動機
見聞録前日:6月29日(土)
見聞録:6月30日(日)
気がつくとテントは白い明るみに包まれていた。
スマホを確認すると4時半。
野宿は寝付けないが、目覚めてからが眠い。
目を閉じると体の熱を感じ、今まさに体が回復途上の実感がある。
この回復が起床によって失われるのことが惜しい。
隣のテントからT丸が這い出してくる物音がする。
しゃーない、起きるか。
ところで、今日の天気はどうだろう?
スマホで「松本 天気」と検索すると、雨マークが8時から始まっていた。
マジでか!
寝る前に確認した時は11時からの雨だったはず。
これなら走れると走る気満々だったが、雨が早まったか。。。
少しでも雨予報では、最近の俺氏は走るのをやめる。
しかも今回は半袖レージャーに、ポケッタブルのナイロンパーカーを入れ忘れてきた。
雨が降って、濡れた状態で、標高2160mから下ってこられる自信がない、というか無理。
本事象を知得した瞬間に、DNS率が80%を超えた。
テントを撤収して、朝食は5時過ぎにピラータさんで頂く。
「ところで、今日の天気予報を確認した結果、DNSするつもりなんだけど、どうする?」
とT丸、K田に切り出した。
この時点で、俺は走る気ナシ。
二人は通行止めになる7時前までに考えるとのこと。
俺はといえば、早々に輪行してチャリンコをクルマに積み、通行規制がかからない林道の脇にクルマを移動した。
そして7時前、T丸とK田は、ゴールをピラータにすることにしますと、浅間温泉に下っていった。
あ、途中リタイア前提の手もアリか。
それは思いつかなんだ。
いつか同じ事態になったら、その手を使わせてもらうわ。
下っていく二人。この後、通過したあと会うことなく帰った
ピラータ前で待機してたら、7時スタートのチャンピオンクラスのトップが、7時20分には通過する。
早すぎ!
最初の激坂抜けるのに、俺は4,50分かかるね。
その最初の一人から、足切りのクルマが通過するまで2時間ほど「アレアレアレ!」と叫んで折り畳み傘を振り回していたオッサンは、私です。
T丸とK田はピラータで止まらず、走り抜けていった。
正直、足切りのクルマが通って、第一陣が下ってくるまでに帰ろうと思ってたから精算どうしようか問題が発生したけど、適当にO塚に金を握らせてT丸に払ってもらうようにお願いしといた。
途中、雨が降ってきて大変そうな太鼓隊の皆さん
そして10時過ぎ、S根さん一家が離脱したのに続いて、俺氏も離脱する。
お疲れ様っした!
T丸とK田は、またそのうち(1年後)会うだろう。
帰りに鹿教湯温泉に寄ろうとしたら、10時半に日帰り温泉やってない。
霊泉寺温泉の共同浴場200円でお湯に浸かってきた。
このお湯、体を拭いても延々と汗が止まらない系のお湯だった。
上田と松本の間で気になっていた手打蕎道 奈賀井でそば啜ってきた
三食盛り。更科そばは、そばかな?というくらい上品だった
霊泉寺温泉の共同風呂200円だが、汗が止まらない
そして上田駅に戻って12時半過ぎ。
次の新幹線を調べたら5分後。
さらにその次は1時間後。
急げ!
で、新幹線乗って東京戻って、家に帰ったのは14時40分頃。
さて、まずは片付けしてから、床屋行って、ムビチケで買った映画のチケットの映画自体が終わる前に観に行かんとな。
以上。
ちなみ、次の週末は北アルプス山麓グランフォンドを予定していたけど、別の用事が入ったので、これまたDNSです。
イベントに寄付ばかりしておる。