都若丸劇団 『親子草子』 | レイジイの気まぐれブログ

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頑固・天邪鬼と思われようと開き直っています。

テレ朝2チャンネルの大衆演劇という番組、
不定期ですが大衆演劇の劇団公演を中継録画しております。

1月22日〜25日に放送されます。
✳︎劇団花吹雪 1月22日(火)よる6:30~9:00
✳︎劇団美山 20周年特別公演1月23日(水)よる6:30~9:00
✳︎逢春座・浅井劇団 合同公演 三吉演芸場(2018年4月公演)
1月24日(木)よる6:30~9:00
✳︎都若丸劇団 三吉演芸場(2018年11月公演)
1月25日(金)よる6:00~9:00


舞台感想
テレ朝2チャン一昨日放送された
都 若丸劇団、三吉演芸場からの録画中継
先月の公演ですね。

第1部はミニショー。
都星矢中心の群舞のあとは都晴香のソロ、
続いて都雅輝、1部ラストは若丸座長。


第2部の芝居は『親子草子』

このお芝居も生で観たことがなかった演目。

考えて見ると100以上の演目があるのだから、
観ていない演目はかなりあって当たり前かな。

親子の情愛を描いた人情劇。
配役は
髪結い辰三を都若丸座長
口入屋の辰巳屋おしんを都ゆかり
むささびの源蔵・のちの金貸の金兵衛を
キャプテン都城太郎。
目明し友吉(?)  都剛
おみよ  都晴香(?)
(間違い勘違い思い違いはお許しください)

第1場 大川端
幕があがると暗転の中不安感を煽る、
おどろおどろしたBGMが流れる。

明かりがつくと夜の大川端。
捕り方に追われて
ムササビの源蔵とばったり会う
乳飲み子を抱えた髪結いの辰三。

源蔵に騙された辰三は現像をやろうとするが、
役人たちに追われて果たせない。

役人の目を逃れた辰三はこれまでと、
抱えた乳飲み子を殺して自分も死のうと覚悟を決める。
いざ我が子に短刀を向けたその時、
止めに入った辰巳屋おしん。

訳を聞けば
昔錠前破りしていたが女房をもらい
足を洗って髪結いをやっていたが、
女房は産後の肥立ちが悪く病に臥せってしまった。
髪結いの稼ぎでは病を治せず、
金座の錠前を破れば200両の分け前をやるとの約束に、
悪事に手をかしてしまった。

ところが約束は反故にされた。
それどころか役人にチクられ、
捕物騒動で女房が死んでしまった。

自分が捕まれば乳飲み子一人で生きて行けない、
ならば自分の手で殺して自分も死のうとしている。


話を聞いたおしんは、
自分が子供を預かろうと言う。
「信じてくれるかい」
「信じるとも、預かってくれるかい」

「もう一度この子を抱いたら」
「抱かせてくれるかい!」

まさにこれぞ大衆演劇!
若丸座長とゆかりさんのがっぷり組んだ芝居が魅せます。

第2場以降は明日の記事で・・・