包茎治療クリニックに現れた壮絶猛女おばさん。 | 包茎治療クリニックの愉快なMenMen

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東京の某包茎手術専門クリニックでカウンセラーとして働いてました。そこで出会ったいろいろな人達、いろいろな経験をブログにしてみました。

包茎治療のクリニックはたいてい、男性患者だけで女性の患者さんはいらっしゃいません。


たまに、高校生の患者さんに母親が同伴したケースがあるぐらいです。


さて、今回のお話は、患者さんに同伴した女性の話です。



この患者さんの予約の内容は


亀頭増大治療、シリコンボール治療など、パワーアップの治療を受けたいというものでした。


年齢は・・・・68歳・・・・。  へ~~~元気だねー。


このぐらいの年齢の方でも、別に珍しいわけではありません。


入院したり、介護が必要になった時に、


包茎では看護師さんや介護士さんに申し訳ないと、


増大治療に来院される患者さんは小さいのが恥ずかしいと、


結構、治療に来院される患者さんは多いんです。



さて、この患者さんですが・・・。


予約に時間になったので、受付で待っていると


40歳代ぐらいの女性がクリニックに入ってきました。


最初は保険診療希望の患者さんが間違えて入ってきたのかと思いましたが、


「○時に予約した○○です。」


・・・・・エッ。えーと。 後ろを振り向いた女性が、またクリニックの入り口を開けると


「ほら!!あなた!。こっち!! 早く来て!!」と怒鳴っています。


すると、足取りが少し怪しい感じのおじいさんが、オズオズと入ってきました。


問診票など必要な書類は女性がテキパキと記入。


ほとんど一言も言葉を発することもなく、女性のいいなりのおじいさん。


大丈夫かよ。



さて、カウンセリングが始まると、


このおばさんも診察室に一緒に入り全てを仕切る。



「オチンチンが小さいんですよ!。もっと大きくできないかしら?」

「頭の方だけじゃなくて、全体的に大きくできます?」

「齢だけど、薬に頼らなくても大丈夫なんですよ!」

「シリコンボールって、何l個ぐらい入れるものなの?」

「ボールの大きさはどれくらいあるの?」

「ボールはどの位置に入れるのが良いの?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ENDLESS!!


その間、おじいさんは女性の横で小さくなっています。


本当に治療を希望しているの?治療の意思を確認するとコクンと頷くだけ。


ほとんど女性のいいなり。 


結局、全体的にヒアルロン酸で大きくし、


シリコンボールを5個入れることになりましたが、


治療を受けることが決まった時の、


捨てられた子犬のような、全てを諦めた悲しげな瞳が忘れられません。



治療が終わった後、女性の後ろからとぼとぼと帰っていきました。


夫婦間のことなので、他人が口を出すことではありませんが・・・


「女性の恥じらい」は、どこにいってしまったのでしょう。


クリニックのスタッフ全員、しばらく無口になってしまいました。