!!


Jane MarpleのMusical note ミニドレス
36,540円→18,270円

P1262298


…ということで(上から続いています)、シーズン中は旅行などもあって手を出せなかったJane Marpleの音符柄は、セールで買いました。ここのところ、Jane Marpleはセールばっかだな…。
このシリーズで、襟に黒い音符刺繍の入った白いブラウスもあったんだよ~…あれも欲しかった(泣)。Jane Marpleでいつか白ブラウスを買おうと心の片隅で常に思っているのに、なかなか叶わない。。。


P1262306 ついでに靴下も。これだけシーズン中に定価で欲しくなったんだけど、気がついたらセール時期に入っていてラッキーでした。




Jane Marple Dans Le Salonのカモフラージュキャットのダンドールスカート
29,400円→14,700円

P1262304


これはセールで衝動買い。。。
迷彩柄でフリルというギャップに惚れました。裾はチュールで、しかもこの迷彩柄、よく見ると猫のシルエットというギミックが…! まあ、かなりよく見ないと分かりませんけどね。
シーズンを選ばず、意外とシックに着られそうですが、どうもわたしの中で地味な位置づけになっているのか、今んとこまだ出番が少ないです…。



Dangerous Nudeの大航海バッスル風フリルスカート
8,610円

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昨年冬のライブで何を着ようかさんざん迷っている時に、ふと「スチームパンク風はどうだろう」と思い立ちました。
ロリータとも決して浅からぬ縁のスチームパンク、これまでは今いちピンと来ていなかったのですが、数少ない参考資料を見ているとなかなか面白そう! 華美だけど甘くなくて、ロリータはもう厳しいかも…という大人にもうってつけではありませんか。
まだまだ日本ではマイナーなのか、アイテムを探すのにもいちいち迷子になってしまいますが、雑誌でこのスカートを見つけ、「これや!」と店に直行。
どちらかというとスチームパンクというより海賊風…? まあ雰囲気がそれっぽければよしってことで☆



corgi-corgiのトライコンハット
8,900円

P1192228


上のスカートを購入の際、「帽子もご一緒にいかがですか?」と微笑まれていそいそとお買い上げ。。。
まあ、この帽子を手に入れたことで、一気にソレっぽくなった気はします。スカートだけだと、スチームパンク感は弱かったと思うし。
でも所詮は付け焼刃の知識。アイテムの不足もあって、最終形態は、カッコいいスチームパンクには程遠く…。口で説明しても分かりにくいと思うので、下に写真を貼ってみました。
トップスは、昔MILKで買ったナポレオンジャケットに、原宿でルーマニア出身の美人がひっそりと営んでいるコルセットショップで買った孔雀の羽根つきコルセットです。スチームパンクなのか、海賊なのか、はたまた三銃士なのか…よく分かりません(汗)。


DSC_0131 欽ちゃんの仮装大賞ではありませんお



Marbleのカメオタイ付きクラシカルバッスルリボンワンピース
+ レイヤードV字フェミニンスカート(長いっ!!)
28,140円

P1192211


ゴスロリブランドにおける左大臣と右大臣、と云えば「Marble」と「Visible」です(どんな喩えだよ)。
どちらも大阪生まれのブランドで、極端な姫袖に邪魔な燕尾など過剰なディテールの服が多く、これまでなかなか手を出せずにいました。さすがのわたしにも「いったいいつ、どこで着るんだ?」というブレーキが、いちおう装備されていたみたいです。
しかし、どうしたわけか2013年の終わり、大阪に戻って心斎橋を散策していると、「大阪人の特権として、MarbleあるいはVisibleの服を、本店で買うべきではないのか?」という天啓が降ってまいりました。



自由の女神がてっぺんに立っているビルの中にMarbleの本店はあります。外にトルソーが出ているのですぐに分かりました。
店内は、むせかえるような赤と黒(時々白)の世界。ゴスロリ界の最右翼とも云うべき濃厚さです。
やっぱりわたしには敷居が高すぎたかも! という焦りを抱きつつも、ここまで来たからには手ぶらで帰るわけにも行くまい……。
と、さんざん迷った結果、購入したのがこのセットでありました。



