みなさまこんにちは。佳世先生です。
摂食障害は女性の方が多いとされていますが、男性も摂食障害にならないわけではなく、佳世先生のところに相談に来られる方も少なくはありません。そしてこの摂食障害の背景には、性別問わず、これまでの生育環境で受けてきた「たましいの傷」があるのです。
では、どういう時に人間のたましいは傷つくのかと言いますと、親子関係において「ありのままの自分が愛された」という実感がもてないと、人間のたましいはさみしさを抱え、深く傷ついてしまうのです。
例えば親からの要求水準が高く「いい高校に入って、いい大学に入って、いい会社に」と求められて努力されてこられら方は「ありのままの自分が愛された」という実感はなかなか持てるものではないなあと感じています。
その「ありのままでは愛されない」というたましいの傷があまりに深いと、大きな環境の変化に伴う不安やプレッシャーなどに傷が反応し、たましいが悲鳴をあげ、摂食障害という目に見える病となって表れます。大きな環境の変化とは、例えば受験、就職活動、昇進、起業、結婚などがあげられ、プラスの出来事も含みます。
摂食障害を克服するには、まずはたましいの傷が癒えることが最優先です。
私たち取次師は、たましいの傷が癒えるように神さまに祈りながら、その方に寄り添いながら、その方のお話を丁寧に聴かせていただいております。
お取次の中で「ありのままの気持ち」を聴いていただき、受け止めていただく中でさみしさは安心に変わり、そしてたましいの傷が癒やされ、次第次第に症状は落ち着いていきます。
金光教平戸教会 細川佳世
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