イングランドプレミアリーグ最終節

マンチェスター・ユナイテッドvsレスター

3位ユナイテッドと5位レスター

勝ち点を落とせば終わりという一戦。

裏では

チェルシーvsウルブズ

の4位と6位の直接対決。誰がこのカードをシーズン開幕前に予想したのか。

素晴らしい最終節になることは間違いない!




ユナイテッドは引き分け以上で自力、もし敗北の場合はチェルシーが負けると4位以内確定する。

最終節は全試合同時刻なのでとにかく勝つ!

それだけだ。この試合の結果により来シーズン以降大きな影響をもたらす。

今シーズンは苦しいシーズン。とにかく最後はいい形で終われるようにしたい!

[どういうゲームプラン?メンタル的にはどうなのか?]


まずはユナイテッドはどういうゲームプランでいくのか?

勝ちにいく。これだけだ。

そういうメンタル面を持つことが大切になる。

引き分けでもいいというメンタルをもつと、どうしても受け身になってしまう。

ミスを怖がるといつものユナイテッドではなくなる。

戦い方は再開後と同じを貫くこと。ここで変なことはしない。それはサッカーをやってる方なら分かるはず。

やってきたことをやるだけ。
ここで変に違うことをやると上手くいかないんだ。

マティッチが最終ラインでビルドアップに絡み、サイドバックを高い位置に。ポグバ、ブルーノが顔を出しながら、縦へのクサビのパスでスイッチを入れる。

横への揺さぶりで相手を動かしハーフスペースを使いながら、アタッキングゾーンで個の能力を合わせゴールを奪う。

この形をやっていくだけ。

もちろんリスク管理は怠らない。

攻撃時にも相手+1枚の形を取ることが大事。

最近はよく出来ている。
リンデロフ、マグワイアどちらかがFWに入るパスに対し、インターセプトやプレッシャーをかけ、どちらかはカバーに入る。

カバーがいるからこそチャレンジができる。

ここでDFの優先順位をおさらい。

1.インターセプト
2.ファーストコントロールミスを奪う
3.振り向かせない
4.振り向かれたら遅らせる

これがファーストディフェンダーの優先順位だ。

これを瞬時にプレーの中でやり続ける。そうすれば仲間が戻ってこれるし守備を厚くできる。

もちろんレスターの武器ヴァーディーには警戒をしたい。
だが。そこまで怖がる必要はない。
爆発的なスピードという個は素晴らしいが、個には組織で勝てる。

まずは、ヴァーディーへのパスを出させない。

攻撃時の距離感を良くすることで守備に切り替えの時に素早く組織でプレッシャーをかけられる。
この事は前の記事に書いてるのでそちらをご覧ください。

もちろん出されるのは承知だが、パサーにいい状態で出させない。受けさせない事がまずは大事。
もし裏に出されてもチャレンジ&カバーが出来てれば問題はない。

マグワイアは元チームメイトで彼のことは良くわかっているし、チームとしても分析は出来ている。

レスターはマディソン 、チルウェル、ペレイラ、ソユンクと攻守において要の選手を欠いている。

レスターの躍進を支えてきた4人の選手がいないとなるとクオリティは必ず落ちる。

結果にも現れている。

Twitterでは、モーガンの背後を突いていく。

それはもちろん狙い目であり穴だ。

だが、そこだけを狙って裏、裏になると相手のラインは下がり、ユナイテッドは10人が間延びしてしまう。

そうすると奪われたあとにプレッシャーをかけるのが遅くなり、間延びしていることで隙が生まれ、ズレ、ズレ、ズレでカウンターで終わる。

しかも相手のラインは必然と下がるのでスペースが生まれない。

ウイイレではないんだ。
背後を突く為には突くためだけの誘い方がある。

それはいままでやってきたこと。

前線が流動的に動きDFの隙を作り出す。マルシャルが落ちてくるときについてくればその開けたところを突く。ついてこなければバイタルエリアで前を向ける。そうするとミドルを打てるラッシュ、グリーンウッド、ブルーノ、ポグバがいる。

出てくれば3人目の動きやワンタッチのアイデアで崩せる。前回記事にも書いたとおり45°のパス、連動が重要になる。

ユナイテッドはキーパーから繋いでビルドアップをしているが、奪われて失点のシーンもあった。

そこは改善が必要。それはレスターもわかってプレッシャーをかけてくる。

ってことは剥がせれば広大なスペースが前線に生まれてくる。

スピードとテクニックに長けたMMMにブルーノが絡み、そこにピンポイントで出せるポグバ。

それがユナイテッドの狙いなのだ。

カウンターしかなかったシーズン序盤。

だが、相手を引き出すことで疑似的にカウンターを作り出したスールシャール。

背後を突くにはそれだけの過程が必要なのだ。

なぜビルドアップをするのか?それはシンプル。

ゴールを奪うため。

日本ではゴールを奪うビルドアップでなく、ビルドアップのビルドアップに美学を持ち指導している方が多く見受けられる。

でもビルドアップはゴールを奪うための過程でしかならない。

いままでやってきたことをやるだけ。それが自ずと結果に結びついてくる。

勝つだけを考えて選手はプレーする。ピッチで躍動し、11人だけでなく、ベンチメンバー、ベンチ外メンバー含めチームとして一体になる。

それがCLへの切符を掴むための術だ。

予想スタメン 




ショーが復帰できるかわからない。
だがそこを嘆いてもしょうがない。フォスメンサーかウィリアムズが出場するだろう。

持論ですが、今回書いたことができれば勝てる。

でも、本当に難しい試合になる。ビハインドになるかもしれない。トラブル、アクシデントが起こるかもしれない。

でもいままでやってることを出すしかない。

経験値豊かな選手がユナイテッドにはいる。

必ず勝って3位でフィニッシュする。

泣いても笑っても19-20シーズンラストのリーグ戦。

今のユナイテッドなら勝てると確信しています。
みんなで声援を送りましょう!!勝ちましょう!

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2020.7.26.〜Hoso's Football〜