去年の今頃田舎に帰ることをきめていた。
３月で１年になろうとしている。
帰って来たものの、何もしていないなぁと思う。
仕事も落ち着いたというわけではない。
田舎なので選択肢は狭い。
少しでも選べる幅のあるところを探そうとすると
遠方の市まで出向かなくてはいけない。
今の年齢を考えると尚狭く成る。
そうおもいながら、
今年は畑の手伝いとか作り方とかも覚えていくように
したい。
手が痛くてしばらく休んでいるギターの練習も
続けたい。
日々時間が経つのは早いが、何か積み重ねて
行くことは大事なことである。
家事もより良くして行きたい。
結局平凡なままでいるだけなのだけれど、
今までもそうだったのだから、
いまさら驚かない。
帰ってくるまでに思っていた意識と
帰って来てからの現実に触れてからの意識とで
妙なぶつかり合いがある。
帰ってきてからの現実に吸い込まれるように
吸収されているような、
消しゴムで意識を消されているような
変な感じだ。
都会とかニューミュージックとか流行とかに刺激されて
いて憧れていた心が、
その頃の時代を生きていた田舎という場所に戻ったことで、
意識に影響する要素の中に、場所というのがあるとすれば
その場所は同一になってしまい、
若かった頃のベクトルが、加齢というベクトルにより
向きが変わって行き、
学生時代に若かった人達も、今は十分年齢を重ねた。
人はそれなりに進んでいる。
・・・・・
なんだか、最近愚痴ばかりになってしまう。