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困惑する微笑








私が認める天才はただ一人。


アインシュタインでもシューベルツでもカントやダリでも無い。

ましてや村上春樹など、昭和枯芒の金の亡者だ。











「万能人」 


レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ








絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、地誌学、植物学。

人類史上例外無き、全ての分野に於ける、天才中の天才。

そして無論、史上最高の画家だ。






「モナ・リザの微笑」一つ取って見ても、現代科学は追いつかない。

漸く、アムステルダム大学が開発した「感情認識ソフト」を導入したコンピューターによって

上から見ても、下から見ても、左から見ても、右から見ても目が合う事が演算された。



「感情認識ソフト」では感情障害者の認識は不可能だから、精神医学には屑鉄同然。

かと言って、根拠なき対症療法に縋り続ける精神科医は、もっと罪深い。







悲しいから微笑する。

困惑するから微笑する。

腹が立つから微笑する。






こんな単純な解釈が精神科医には全く出来ない。

ダビンチは既に1500年前に現代精神医療の領域を超ていた。






脳の左半分が悲しみ、右半分は喜び。

2%の幸せ、28%の嫌悪感、56%の恐怖感、14%の怒り。









これが、感情障害者に於いての、ダビンチによる診断結果である。





即ち、優れた感性を持ちながら、活かす術を持てない


極めて発展途上の、進化すべき人類と言うことだ。



遺伝的にも優性遺伝であり、



「神」に最も近い存在と成り得る。








憂いている暇はない。


困惑する微笑みを


溢れんばかりの心音で、



衆生を哀れみ、苦を除き、楽を与える素敵な旋律を宿して奏でよう。











人は「死」にあらず。




「生」の探求の為だけに存在する。




















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