松永K三蔵著の『バリ山行』を読んでから気になっていた、六甲山のバリエーションルートに初挑戦ビックリマーク


阪急芦屋川駅に着いてビックリ😬六甲山の人気は当たり前だけど、残暑厳しいこの時期に、こんなにいるの?今で気温30度。最高気温は33度の予報です。

9時 私達も、他のパーティーも一斉にスタートビックリマーク

9時30分 滝の茶屋に到着。

ベンチも人でいっぱい。滝に打たれて、全身の汗を流してるツワモノ多し。魚も以外と多かったです😳


9時45分、いつもの鳥居から登山開始。

2分後の『コース案内図』
9割以上の登山者が一般登山道に進んで行きます。
私たちは正反対に折れ、バリエーションルートへ。
『芦屋地獄谷』

ザレ場を下った瞬間、超デカいイノシシ一匹と、ウリ坊四匹に遭遇。張り巡らされた『サイレンがなります』の金網。登山口さえ分からず入山を一時躊躇😶

しかしパパはヤル気です。
スマホでルートを確認しながら導いてくれました。

第一の難関。
滝を登るルートらしく、行くか帰るか、巻き道を探すかで家族会議。巻きは直登、しかもロング。ベテラン登山者がヒョイっと滝を登って行きました。ママが偵察し、案外イケて子ども達を引きあげサポート。

そんな難所が随所にあります。

なんか赤い。まさか血じゃいよね😱
この岩畳階段も手足を駆使して登りました。パパが下から支えて、ママが上から引き上げる繰り返し。両親とも必死だから、難所は写真が一切撮れません💦

難所を超える度に自信をつけて

もはや両親を置いていく。若さって最強の武器。

10時30分 初めて安心できる平地に出ました。疲労感が半端ない。あんな難所はもうないよね…?

いや、すぐにキタ━━━(゚∀゚)━━━━!!
パパが偵察。振り返って苦笑い。しかし他にルートはない。行くしかない、そして一致団結して突破!!

また出た難所。
ベテランのおじいさんの登り方をしっかり見る。そして、慎重にマネる。三点支持を守って進む。

ヘルメットをつけた本気のクライマー集団とすれ違いました。『小便の滝だよ』と教えてくれたけど、余裕がないし、どれのことやら分かりませんでした。

その先でデカい岩を発見。 
さっきの集団もここで練習をしていたのだろうか?

この先は踏み跡が錯綜。どこも怪しい。この辺りが一番怖かったかな…。日が落ちたら、雨が降ったら…最悪救助要請。冷や汗が止まらず、写真が一枚もない。

森を抜けたらアップダウン。気を抜けないけど子ども達は楽しそう。ママは遅れてフォロー出来ず💦

ママの気力が限界。
『風吹岳まで歩けない。おにぎり食べさせて…』
座り込んだ場所が万物相でした。神戸の街が一望。

稜ちゃんがオニギリを転がすハプニング発生。
兄弟愛で乗り切りました。結束力が素晴らしい。

いつも一般ルートから眺めていた場所。
いつか行きたいと思いながらイケてなかった場所。
『万物相、やっとこれた』
パパの本気の満足度が伝わってきました。

歩き出すと、このルートで初めての道標を発見。

その先、すぐに一般登山道に出ました。
『この先危険』その標識の道を歩いてきたのか🫢
何とか登って来たけど、下りには使いたくない😱

整備されすぎじゃない?なんだか物足りない。

12時25分 風吹岳に到着

風吹岳のてっぺんでを何か食べてるおじいさん。
不安だらけのバリルートでチラリと見かける度に安心しました。たまたまか…待っていてくれたのか?
おじいさんがいなかったら挫けてた。神の存在✨️

ドングリやマツボックリを集めて走り回る子ども達。疲れてないの?元気すぎ。ママは疲れたよ😑

13時25分 一般登山ルートで下山開始。
寝ながらでも歩けそう…なんて、もう感覚麻痺(笑)

展望台につきました。さすがにお疲れモード。

14時10分 保久良さん到着。
5時間。山屋の私たちにとったら、至って普通の行動時間。いや、短いくらい。なのに疲労感が半端ない。

バリエーションルートを歩いて『山って何だ?』
色々と考えさせられました。『次に行く時は…』
これぞ中毒症状。また行っちゃうんだろうな〜泣き笑い