こんにちは業務です。
もうご存知の方も多いでしょうが、不動産投資に関連して、先月末大きな(になるかもしれない)動きがありました。金融庁が金融機関に個人向け不動産投資ローンの審査と与信強化を指示、そして一部の地銀に対して調査を実施しているようです。
ここ数年投資用不動産の過熱感はかなりのものがありますが、特に地方の一棟物投資物件に関しては自分もかなりのリスキーさを感じています。
某有名地銀が地方の一棟物融資特化にシフトし、一般の金融機関の3割増し位の融資評価をつけて4%超の金利で貸し出しを増やしています。多分今回の調査のターゲットにもなっているでしょう。
その金融機関は賃料の相場なんか気にしません。資産価値や売却時の相場も気にしません。場所も全国どこでもやります。
先のリスクは考慮されていないので、3年・・・5年と経過して破綻するオーナーさんもかなり出ると思います。
金融庁もさすがにこれはマズいとの見解でようやくこの動きになったのでしょう。この動きが投資ローン融資のどの辺まで波及するかで不動産の相場が大きく動くかもしれません。注視していきたいと思います。
ハウスフレンド