友人に招かれて三国で食事をする事になり、

久しぶりにえちぜん鉄道三国芦原線の

電車に乗って三国に行く事になった、

運賃も少し高くなっていたが

久しぶりなので気にはならない金額だった。

 

電車の車窓から外を見ていると、

それぞれの駅近くの住宅地も少しずつ変化していて、

新しくなっている感じがしました、

坂井平野の田んぼは稲が伸び出した頃なので、

稲は何処も同じような背比べをしている感じで、

元気に育ってほしいと頭を下げました。

 

乗っている乗客は夕方だったので、

学生がパラパラと居て

後は年配の人が少し乗っているだけだったので、

楽に座れて行きました。

 

三国に着いて駅舎のベンチで一休みしていると、

迎えに来て下さって一緒にレストランへ、

何でも古民家を改築されてレストランにした建物なので、

外見は古民家風でしたが、

中は近代的な感じの洗練された内装です。

 

シェフとは顔馴染みなので挨拶をして、

新しく構成された料理を堪能しました、

県外や外国からの観光客を期待しての展開なんでしょうが、

設備と言いスタッフを揃える事と言い、

見ただけでも中々大変だろうなぁと感じます。

 

三国の街全体を刷新して

新しい観光地に生まれ変わらせて、

観光客を呼び込む方法を模索されているのでしょう、

アチコチに新しい食事所や宿泊場所を提供されていて、

意気込みを感じました。

 

北前船の寄港地だけではアチコチにありますし、

三国神社を中心とした

帯の幅程の道に色んなお店がありますだけでも弱いし、

近くには芦原温泉や東尋坊が有りますと言うだけでは物足りない。

 

食べ物も三国饅頭があります、

越前カニや甘エビが有ります、

トマトの越のルビーもラッキョもメロンも

おろし蕎麦も有りますと言われても、

カニや甘エビやメロンは通年では無いですし、

それで三国に行きましょうとも中々ならないでしょうから、

何かインパクトのあるモノを模索しているのでしよう。

 

冬になれば越前カニで賑わいますし、

三国祭りでは大きな山車が出ますし、

三国花火大会も有りますから、

それはそれで有名ですが、

一刻のモノで継続性は無いので、

季節を通じてお客さんを集客するとなると、

龍翔博物館や滝谷寺や三国神社や芝政ワールドなどだけでは弱いです。

 

これらを何とか結びつける何か良い方法を見つけて行けば、

キット新しい観光客を呼べるモノが出来上がると思いますので、

大変だとは思いますが、

頑張ってほしいモノです。

 

えちぜん鉄道の三国駅前に、

昔はタクシーが詰まっていましたが、

今回行った所1台も見えなかったのは、

少し無不安でも有ります、

やはり観光地にはタクシーは必要なモノですから。