時は年末年始、こんな服を来て四国に帰省したら、いよいよ後ろ指を差されかねませんが、買った服を何日も寝かせておくという芸当は、わたしにはできません。
まあ正月だし、正装して来ました☆ってことで許してもらおうか…。
元旦早々、いきなりこの服に着替えたわたしを見て、父ちゃんは、「何や…その鹿鳴館みたいな服は(汗)」と固まっていました。しかし! …あにはからんや。実に不思議なことに、祖父母や親戚の間では好評だったのです!
もうすぐ90歳になる祖母は、「およよよ、なんて綺麗な服やろか~」と、彦摩呂風の感動口調で褒め称えてくれました。昔生まれの人ですから、鹿鳴館のイメージが重なってゴージャスに見えたのでしょうか…。「そんな格好してるからいつまでも嫁に行かれへんのや…」と泣き崩れられるかと予想していたので、どうも調子が狂ってしまいました(笑)。
さらに別宅では、叔母の中3の孫娘がヒラヒラ服を愛好しているとのことで、「あの子が見たら絶対喜ぶわ~」とうれしそうに話しておりました。
ちなみにその娘さんは、末は東大かと云われている文武両道の女子なのですが、たいへん失礼ながら、正直なところ、ヒラヒラ服が似合う風貌ではありません(わりと男顔なのだ)。わたしも同様に、似合わなそうな人ほど返ってこういう服を好むのかも知れんなあ…。
ま、彼女はこれからいくらでも化けられる年齢なので、わたしがいよいよ着られなくなったら、ごっそり譲ってあげたいと思います☆



はぁはぁ、これでもまだ全部は紹介しきれていない!
次回、小物を中心に続きます。。。でもその前に、日記に愚痴を吐き出そう。。。
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2014年02月12日

ちんたび~デザート:パフォーマンス居酒屋「かがや」

テーマ:
…えっ、まだ続いてたのこのコーナー?(呆)
そうなんですよ。すっかりご無沙汰していましたけどね、まだデザートを出していなかったんですよ!!
ほんと、お店だったらクレームの嵐でとっくに潰れているはずですが、本人が閉じない限り、存続できてしまうのがブログの凄いところ(なのか?)。


旅友達の中に、変わったお店を探して訪問するのが半ば趣味のような人がいまして、ちんたびの締めくくりは、その人に連れられて行ったお店の話です。
都内で「店長のテンションが異様に高い店」と云えば日暮里の「ザクロ」、新宿の「オッと屋!」(※現在は閉店)でしたが、今回訪問しました新橋の「かがや」もまた、この系譜に燦然と輝く、唯一無二の珍店だったのであります。
すでにwebのあちこちでレポートが上がっており、今さらわたしがアップしなくてもいいか…という気持ちが、更新を遅らせておりました(いや、もちろんそれだけじゃないけど…)が、行ったからには伝えねばなるまい…という妙な使命感を与えられるお店でもあります。
試しに会社の人などに聞いてみたら誰も知らなかった…。まあ、飲食店を選ぶときは「美味しい」を基準にするのであって、決して「面白い」ではないですものね~;


友人からは「とりあえず行けば分かるから」という説明しか受けずに、平日の仕事後、若干遅刻気味でお店に到着。看板には「ほのぼの料理のかがや」と書かれています。な、なんだ、ほのぼの料理って…?
地下へ続く階段を降りてドアを開けると、店内は異様などんちゃん騒ぎになっていました。何が起こっているのか判然としないまま、とりあえずコートを脱いで友人のいる席に座ります。
店内は、公民館の和室のようなインテリアに、20人も入れば満席のキャパシティ。一見したところでは、何の変哲もないお店という印象ですが、い、今のはいったい何だったの…??


われわれの席に、野ばらちゃんっぽいわりと美形の男性店長がしずしずとやって来ました。
「それでは、始めさせていただきます」
と、挨拶したかと思うと、隣の楽屋(?)にいったん引っ込みました。そして数秒後、店長とともに、4歳児くらいの大きさのアンパンマンロボットが登場。アンパンマンの頭にはおしぼり(人数分)が載っています。
物静かそうな風貌とは裏腹の甲高い子ども声で、店長は、「そーだっ、みんなの夢、まーもるたっめー!」とアンパンマンマーチを熱唱。われわれがおしぼりを受け取ると、アンパンマンはいきなり「ぷしゅー!」(※店長の声)と空のかなたに飛び去って行きました。


