先日、他院で足の親指の陥入爪に対してフェノール法を受けられた患者さんが来院されました。
見た瞬間わかるくらいの・・・手術した部位に、肉芽形成を伴った「陥入爪」の症状でした。
術後1か月くらい?経過するが、痛みが取れないとのこと、手術をした担当医に相談しても変わらずとのことで、困って当院を受診したそうです。
そこで当院では、いったん抗生剤内服をして様子を見ていただいて再診していただきました。
しかし、肉芽形成は全く改善していないため、同日陥入爪の手術を行うことにしました。
局所麻酔下で、レーザーアシストで肉芽除去、残されてしまった側爪の棘状にささくれた爪を除去して手術を終了しました。
前医でのフェノール法が爪母に効いていればこれで治るはずです。
その後再診にて、「痛みはなくなりました」とお言葉をいただきました。
あと数か月~半年くらいでで結果はわかってきます。