ドッグトレーニング「クライナー・ハイネ」 佐伯さん
みなさんこんにちは!
「空ドッグスクール 栗林純子トレーナー」より紹介を受けました
「ドッグトレーニング クライナー・ハイネ」の佐伯亜矢乃です。
静岡県静岡市で出張トレーニングをはじめ、パピートレーニング・
グループレッスン・しつけ相談会などの家庭犬に必要なしつけ
トレーニング、また新たなステップとしてファントレーニング
(アジリティー・オビディエンス教室、訓練競技会参加教室)を
行っています。
独立をして3年が経ちましたが、まだまだ若輩者の私。
先輩トレーナーさんや飼い主さん方に助けられている毎日です。
こんな仕事をしているので「先生は小さい時から犬が好きなん
ですよね?」と聞かれたりしますが・・・苦手でした。
そんな私が犬を好きになったキッカケはやはり犬を飼い始めた
ことからでした。
ちょっと昔話になりますが、私が中学生のとき、両親が「子供の
情操教育の為」という面目で迎えたのがラブラドール・レトリバー。
あの愛らしい仕草は直ぐに私を虜にしました!
ただ、犬は可愛いけどしつけなんて考えもしませんでした。
中学生ということもあって、世話は一切せず、やったとしても
気が向いたときに散歩に連れ出すくらい。
まぁ、ありがちですが、父親は会社、子どもたちは学校・・と、
必然的に母親がその役目になってしまうわけです。
なんとなく飼っている・・・そんな日々が続くと問題が出てくる
のに時間はかかりません。
私の家の場合、外飼いを希望していたため、子犬の時期は(半年
くらいだったかな?)家の中、その後は庭にサークルを作り外で
飼う予定でした。で、要求吠え!
今まで家の中でみんなが見渡せるところにいたのになんで~、と
いう感じでしょうか。図太い声で吠え続けました。
しびれをきらした父親は大声で怒鳴りつけ、私と弟は新聞紙でハ
リセンを作り犬のお尻を叩く、恥ずかしながらそんな対応を繰り
返していましたっけ。もちろん、そんな対応では治まるわけなく、
酷くなる一方。
ある日ポストの中に紙きれが・・
書かれていた内容は忘れてしまいましたが(要は、ウルサイとい
う苦情です)殴り書きで書かれた文章に子供ながらにショックを
受けたのを覚えています。
問題はこれだけでなく、これを機に母親の精神状態も不安定なも
のに。過剰なストレスからいつもピリピリした空気が家中漂って
いました。
両親の間でどんな会話がされたのか分かりませんが、数日後、
学校から帰ったら犬がいないんです。
「もしかして?」
なんて最悪のことも考えましたが、訓練所に預かってもらった
とのこと。
なんでも、しつけを入れて吠えない様にするんだそうで・・・
寂しい気持ちももちろんありましたが、それ以上にホッとしてい
る家族がいました。
近所の目を気にしなくていい、面倒な散歩もいかなくていい。。。
なんて、残忍で残酷な飼い主でしょう。
「犬を飼う」ということを単純に飼育する、ということしか考え
ていなかった過去。恥ずかしくて顔を上げられませんが、そんな
経験が今の自分に繋がっていることは確かなのです。
この愛犬ビューは、半年以上訓練所にいました。
面会に行ったのはたった1回。
訓練所に行けば「吠えなくなる犬」になるんだと思っていました。
吠えなくなるマジックをかけてくれるのだ・・・と。
結局、変わらなかったですよ。
「家に帰ってきたら全然言う事を聞かないんですよ~!もう、
戻っちゃった!!」よく聞くコレです。
コレはトレーナーが悪いわけでも犬が悪いわけでもなんですよ。
犬を「修理品」同様に思っている飼い主が悪いんです。
しつけトレーニングは「うちのコ悪いコだから治して下さい。」
という他力本願は通用しません。一緒に生活する飼い主さんが、