PC111989 後ほど、よそ様のテーブルの回で撮影。自分とこの時は、呆気に取られてカメラを向ける余裕もなかった(笑)。


今起こったことが何だったのか、脳内で解析する間もなく、メニューが運ばれて来ました。
メニューはこのように、ジャポニカ学習帳にクレヨンで書かれています。


PC111972 なついお


食べ物のメニューは、値段別で4種類のコースのみ。
そしてこの長いセリフ…ではなくメニュー名を、一字一句違えず、しかも感情を込めて読まないと店長はそっぽを向いてしまいます。代表してメニューを読んでくれた女性は、「ぜんっぜん気持ちが伝わって来ない!」と叱られ、読み直しさせられていました(2回目でOKが出たw)。


そして箸と箸置きが運ばれて来ました。
懐かしのキン肉マン消しゴムに、お弁当型消しゴムに、パンダの消しゴム…って、ぜんぶ消しゴムやんけ! いや、消しゴムじゃないのも混じっているけど、基本的にゴムだよね…?


PC111981 意外とご家庭でも使えるアイデア…?


箸は、店長が直々に、1つ1つの箸置きに置いてくれます。何故なら、箸の置き方にもちゃんとルールがあるからです。

PC111985 お弁当型の箸置きは、梅干しを外してその上に置くのが正しい使い方。


ここまででもすでに、数多くの謎が渦巻いていますが…本番はここからです。
前述のジャポニカメニュー帳を再びご覧ください。

PC111975


左下に、「持ってき方をきめてください」とあり、その囲みの中には、「アメリカ」「中国」「イギリス」などの国名が書いてありますね。
え、持ってき方って何…?などと疑問を差し挟む余地はありませんので、とにかく国をチョイスします。われわれは、「中国」を選んでみました。
再び楽屋に引っ込み、チャイナ服を着て現れた店長。突然ジャッキー・チェンが憑依したかのような激しいテンションでカンフーを繰り広げます。唖然とする客、もとい観客を完全に置いてけぼりにして、そのまま厨房に入り、何事もなかったかのように、フツーにビールを運んできました。
誘ってくれた友人は前にも来ているので、「ふむ、これが中国か…」と感慨深げにつぶやいています。

PC111978 効果音を付けたくなるような、異様な迫力。


どうやら、「持ってき方」というのは、店長の全力パフォーマンスを指すらしい。そして、それこそがこの「かがや」最大のメインイベントなのでありました。いやー、ぜんぜん気づかなかった(気づけるか!)。
残念ながら、1テーブル1回分しか「持ってき方」を選べないため、残りの国は、他のテーブルの回で見せていただくことになりました。
あまり文字で説明してもネタばれになる上、面白さを半分も伝えられない気がするので、ヒントっぽく写真を貼ってみます。ていうかもう、友人の最初の弁のとおり、「行けば分かるさ」というのが正解でして、下手に事前知識などない方がよろしい。え、書くのがめんどくさいだけでは、って??(汗)


PC112002 「フランス」。妙にアンニュイかつエロイ雰囲気…からの! 何が始まるかは行ってみてのお楽しみ。


PC112026 「アメリカ」。何故カエルで、しかも人形劇なのかは、今でもよく分かっていないわたくし。。。


PC112028 店内を隅々まで使い切る店長。


ちなみに、わたしがお店に入って来た時にちょうど行われていたのが「ブラジル」だったらしいです。
件の友人は、「日本」以外は制覇したそうで、今のところ「イギリス」がいちばん面白かったとのコメント。くうう、見たかった。。。


とにかく不可思議なお店ですが、料理は美味しいんですよ。煮物系の素朴な家庭料理で(そうか、ほのぼの料理だもんね!)。ここが案外、大事なポイントのような気がします。
店長の他に、厨房にはママ(?)もいまして、黙々と料理しています。本当に、実に黙々と。店長がどんなに激しいパフォーマンスを繰り広げても、眉ひとつ動かしません。
店長も、パフォーマンス時以外は、気難しささえ感じさせるほどの無表情を貫いており、このギャップがまたゾクゾクします(笑)。

PC111986 ほのぼの~


毒を食らわば皿まで…というわけで、謎飲み物メニュー「地底人」も頼んでみました。
このほか、「埼玉県人」「宇宙人」というのがあり、「宇宙人」は1億円です。またまたあ、1億円とか冗談でしょ?と思いましたが、店長に聞いても真顔で「1億円です」という答えしか返ってきませんので、ちょっとヒヨってしまい、時価の「地底人」にしました。
実際には何の飲み物なんだろう…チリが入ったカクテルで、飲むとやたらに唇がヒリヒリしました…。

