課題をこなすための、テストのための、
単位を取って卒業するための勉強ではなくなったのは、
私が大学を辞めてから。
これまで何に追われていたのだろうと不思議になる。
今は、学ぶこと、それ自体が楽しい。
この作品は「学ぶことの喜び、楽しさ」をみせてくれる。2019年5月10日(木曜日)
娘がテアトル梅田で、気になっていたフランス映画を鑑賞。
「先生も子供たちも変わっていく様子が素敵で、
ドキュメンタリーみたいだったよ。
フランスを代表する作家ユゴー、
アメリカを代表する作家ヘミングウェイの小説が登場するのも興味深い!」
そんな風に話していました。
【娘の感想】
生徒との関わり方を模索する一年がはじまる。
高校で勉強するのは大学受験のため、
そして単位を取り卒論を書くのは就職するためだ。
「将来 楽をするために今頑張るんだ。」
そう言われてきた私たち。
学生時代をただの“準備期間”のように過ごしてきた。
しかし本当にあの時間は、社会に出るための1つのステップにすぎないのだろうか?
ローマ皇帝のマルクス・アウレリウスさんは
しかし本当にあの時間は、社会に出るための1つのステップにすぎないのだろうか?
ローマ皇帝のマルクス・アウレリウスさんは
「まだ見ぬ未来を考えるな。束の間のこの今だけを生きろ」と言う。
彼は「未来のために生きろ」とは言わなかった。
彼は「未来のために生きろ」とは言わなかった。
騒がしい子どもたちをこんなふうに脅す。
「勉強をしないお前は将来、
密売や暴力やそんな馬鹿なことで人生を棒に振るんだろうな。」
しかし“将来”のことを語ったところで
ケバブと同じく本も君たちの栄養になる。」
「ゴシップは好きか?
パン一枚盗んだ罪で19年投獄された男の話を知りたくないか?」
“売ります。赤ん坊の靴。未使用。”
「もしかしたら赤ちゃんがいたのかも!」
「私だってこれぐらい作れるわよ!」
「私だってこれぐらい作れるわよ!」
生徒たちが小説の世界をぐんぐん広げていたように、