今読まれているこちらのブログは、更新が四年に一度、読者はゼロに等しい。
あなたはたまたま覗かれた珍しい方だと思う。
どうせ読まれないのであれば、非誠実で自分本位なテーマを立ち上げようと思いついた。
どんなテーマかというと、批判を承知の上で、未読本をばんばん推薦していくという内容の記事だ。
かつて古本屋で毎週何十冊と本を購入してはほとんど読まずに積ん読している本があったが、今はiPhoneにデータとして収まっている。
非情なことに、書籍の温もりなど毛頭感じないため、「頭に入れれば全部一緒!」といったジャンク読書をしている人だと敬遠されるかもしれない。
そもそも共感は求めない。

大量の情報に溢れている現代社会、波に飲まれる前に一度足を止めて波を読む。
重要な情報だが、感度が鈍いか刺激が弱く、度々目にしても気にも留めない情報があると思う。
弱い光でもこちらが能動的に何度も当てていれば、次第に重要であることに気づく。
人の相談に乗っているときに、自分の悩みが氷解していくような過程を辿りたい。

さきほど、読書ファンを敵に回すような発言をして、お気づきの方もいるだろうが、私は読書が嫌いである。
子どもの頃、大人から本を読めと命令されて育ったし、おまけにお年玉が図書券だったから読書には強制感が含まれている気がして楽しかった思い出がない。
アイスを売っているお店に連れて行ってもらっても、子どもが食べるのはこの味だと強制されれば甘さも魅力に感じられないだろう。
このテーマで書く記事も、むしろ読書好きの人には読まないでもらった方がいい。
目的を問われても正直明確な答えはないが、Amazonのウィッシュリストが増える一方なので、最初に目にしたときの印象をメモとして残したいと思ったのがきっかけだ。
Amazonさんから推薦された関連性のある本をそのままリストアップする。
僕も読んだことのない本を推薦されても読まないので、そんなことを記事にしてすいません。