PC112007 小便小僧サーバーで出てきましたよ。。。どこに売ってるんですか、と尋ねると「ドン・キホーテに売ってました」とフツーに教えてくれる店長(笑)。


PC112033 お会計はスーパーひとしくんが持って来てくれます♪


自分ひとりの小さな胸には収めきれないので、そのうち誰かを連れて行かないとどうにも気が済まないお店です(笑)。
次は、青梅の寺の境内にあるという、パプアニューギニア料理のお店に行ってみたいと思います。それではまた☆
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2014年01月15日

ちんたび~メイン:群馬ミステリーツアー後編

テーマ:

1月15日まではお正月、ということでいいですか?
明けましておめでとうございます。
正月ボケで更新サボリすぎました…本当にだらしなくてすみません。


えーと、群馬の続きです。
2日目のお品書きは、
●高崎洞窟観音
●珍宝館
●命と性ミュージアム 女神館
●赤城神社
●白い家
となっております。


PC071790 1日目の夜に入った居酒屋のメニュー「鈴木たまよ」。


洞窟観音は、山田徳蔵さんという地元の実業家が、私財を投じて作ったという霊場です。大正8年着工、昭和39年完成という膨大な月日をかけ、すべて人力で作られたそうです。
その名のとおり、洞窟の中に39体の観音と、石仏・石塔などが安置されています。観音のメタモルフォーゼについてあまり詳しくないため、次々と現れる御影石の観音も、途中から「だいたい同じ」という雑な脳内処理になっておりました…。全観音解説カタログみたいなパンフレット付けてくれたらもうちょい盛り上がったかも(笑)。
でも、雰囲気はなかなかそそります。洞窟と宗教って相性いいですよね。カッパドキアとか、ラオスのパクウー洞窟とか。

PC081809 ちょっと牢獄っぽい通路。

PC081810 観音様の様々な姿が見られます。

PC081815 この辺がハイライト。


PC081877 洞窟のお隣にある、山田さんの庭「徳明園」。

高崎から伊香保へと移動して、三大うどんのひとつ・水沢うどんを食した後は、私的には本日の山場である秘宝館2連チャンです。
動物ならばとっくに絶滅危惧種に認定されているであろう秘宝館。3年前でしたか、北海道ドライブ旅行の折にも、定山渓で「北海道秘宝館」を発見しましたが、すでに廃墟と化しておりました。まああの時は家族旅行でしたので、仮にオープンしていても行けなかったでしょうが…。
そんな秘宝館が、何故か伊香保には2件も現存しています。しかも1件は、2000年代にオープンした(2002年)というのですから驚きです。
伊香保まで来て温泉にも入らずに秘宝館だけ訪問するというのも実にもったいないのですが、まあ今回の旅の趣旨的には仕方がない。

ということで1件目は、珍宝館。
全国にある秘宝館の名前は全部暗誦できますが、何気に人生初秘宝館だったりします。
ここが他の秘宝館と違うのは、女性の館長、いやマン長さんの館内ガイド付きという点。これこそが珍宝館最大の売りなのです。
他のメンバーたちは、「ガイド中に●ンコ触られるらしいからイヤだ」と、マン長さんに見つからないよう足早に見学しており、わたしは1人、後から来た男性10人グループにくっついて拝聴することに…。


庭園に配置されている夫婦石(アレの形)の前で、「わたくしがこの珍宝館の館長兼マン長、チン子です」から始まるガイドスピーチは、もはや名人芸の域。5秒に1回は放送禁止用語を混ぜてきます。
全貌はYoutubeで見られるのでそちらを探してみてください。ツイッターのbotもあるよ(笑)。おそらくこれが完成された芸なので、アニータやら姉歯やら、時事ネタ的にはずいぶん懐かしい名前が出てくるのはご愛嬌ですか。
全員の股間タッチもくまなく行われます。「剥けてない」「勃ちが悪い」「強度不足」などと散々な云われようの見知らぬ男性たち…しかし、女性であっても容赦はありません。わたしは、「緊急乾燥注意報ね」と云われました…ほっといてください(汗)。

PC081879 真ん中に立つ、いや勃つのがチ●子さん。旦那さんが夜なべして彫ったという夫婦石の説明中。

PC081877 絵皿に描かれた女体の数を数えるクイズもあり。当たった人には豪華北朝鮮旅行を進呈とのこと(※誰も当たりません)。

マン長さんのガイドを聞き終えると、もうここでの使命は半分以上果たしたようなものですが、館内には性器型の自然石や、自然木を使った合体アート、獣の合体剥製、春画などが展示されています。池田満寿夫画伯のえらくおしゃれな春画もありました。マン長さんのキャラに圧倒されるけど、展示はわりとアート寄りかも?