愛犬を扱う飼い主さんがその環境でトレーニングしなくては意味
がありません。
トレーナーはほんのちょっと手助けするくらいの存在だと捉えて
ほしいものです。
ビューは帰って来てからも、なんとな~く飼われていて、
(あ、もちろん可愛かったですし、その時与えられる十分な愛情
は与えたつもりです)吠えも相変わらずでしたが部屋に入れるよ
うにしたら吠え止んだので、一応家族のストレスは解消されるこ
とになったのです。
陰気でない明るい性格、タフな精神力、ビューのもともとの性格・
気質に助けられました。こんな飼い方をしていたらきっともっと
他の問題が出ていたに違いない、と今は思います。
進路に悩んでいるとき、この出来事があって「犬と向き合いたい」
と思いました。
美談ではありませんが、当時、殺処分される犬が年々増えている、
という記事を読むと助けてあげたい、という気持ちがありました。
しかし、目の前の愛犬をこんな目に合わせてよく言うよ!という
気持ちも。目の前の犬をきちんとしつける事で保健所に行く犬が
減るんじゃないか。盲導犬や介助犬など使役犬を育てることにも
興味がありましたが、「家庭犬」を育てる事が一番難しく、また、
犬の地位を上げるのに一番近道だと思い家庭犬のしつけトレーナー
になる道を選んだわけです。
ダメダメ飼い主だったことは胸を張れることではありませんが、
このことを忘れることなく、ビューに対する懺悔の気持ちを持ち
ながらこれからも頑張っていかなくちゃ!と思っています。
飼い主が変われば犬も変わる
と、よく言ったもので、確かにその通りなんですが、なかなかどっ
こいそこが難しいんですよね!
でも、そんな皆さんも根気強く一緒に頑張ってくれるトレーナーを
見つけ、是非これから続くワンちゃんライフを楽しんでもらいたい
です♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次に紹介させていただくのは神奈川県で活躍しているドッグトレーナー
「ドッグトレーニング もかっぷく 重田美穂トレーナー」です。
愛犬モカくん・フクくんと一緒にワンちゃんライフを楽しんでいる
トレーナーさんです。
「空ドッグスクール 栗林純子トレーナー」より紹介を受けました
「ドッグトレーニング クライナー・ハイネ」の佐伯亜矢乃です。
静岡県静岡市で出張トレーニングをはじめ、パピートレーニング・
グループレッスン・しつけ相談会などの家庭犬に必要なしつけ
トレーニング、また新たなステップとしてファントレーニング
(アジリティー・オビディエンス教室、訓練競技会参加教室)を
行っています。
独立をして3年が経ちましたが、まだまだ若輩者の私。
先輩トレーナーさんや飼い主さん方に助けられている毎日です。
こんな仕事をしているので「先生は小さい時から犬が好きなん
ですよね?」と聞かれたりしますが・・・苦手でした。
そんな私が犬を好きになったキッカケはやはり犬を飼い始めた
ことからでした。
ちょっと昔話になりますが、私が中学生のとき、両親が「子供の
情操教育の為」という面目で迎えたのがラブラドール・レトリバー。
あの愛らしい仕草は直ぐに私を虜にしました!
ただ、犬は可愛いけどしつけなんて考えもしませんでした。
中学生ということもあって、世話は一切せず、やったとしても
気が向いたときに散歩に連れ出すくらい。
まぁ、ありがちですが、父親は会社、子どもたちは学校・・と、
必然的に母親がその役目になってしまうわけです。
なんとなく飼っている・・・そんな日々が続くと問題が出てくる
のに時間はかかりません。
私の家の場合、外飼いを希望していたため、子犬の時期は(半年
くらいだったかな?)家の中、その後は庭にサークルを作り外で
飼う予定でした。で、要求吠え!
