2022年9月9日、
消費者庁は「第1回 ステルスマーケティングに関する検討会」を開催すると発表した。広告であることを隠したまま広告出稿することは、一般消費者の合理的な選択を阻害するとして、規制の必要性と内容を検討する。
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今月27日に
法律などの規制に向けて
消費者庁と有識者で検討会が行われ、
『規制の必要がある』と
報告書をまとめました。


世の中は、
あらゆる場面が広告案件なのに、 
なぜ

『これは広告です』

と表記する必要があるのか。

それは、

私たち自らが取りに行った
『ほしい情報』
ではないからです。

『表示しなくてもこの商品、このサービスは広告、企業宣伝って大体わかるでしょ?』は、

通用しない。

見てる側誰もが、
『これは宣伝広告だね』と広告主が区別、認識させなければならない義務を負う。

隠れた広告を、
ステルスマーケティング

“ステマ”と言います。

商品、サービスに関する
“クチコミ”も対象で、

記事に対しての
不可解なアゲコメントまで
組み込んだ

『広告記事』『提灯工作記事』

もあります。



企業の広告、宣伝、
CM、コマーシャル等に出演する立場の出演者は、

依頼主が
反社会的な勢力ではないか、詐欺まがいの企業ではないか、法令違反する違法企業ではないか、

事業内容等を
事前に調査しているかは
疑問です。

対価と引き換えに
イメージを毀損する可能性がないか、弁護士の先生方と細心の注意を払い、社会的に問題を抱える企業とは繋がらないよう勉強会をしています。

ボランティアの考え方も、
『形を変えた集団』という認識の方が、今は安全性を保てます。

労働の対価を、

『無償』『ノーギャラ』
『ボランティア』
『著しい低価格』

で業務を一方的に押し付けること事態、公正な取引に背く『不正な発注者』だと、文化庁等から私たちに通達されています。




広告に限らず、

気付かれないよう正体を隠し、
マインドコントロールするやり方は、公正ではありません。

ステルスマーケティングを
公共の電波を使って、『テレビ放送する』というのは、以前から問題になっていて、問題は明らかなのに、なぜ規制しないのかが不思議なくらいです。

例えばSNS、ネット配信も、

製造先・販売者からの広告宣伝依頼なら、表示しなければならない義務があります。

インフルエンサー等の動画、
ブログ記事にも

『広告』『PR』

と表示しなくてはなりません。




広告全般が
悪いわけではありません。

『コソコソ隠れて気付かれないように侵入する広告』

がいけないのです。

ユーザーを装った、
なりすまし事業者や、サクラ行為によるニセの評価は、消費者の合理的な選択を害するからです。

行き過ぎのない、
偽りのない健全な広告というのは、寧ろ社会には有益で、それを明確に『広告です』と明らかにしてくれれば、その後は購入する側が冷静に判断できます。

“ステマ”

を取り締まらないのは、
社会に不利益を与えることなのです。




OECD(経済協力開発機構)加盟国の上位9カ国の中で、唯一ステマ規制がない『自己責任』である私たちの国は近年、各分野で、何かと遅れを取っていることが目立ちます。

人の権利を
侵害してまで広告をする社会性のない商売元を容認しても、社会の発展にならないのです。

ステマは、
プロパガンダの手法を、マーケティングで使う事と同じで、取り締まらないのは、消費者への不利益を招く行為でもあるのです。

区別なく、
要らない情報が入ってくるのは
邪魔でしかなく、それは

『モラルのない広告』

だと万人が認識を高め、

『これおかしいね』
『ステマだね』
『騙されないでね』

と注意を呼び掛け
警戒し合う必要がありますね。




さて、たくさんの家電を
紹介していた頃の
エピソードですが、

選りすぐって購入し、実際に使用していた製品を紹介していました。

私のこだわりが
伝わっていたらいいなと
思います。

長く使ってわかる情報もあり、
新商品の紹介だけではなく、消費者本人の声は有益な情報です。

長所だけでなく、

それぞれの不具合や
ウィークポイントも踏まえ、機能、デザイン、価格等を調べ、自分にとって最適な物を選ぶことができるからです。



当時、有り難いことに
CM出演のオファーを複数の企業から頂きましたが、一企業の広告キャラクターを受けることは辞退しました。

『製品全般を、自由に自分の言葉で表現し、消費者、購入者の立場で、趣味として紹介したい』というのが理由でした。

各メーカーの方々と、たくさんの製品について深く話せたことはいい経験で、私の愛用家電は今でもほとんどが健在です^_^

いい商品、
いい製品であれば、

ステマなどの不正に頼らず、
堂々と広告を打ち、PR、宣伝表示をして欲しいと思っています。



今年、私が新調した
コーヒーメーカー。

ペーパーレスのフィルターと
スレンダーサイズが、
今回の選考理由です。




コーヒーは飲むまでの作業も
楽しい時間で、手挽きのミルで『粗挽き』が拘りです。



今まで愛用の
コーヒーメーカーは

『キカイダー』

のようになるまで約9年
酷使したため、
2022年をもって、お役御免。

サイズ感、一体型自動ミル、
当時にしては珍しく、
スタイリッシュでコンパクト
愛すべき家電でした。



高価になっていく
家電たち。

長所も短所も理解して、
納得の
『一台』『一機』を選ぶ。

大切なのは

『この家電、今日からうちの家族』

という満足感が、
一番いい製品なのです^_^