PC081895 シャレオツな春画。

PC081889 おっぱい絵画とマリリン・モンロー。

PC081908 やたらとたくさん展示されている木の合体アート。


珍宝館でもまあまあお腹いっぱいになったのですが、この後に訪れた2件目の女神館は、さらなるクレイジースポットでした。
2002年オープンのこちらは、「命と性のミュージアム」と謳っているだけあって、“命を大切にしよう”という啓蒙的要素も盛り込まれたあくまで真面目な展示内容です……が、“真面目な人ほどキレると怖い”の定説どおり(?)、真面目ゆえのぶっ飛び具合が凄まじい。珍宝館は安心のB級感ですが、女神館は、何だかちょっと心がざわつく、不条理ギャグのような雰囲気とでも云えばいいでしょうか…。

命の誕生から死まで、終始、“真面目な顔して怖いことを云う人”のていで展示は進んでいきます。
新生児抱っこ体験(3kgの赤子人形を抱くコーナー)に始まり、内診台体験に入棺体験…ってマジか! 思わず入ってしまったけど、結構怖いよこれ…。メンバーの方が「写真撮ろうか?」と云ってくれましたが、さすがに勘弁してください! 自分の死に顔とか写っていたら怖いですから!そんな、きっついブラックジョークのような展示がありつつも、基本的にはやっぱり真面目なんですよ。性はあくまでも命と愛を創り出すための明るいものというスタンスです。
パネルは懇切丁寧に書いてありますし、“命を大事に”がテーマなので、出産はもちろん、避妊や中絶、性病やセックスレス、果ては安楽死についても解説されています。実際の出産シーンをビデオで観るという、人を選びすぎる展示もありますが、こういうのも、大人の性教育には必要…かも知れないよね?(汗)


 

PC081918 展示の最初からいきなりこれ。股から赤ちゃんこんにちは☆ 現代アートとしてはアリか…?

PC081920 新生児人形(3kg)を抱いて、命の重さを物理的に実感するコーナー。

PC081927 急に梯子があると思ったら、上にはこんなヤリ部屋が…。無駄に幻想的です。

PC081935 入棺体験では、白装束もちゃんと用意されています。手前のベンチの滑り止めがいやに親切(笑)。

PC081943 オリエント工業のラブドールちゃんもいらっしゃいました。


2階は大人のコーナー。真っ黒、あるいは真っ赤な部屋に、SMの道具や解説パネルが展示されています。
どうやら2階は、実際に大人のみなさんが楽しめる仕様になっているのか、ロッカーまで用意されていました。カジュアルに「ここで記念撮影を撮っておきませんか」というパネルがあり、「男性はぜひ勃●写真を残しておきましょう」などと、どこまで真面目なのかよく分からない奨励も…。えっと、ここでいきなり脱いで、あんなことやこんなことをしても大丈夫なんでしょうか!?
ここはぜひ、恋愛に発展しそうでしない微妙な距離の男女に遊びに来てもらいたいですね☆


PC081948 大人コーナーの入口はこちら。

PC081958 黒の部屋。誰もいなければコトに及べそうなベッド。

PC081960 赤の部屋。完全にラブホの様相。。。

PC081965 ロッカー…使ってもいいですか?(震え声)


われわれと同時間にオネエの方々も来訪してまして、キャッキャ云いながら楽しんでおられました。
もう少し時間があれば、あと1周くらいしておさらいしたかったところですが、わりと時間が押しており、泣く泣く(←わたしだけ)次の場所へと移動することに。

赤城神社は、赤い傘事件(主婦失踪事件)の現場という理由で、メンバーの中の“未解決事件フリーク”の方が行程に入れたのでしたが、到着する頃にはとっぷり日が暮れてしまうであろうことが予測され、今回はパスしました。
ちなみにこの方は、未解決事件を1つだけでいいから解決したいという大望を抱いていますが、職業は警察でもジャーナリストでもありません…。まあ、こういう嗜好性は不謹慎と非難されても致し方ないとは重々承知しつつも、事件を風化させないという意味では、事件のことを語り続ける悪趣味も、少しはプラスに考えてもよいのかなと思ったり…?


