【目的】

権利確定を境に下落していた2銘柄がどれぐらいでそれ以前の価格に戻るのかを確認する。

 

【クラレ】

 

【ノーリツ】

 

【結果】

双方とも権利確定日前の価格水準まで戻した。

 

【感想】

もっと日数を要するものだと思っていたが、そこまで時間がかからなかった。

気になったのが、双方ともに取引終了時刻に大きな出来高の約定があったことであった。

他の銘柄も確認してみたところ、丸千代山岡家などの例外はあるものの、多くの銘柄で15時ピッタリの大口の約定があった。

 

これに関して、下記のようなQ&Aがあった。

 

大口間での取引に引け成りが使われるからです。
例えば、A証券が、ETFの設定で、B社の株を10万株、大株主から買うことになっていたとしますね。その時、A証券は、B社の株を引け成りで買い注文を出し、大株主は、B社の株を引け成りで売り注文を出します。
この場合、10万株は、引け値で約定することになります。
例えば、今日トヨタは大引けで286万株できています。1日の出来高は、675万株ですから、半分近くが引けでの約定です。

 

ETFの設定に限るのなら15時直前の動きはあまり意識しなくてもいいのかもしれないが、「買いたい」という意思が介在するのなら、後日プラス方向で動くかもしれない。今日監視していた銘柄であるANAと三菱UFJ、それと微増であるがクラレとノーリツが明日上がっていくのかを確認する。またそのような動きが無かった丸千代山岡家も併せて確認する。