今まで家の中でみんなが見渡せるところにいたのになんで~、と
いう感じでしょうか。図太い声で吠え続けました。
しびれをきらした父親は大声で怒鳴りつけ、私と弟は新聞紙でハ
リセンを作り犬のお尻を叩く、恥ずかしながらそんな対応を繰り
返していましたっけ。もちろん、そんな対応では治まるわけなく、
酷くなる一方。
ある日ポストの中に紙きれが・・
書かれていた内容は忘れてしまいましたが(要は、ウルサイとい
う苦情です)殴り書きで書かれた文章に子供ながらにショックを
受けたのを覚えています。
問題はこれだけでなく、これを機に母親の精神状態も不安定なも
のに。過剰なストレスからいつもピリピリした空気が家中漂って
いました。
両親の間でどんな会話がされたのか分かりませんが、数日後、
学校から帰ったら犬がいないんです。
「もしかして?」
なんて最悪のことも考えましたが、訓練所に預かってもらった
とのこと。
なんでも、しつけを入れて吠えない様にするんだそうで・・・
寂しい気持ちももちろんありましたが、それ以上にホッとしてい
る家族がいました。
近所の目を気にしなくていい、面倒な散歩もいかなくていい。。。
なんて、残忍で残酷な飼い主でしょう。
「犬を飼う」ということを単純に飼育する、ということしか考え
ていなかった過去。恥ずかしくて顔を上げられませんが、そんな
経験が今の自分に繋がっていることは確かなのです。
この愛犬ビューは、半年以上訓練所にいました。
面会に行ったのはたった1回。
訓練所に行けば「吠えなくなる犬」になるんだと思っていました。
吠えなくなるマジックをかけてくれるのだ・・・と。
結局、変わらなかったですよ。
「家に帰ってきたら全然言う事を聞かないんですよ~!もう、
戻っちゃった!!」よく聞くコレです。
コレはトレーナーが悪いわけでも犬が悪いわけでもなんですよ。
犬を「修理品」同様に思っている飼い主が悪いんです。
しつけトレーニングは「うちのコ悪いコだから治して下さい。」
という他力本願は通用しません。一緒に生活する飼い主さんが、
愛犬を扱う飼い主さんがその環境でトレーニングしなくては意味
がありません。
トレーナーはほんのちょっと手助けするくらいの存在だと捉えて
ほしいものです。
ビューは帰って来てからも、なんとな~く飼われていて、
(あ、もちろん可愛かったですし、その時与えられる十分な愛情
は与えたつもりです)吠えも相変わらずでしたが部屋に入れるよ
うにしたら吠え止んだので、一応家族のストレスは解消されるこ
とになったのです。
陰気でない明るい性格、タフな精神力、ビューのもともとの性格・
気質に助けられました。こんな飼い方をしていたらきっともっと
他の問題が出ていたに違いない、と今は思います。
進路に悩んでいるとき、この出来事があって「犬と向き合いたい」
と思いました。
美談ではありませんが、当時、殺処分される犬が年々増えている、
という記事を読むと助けてあげたい、という気持ちがありました。
しかし、目の前の愛犬をこんな目に合わせてよく言うよ!という
気持ちも。目の前の犬をきちんとしつける事で保健所に行く犬が
減るんじゃないか。盲導犬や介助犬など使役犬を育てることにも
興味がありましたが、「家庭犬」を育てる事が一番難しく、また、
犬の地位を上げるのに一番近道だと思い家庭犬のしつけトレーナー
になる道を選んだわけです。
ダメダメ飼い主だったことは胸を張れることではありませんが、
このことを忘れることなく、ビューに対する懺悔の気持ちを持ち
ながらこれからも頑張っていかなくちゃ!と思っています。
飼い主が変われば犬も変わる
と、よく言ったもので、確かにその通りなんですが、なかなかどっ
こいそこが難しいんですよね!
でも、そんな皆さんも根気強く一緒に頑張ってくれるトレーナーを
見つけ、是非これから続くワンちゃんライフを楽しんでもらいたい
です♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次に紹介させていただくのは神奈川県で活躍しているドッグトレーナー
「ドッグトレーニング もかっぷく 重田美穂トレーナー」です。
愛犬モカくん・フクくんと一緒にワンちゃんライフを楽しんでいる
トレーナーさんです。