いよいよ最後の場所となりました。白い家。
わたしはそれまで知りませんでしたが、群馬では超有名な心霊スポット兼廃墟とのこと。とにかく怖いらしいというので、群馬県人のメンバーは、家にあるありったけのお守りを持参していました…。
この家の前に、おばけ坂という、これまた意味深な名前の坂があるのも、怪しさを倍増しているのでしょう。と云っても、おばけ坂は、心霊スポットではなく、上っているように見える下り坂で、ボールなどを転がすと、上り方向に進んでいくそうな。反重力!?… というわけではなく、目の錯覚のようです。
白い家の正確な場所は公表されておらず、おばけ坂を上りきったところにある、という口伝があるのみです。ネット情報の断片を頼りに、近くまでアクセス…したまではよかった。


いったい、おばけ坂はどこなのか???
ネットで確認できた、唯一の絵地図を頼りに、そこに書かれた「牛舎」「牧場」「りんご園」を目印に探索するも、一向にたどり着きません。
googleマップと併用してみても、やっぱり正解が出ない。確実に、近くまでは来ているのに…。また、この辺の山道が、ことごとく狭いわ細いわややこしいわで、どれがおばけ坂でもおかしくない様相なのです。でも、ブログなんかで見るおばけ坂の写真とは様子が違うよね…と堂々巡り。そのうち、辺りは完全に闇に包まれ、ますます探索が困難になってきました。今にも武士の亡霊とか出そうな雰囲気も然ることながら、普通に車をぶつけたりこすったりしそうな不安を掻き立てます。
間違った道をぐるぐるしている最中に、急に鹿の親子が林から飛び出してきたり、スマホのgoogleマップを覗き込むメンバーの顔が白く浮かび上がって運転手を恐怖に陥れたりと、無駄にホラー映画の様相を呈してくる車内…。
しかし、ちょっと仮眠を取って最も頭が冷静だったメンバーが、再度googleマップと絵地図を真剣に照合し、やっとのことで一筋の光明が差し込んできました。つ、ついに正解か…?


窓の外は真っ暗で、風景はうっすらとしか見えませんが、ネットで確認したおばけ坂の条件には合致しているようでした。
「これだよ、多分間違いないよ!」と、にわかに浮き足立つ車内。そして…坂の先、暗闇の中、曖昧な輪郭で浮かび上がる白い建物が、目に飛び込んできました。
それはさながら、ベタなホラー映画の1コマのようでした。全員が、声にならない声で叫んだような気がしました。
ネットで見た昼間の白い家もそれなりに怖かったですが、闇に浮かぶ夜の白い家は、悪い幻の如く眼前に建っていました。昼間に着いていれば、あくまでも廃墟物件として探索することもやぶさかではなかったのに、車の外に出ることさえ憚られるような、一種異様な雰囲気が、辺り一帯に漂っていたのです。
せっかくだから行きなよ、と無責任な外野の声に押され…ということは決してなく、速攻でお断りして、車は元来た道を戻りました。「ホントに行かなくてよかったの~?」ってアナタねえ、いくら何でも霊が出るって云われている廃墟に、夜、女1人で入るとか、罰ゲームすぎるでしょ!


…いや、確かにさ、気になるんだけどもね。見るなと云われたら余計に見たくなる天邪鬼な性格だから、帰りの道中も「やっぱりわたし、チキンすぎたかしら…せめて車は降りて、前までは行くべきだったかしら…」と、後悔でチリチリと胸を焦がしたのですけどね。写真も1枚も撮っていないし…。
でも、この白い家、心霊スポットと云われているわりには、その論拠となるストーリーは、いくら検索しても全然出て来ないんですよね。
おばけ坂の先にポツンとある白い家というビジュアルは不穏な背景を容易に想像させるにもかかわらず、実際には、都市伝説的なものすらはっきりしないのです。いったいどこからそんな噂が流れたのでしょうか…。


