性病梅毒は爪に疾患が出る場合があります | 病院へ行かずに性病は治せる?

病院へ行かずに性病は治せる?

病院で性病の治療をするのは嫌な方も多いはず。そんな方に朗報!多くの性病は自宅でも治せます!

性病梅毒においては、梅毒性爪囲炎・爪炎等の疾患が出る場合があります。梅毒は梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum 以下単にtp)に感染すると罹患します。tpに感染した後3か月-3年の次期において梅毒性爪囲炎・爪炎等の爪の白斑化・不透明化・爪郭肥厚化が起きる場合が報告されています。tpに感染した後に感染部位のリンパ節でtpが増殖し、その後、tpが血液を通して播種(ハシュ)する事が原因です。症状は2-3週の内に快方する傾向になり、多発性リンパ節腫脹以外に症状をみない潜伏梅毒の状態になりますが、その後2-3年にわたり、症状が繰り返し起こる傾向になります。この場合には、爪の単なる疾患ではないので、梅毒そのものを治療しないと、抜本的な治療には繋がりません。治療の際にも梅毒に罹患している場合には、診察してもらう医師に梅毒罹患の事実を知らせていない場合には、梅毒罹患の事実を必ず伝える必要があります。治療方針としては、STS法定性・TPHA法定性・FTA-ABS法定性等という診断方法により診断し梅毒罹患の上での爪疾患かどうかの確定化を行います。その後投薬を行いますが、第一選択薬としてAMPC・ABPC(合成経口ペニシリン)を使用します。tpに罹患していた時期により投薬機関は異なりますが、概ねAMPC・ABPCの投薬期間は2週間ー12週間程度です。梅毒治療薬AMPC・ABPCの先に述べた期間投薬を行った後に、治癒効果はSTS法定量により判定を行います。梅毒は昔は治療するのが難しい性病の一つでしたが、現在では梅毒治療薬AMPC・ABPCの登場により、治療し完治させる事は昔よりは簡単になりました。