小沢党首が辞任の意を表明。

理由は簡単に言っちゃうと、

「ゆーこと聞いてくれないならもーしらない!やめる!(止めるなら今だかんね?)」

みたいな感じ?w


まあそれはいいんですけど。

この年になってもどーーーーしてもわからないのが、

政党の対立の仕方なんですよ。


今回の大連立の話は

ねじれ国会によってまったく法案が通らない事に端を発する訳だけど、

そこからもう判らない。

そしてどっちから言い出したのかは各新聞で全く違うけれども

自民・民主を連立与党として、

法案を確実に通しませんか、とのお話だそうだ。

なんだそりゃ。


そもそも政党がいくつもに分かれているって所はまあ、目指す物の違い、

権力の暴走を防ぐ意味での対立勢力という意味で理解できるのだけど、

国の進退を決定するような大きな事に関して

こうもすべての事項に関して与党と野党で意見が真反対になるものなのだろか。


国にとって一番必要だ、これはやらなきゃいけないなって事を

国の仕組みから法律から一般国民より全然知識のある自民党の立派な先生達が考えた結果が、

同じく立派なプロフェッショナルである民主党の先生達から真反対の意見でダメ出しされる。

・・・なんで?

しかもねじれ国会になってから全然法案が通ってないって事は、

全部の意見が真反対って事だよねぇ。

これってどういう事なんですか?


いくら政党によってマニフェストに違いがあるとはいえ、

国にとっての大事を考えた時に

こうまで意見が食い違うとは考えられないですよ。一素人国民にしてみれば。

だれがどう考えてもここはこうするのがベストって事も絶対にあるはずなんですが、

違うんですかねぇ?


大連立にすれば法案が通るから一緒にやりましょうよって事は

今まで「反対!!」って言ってた法案に対して「賛成」の手を絶対挙げなきゃいけないって事で、

驚くのはその理由まで変わってくるって事ですよね。

こうこうこういう理由で国にとってこの法案は通しちゃいけないんですよ!って言ってた物に、

今度はまったく反対の理由で通さなくちゃいけないんですよ!って意見を述べる事に。

で、どう考えても「はぁ?」としか思えないこの内容に、

小沢さんのような大、大ベテラン政治家はOKを出した。

って事は、政治ってそういうもんなんだって事です。

ねじれ国会では、衆院と参院で与党野党がそれぞれの勢力でいては、

法案は通らないもんだって認めたって事です。


・・・・それって実は物凄い事なんじゃないか・・・


本当に国にとって必要な法案も、

野党は与党に反対するもんだって「常識」で通らない事になってるって事??

とりあえず反対するのが野党の「常識」??


わっかんねぇ・・・

政治がわかんねぇ。

何を信用すればいいのか、まったくわかんねぇです。

元P-MODELの異常才能キーボーディスト

現プノンペンモデル


世間での認知度はやっぱり全然なんだろうなあ。

業界内ではそりゃ有名なんだろうけど、

知り合い100人に聞いても誰も知らなさそうだ。


今の国内、国外すべて見渡しても

彼のような動機で音楽に携わっている人間が何人いるんだろう?


音楽の為にレッスン、努力をしている人間は大勢いるかもしれないが、

日常のほんの些細な事・・

例えば

茶杓を何時間もかけて選ぶ事。

飛田遊郭を散策する事。

分厚いマニュアルを何時間もかけて読破する事。

そんな事がすべて音楽に繋がるミュージシャンなんて

どれほどいるんだろう。


息をするように音楽を生み出す。

生きる為に必要であり、

そこに「売れる」「媚びる」なんて発想は欠片もない。

しかしながら独りよがりのオナニー音楽製作ではなく、

世に出す=エンターテイメント性の必然性なんてものは

判っている、知ってるなんて話ではないぐらい当然あってしかるべきの物。


生きる手段と音楽が同一と言ってよいほど密な関係であり、

それを作品として世に出す才能も持っている。

あまりにも自身と同じもの過ぎるが故に

一般受け、大衆向けでは当然無いのだけれど・・


誰にでも聞きやすく、覚えやすく、親しみ深い音楽を作る事も

それはそれですごい事だと思う。

むしろエンターテイメントの欠片も見られず

海外音楽の猿真似、スタイル真似ばかりの

中途半端な自慰音楽を垂れ流すエセアーティストの氾濫する

90年以降の日本音楽シーンより、

演歌やアイドル音楽の方が数倍素晴らしい。


そういう意味での「誰にでも親しみやすい音楽」の対極にあるような彼の音楽。

難解・複雑・意味不明。

生き様・思考・行動の全てが音楽に凝縮される。

オリコンなんかには天地がひっくり返らない限り絶対に乗らない。

「ことぶき光」という名前がなければメディアで紹介される事すらあるかどうか・・・


実はこういうアーティストは日本の片隅にごろごろ転がっていて、

資本の波に飲まれることなく

狡猾な戦略に巻き込まれること無く

自由に音楽と戯れている。

その方が楽だし、波に巻き込まれたが最後、

ノルマやしがらみ数字、お金に翻弄され

思い通りの音楽が何だったかすら忘却の彼方になるなんて事は

誰もが判っているからだ。


ことぶき光は

そんなアーティストであるにも関わらず

類稀なる音楽の天賦の才と

どうやって身に着けたんだろうと思うほどの

絶妙なバランス感覚と

羨ましい程の頭の良さで

見事に音楽業界で生きている。


彼の音楽が飛びぬけて好きだというわけでは無いのだけれど、

その生き方。頭の中。

憧憬の念を抱いて止まないのである。


こういっちゃなんなんだけど、

blogって好きじゃないんだな。

なるべく他人のblogは見ないようにしてる。


理由はいくつかあるんだけど

最も大きな理由としては


みんな、本心で書いてる気がしない事。

そして、それに書いてる本人が気づいていない事。


なんていうのかな~


blog書いてる人格って

本人より数倍いい人じゃないかい?


芸能人がテレビにでて話してるみたいな。

そらまあ本人には違いないんだけど、

見られているという意識から、

無意識に過剰に自分を演出してないかい?


社会生活において礼儀は必要だし

むやみやたらに自己主張しない事は

日本人の特徴だしある意味美徳だとも思うけど

自分の個人領域であるblogで

一人寂しく「なりたい自分」を必死に演出している皆をみてると

こう・・・ため息が。

そんなにリアルで抑圧されてるんかい。

まるまるの貴方を、あなた自身が好きじゃないんかい。

それともそういう生き方がもう板についちゃっているのかい。

なんて、ものすごーく哀しくなってくる。


みんな文章のプロじゃないしね。

文章の端々からにじみ出てきてますよ。

いろんなものが・・・


荒れた肌に無理やりファンデーション塗っても

余計毛穴やシワが目立っちゃって醜悪なだけなんだよなあ・・・