こうして、クライマックスは最大に盛り上がりつつも、“結局、白い家とは何だったのか?”という、消化不良感を残して旅は終わりました。
群馬県人のメンバーは、「やっぱ気になるから、今度、1人で行ってみようかな…」としきりにつぶやいていましたが、その後、行ったという話は聞きません(笑)。昼間でも、さすがに1人は怖いってば!
でもまあ、わたしもチャンスがあるなら、白い家については再訪して、ついでにおばけ坂でペットボトルを転がしたいな、と思います。群馬にはまだまだこのような場所がたくさんあるようですし、そのうち、群馬ちんたびパート2をやってみたいですね。


P1152202 (おまけ)珍宝館の福袋に入っていた露出狂人形。アメリカ製だからか、音声がデカいです。。。

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2013年12月31日

ちんたび~メイン:群馬ミステリーツアー前編

テーマ:

……前菜を出しっぱなしで、いったいいつメインが出てくるんだよ!
と、毎日うっすらと気にしつつ、でもほら忘年会だの何だのってあるし、実家に帰ったらやろうかな~なんて思っていても、いざ実家にいるとニートの本性がムクムクと首をもたげ、目論見はあっさり破れて今日は大晦日です。
さすがに1回くらい更新しようと、紅白歌合戦をBGMにしながらパソコンを叩いています。
本来、今日の更新ですと2013年のまとめ的な内容にすべきところですが、何食わぬ顔で、ちんたびの続きを書きます。

 

今年のゴールデンウィーク旅行時にも書いたかも知れませんが、わたしは、「新潮45」や「無限廻廊」などの事件簿を好き好んで読む人間です。
悪趣味と云われるのは承知の上で、しかし弁明をするために、故なだいなだ氏の言葉を借りますと、「残酷ということを意識せずに、残酷であることをやめることはできぬものです」。
事件簿を読むと、自分とそこは地続きだということを痛切に感じます。自分が犯罪者になる確率、被害者になる確率、自分の大切な人がそのどちらかになる確率……を考えると、フィクションのように“自分とは断絶された世界”のこととは思えません。残酷を知ることで予防する…なんて云うとさすがに詭弁に聞こえますが、わたしは事件簿への暗い興味を、抱かずにはおれないのです。
そんなわたしと嗜好を同じくする事件簿仲間(って云うのか?)がこの世には居りまして、今回のちんたびは、彼らとともに行ってまいりました。

 

舞台は群馬…と云いつつ、最初に訪れたのは埼玉のこちら。

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アフリカケンネル(の犬舎)。
ご存知でしょうか…。埼玉愛犬家連続殺人事件の現場となったペットショップです。
この事件、阪神大震災の年に容疑者が逮捕されたことで、何となく震災の影に隠れてしまったような印象ですが、おそらく近代日本犯罪史上、ワーストクラスの衝撃と残忍さを有した事件ではないでしょうか。
映画『冷たい熱帯魚』がこの事件をベースにしていることで再び有名に(?)なりましたよね。わたしは、今やプレミア価格の絶版本となってしまった『愛犬家連続殺人』を読んだ後に映画を見ましたが、犯人役のでんでんの怪演に瞳孔が開きっぱなしでした。
知らない方のためにかいつまんで説明しますと、ペットショップオーナーの夫妻が、トラブルになった顧客や関係者を次々と毒殺し、遺体をバラバラに刻んで焼却し証拠を隠滅(本人曰く「ボディーを透明にする」)した連続殺人事件です。前述の本を書いた共犯者の描写によれば、風呂場で遺体の解体が行われたようです。


ちなみに、わたしがこれまで読んできた事件の中で、超絶に恐ろしかったのは北九州監禁殺人事件でした。何故かわたしはこの事件を書いたノンフィクションを、東日本大震災の前夜に読了し、こんなに陰惨な出来事がこの世にあるのか…と心の底から驚愕したのでしたが、翌日に起こったことはまったく別の戦慄をわたしに与え、事件への関心はしばらく記憶の層に封印されていました。
多くの事件の犯人は、貧困や愛憎、或いは極端な劣等感を背負っており、それはある程度、想像力の及ぶ範囲です。しかし、北九州事件とその主犯は、どう考えても腑に落ちない、どこにも取っかかりがない、“サイコパス”と乱暴に片づけてしまう以外方法がないような残忍さ。どんな人生を歩んで来たらそうなるのか、これまでの経験と想像をどんなに駆使しても理解できない、いや理解を反射的に拒絶してしまいます。
埼玉愛犬家殺人事件の犯人も、北九州ほどではないにしろ、数少ない資料を読む限りは、かなり理解しづらいタイプです。あまりにもドライすぎて、自分の知っている感情からは推測不可能なのです。見た目はきわめて猟奇的なのに、動機がまったくそうでなく、単純に欲から来ているようなのもまた不気味です。

 

おっと、余計な私見が長くなりました。
アフリカケンネルは、畑の中でぽつんと廃墟になっていました。建物と敷地は想像よりもはるかに小さかったです。
何も知らなければ、ごく普通の廃墟に見えますが、窓にさりげなく貼られたシベリアンハスキーのイラストが、明らかにその場所であることを示していて、一瞬、寒気がしました。

 

PC071499 


いきなり眉を顰められそうな場所からスタートしてしまいましたが、ここからはお子様が読んでも安心の内容でお送りします。
今回のちんたびの目的は、群馬のB級スポットをあちこち訪ねるというもの。群馬には、B級好きが望む観光地――すなわち、廃墟、心霊スポット、さびれ系テーマパーク、秘宝館などがたくさんあるらしく、群馬県人のメンバーにあちこちピックアップしてもらいました。
ということでお次は藪塚石切場。これはいい廃墟! いや、廃墟じゃないか。。。れっきとした観光地ですね、ハイキングコースにも含まれていますし。
歴史を紐解けば、明治時代から石の採掘が始まり、昭和30年代に閉山されたという石切場。廃墟と呼んでは失礼なほどの威厳を湛えており、まるで神殿のような佇まいです。入口のアプローチは、ヨルダンのぺトラを彷彿とさせます。


PC071556 思わず口を開けて見上げてしまう。


PC071536 もう遺跡の風格ですね。
 
 
次はジャパンスネークセンター。
入場料1000円のテーマパークにしてはエンタメ感の薄さがひどく気になりますが、研究施設だと思えばまあこんなもんなのでしょうか…。
前述の群馬県人メンバーが、かつて遠足でここを訪れた際にへびカレーを食べ、それがトラウマになる味だったと云っていたので、ぜひとも試したかったのですが、あいにくこの日は、レストランは休業していました。スネークセンター最大の見せ場である「ハブの採毒実験」も、タイミングが合わず断念。


PC071616 こんにつわー

 
…でもいいんです。ヘビを見に来たフリして、本命は恐竜テーマパーク・アドベンチャーランド…の廃墟だもの。
スネークセンターの敷地内に、いかにも意味ありげな洞窟へのアプローチがありまして、その内部が廃墟になっているのです。
人目にさえふれなければ、中に入るのは簡単。入口には手の取れた恐竜のオブジェが残っていてめちゃくちゃ期待感を抱かせますが、建物内は真っ暗なのと、水が溜まりすぎてとても奥までは進めません。嗚呼、廃墟愛好家的には美味しそうな物件だったのに、残念。。。


PC071582 冒険が始まりそうな小道。
 

PC071635 これは…よさげな物件(ゴクリ)
 

PC071649 無理やりフラッシュを焚くと内部はこんな感じ。
  

スネークセンターのお隣には、三日月村というテーマパークがあります。
こちらは廃墟ではなく、ちゃんと営業しています。人気テレビドラマ『木枯し紋次郎』の故郷を再現した…と云われても、ドラマ放映時にまだ生まれていなかったわたしにはピンときませんが、ビックリハウスあり、からくり屋敷あり、仕掛け洞窟ありと、なかなか楽しめました。
ガイドなしでは入れないからくり屋敷は、確かにこれはガイドがいないと閉じ込められる可能性大だな…というくらいよく出来ていて面白かったです。


PC071710 ビックリハウスで激しく酔いながらはしゃぐ大人。
 

PC071731 廃村かと思た。。。これもアトラクションの一部です。
   

おまけ。オレンジハット。
懐かしい自動販売機とゲーム機がずらりと並ぶ、群馬ならではの癒しスポットです。
ホットサンドを食べてみました。


PC071760 お菓子、うどんからハンバーガーまでよりどり見どり。

 
PC071768 

 
PC071772 でけた♪
  

後編は2014年!

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