6月23日に
AKBの岡田奈々さんのことを書きました。

AKB 岡田奈々さん「機能性低血糖症と摂食障害」


この言葉に、

勇気づけられた方、たくさんいたと思います。


私もそのひとりです。




岡田さんの声を聴いて、

改めて感じたことを、書きたいと思います。





まず、

摂食障害という病気(過食や過食嘔吐、規定以上の下剤常用、チューイング、上手に食べられない、食べることに対して日常生活がつらくなっているなど)は、

自分の甘さや、だめさ ではなく、

病気である


ので、自分を責めない・・・ということです。



芸能人の方で、摂食障害を公表されている方は

岡田さん以外にもいらっしゃいます。

その人たちをみて、 ダメだから、甘いから・・・と思わないですよね。



あーでも、ここでトラップとして

「あの人たちは別で、私は甘えてるから」とかいう責め思考にならないように^^




送りたい言葉 一つ目。 ドドン

誰しもかかる可能性のある「病気」。

だから、自分責めは、ほどほどに。






摂食障害の患者さんの共通項として

「責め」思考の方が多いですよね。


はーい、わたしもです。


特技、自己嫌悪、自己否定です (爆笑)



例えば、岡田奈々ちゃんの記事よんでも、


「わたしは、あんな風に、芸能人やれてないし、仕事もしてないし、

奈々ちゃんはかわいいから、許されるんだー。それに比べて私は、食べて吐いてばっかり」

とか、


「奈々ちゃんみたいに、誰かに言えない」


とか^^



●●さんみたいに、出来ない自分は情けない、ダメ・・・


という他人比較になって、責めて、落ち込んで。



ってなりやすかったりしませんか???




なので、「責めないで」って言っても、責めちゃうから難しいっていうのも、私もよくわかるんですよね



ただ、これが、人のことになると、責めない声かけできたりするもんで、

友達とかに、「いいんだよ~無理しないで」とか言えたりしません?




そうそう、摂食障害の患者さんは、


自分にはめちゃくちゃ厳しくて、

人に声かけるときは、優しい声をかけちゃったりするものです。




自分を責めるって、健康な人でも、あることだと思います。

ただ、その割合や、重量感が、摂食障害の方は、重いんですよね。




わたしからすると、


こうやって私のブログを読んでくださっているってこと自体

「病気をなんとかしたいよ~~~~」

って気持ちが、そうさせていると思うから、

凄いことです。



まずは、ここ。



食べて、吐いて、生きてるだけでも、めちゃくちゃしんどいのに、

それでも、なんとかしたいよ~って、このブログを読んでくれているって

めちゃくちゃ 頑張っていることだと思ったわけです。



思えないでしょう(笑)


読んでるだけだもん とか

治したいとか思えないもん とか



思えなくてもいいです^^

でも、すごいんです。



やっぱり、それぞれ、症状の状態や、心の回復度合いなどによって

受け取り方って変わってきます。




ただ、「そういえば、あんなこと言ってたなー」ってどこかでひっかかってもらえたらと思って、こんな風に書いています^^



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今朝、すごいアクセス数で、ベッドから飛び起きた、はなです。

その理由は、わかっていたんですけどね。

昨日の時点で・・・(笑)


そうなのです!

なんと!

摂食障害の方たちに、自らの経験と思いを

すごく優しく丁寧に伝え続けてくださる (あー文字にすると軽いな)

ステップあやさんが、

ブログの中で、わたしの記事を紹介してくださっていました。

私はあやさんの著書、2冊、両方もってます

↓デデン


★太ったねと聞くと自動的に傷ついたり怒りを感じる人に読んで欲しい記事


ちょうど2年前くらいのなつかしい記事でしたが、

あやさんがリプログしてくださったことで、

自身も読み返すことができて、

また改めて、体型との関わりあいについて考える機会を頂きました。





そんなこんなで、これも流れなのかわかりませんが、


2年経って、


改めて自分の体型への感じ方、考え方を書きたいと思います。






正直に書きますが、


やっぱりまだ、


「太っている=(異性に)認めてもらえない、好きになってもらえない」


という心のフィルターが残っています。


それに、服屋さんに行ったとき、

「昔(拒食期で痩せていたころ)は、これ入ったのになー。

これ着たら、ふふんって感じで、自信もって街とか歩けそうなのにな」

と思う気持ちが湧いたりもします。




ただ、



その気持ちを 感じる強さが、 減った




という変化がありました。





2年前のあやさんがリプログしてくださった記事

「体型とわたし」


で、


今生まれて一番MAX体重、
体型だって、私の理想じゃないけれど、

なぜか 良い。と言われる。
(「なぜか」は私のフィルター・・・笑)

そして、それを「本当はそんなこと思ってないんじゃない?お世辞でしょ」って 疑って、ぺしって振り払って、
「太っているのはダメ」という証拠だけを集めるわたしなので、
そりゃ、「太っているのはダメ」じゃない、証拠」が拾えなくても
実は当然なんじゃないかと思ったりする・・・てへ。


ここがね、受け取れるようになってきたのですよ。




私の親族の、男性、星野君(仮名・・・笑) 


私に会うたびに

「妊娠してるんか?」

「ここの腹の肉をどうにかしろ~」

「また太ったか?」

「そんなんじゃ、結婚できないぞ」


と言います。


星野君の年齢は私と同じ年で、結婚してます。



昔は、この言葉に、めちゃくちゃ傷つき、凹んでは泣きました。


で、ステップあやさんが、「傷ついたよ」などの、自分の思いを伝える練習について何度も話してくれていた記事をよんで


「それ、言われると、傷つくから、辞めてほしい・・・」


って、泣きながら星野君に伝えたことも。


■ソレ寂しい、イヤだ、NOが言えない~摂食障害とコミュニケーション





でもさ~星野君、

それ以降も、変わりませんで、

会うたんびに、

「妊娠してるんか?」

「ここの腹の肉をどうにかしろ~」

「また太ったか?」

「そんなんじゃ、結婚できないぞ」


って言い続けるんですわ(現在進行形)





もうね、

勇気を出していったのに、どうしてよーーーーー


ってまた傷ついて。。。




でも、あやさんも言ってるんですが


*コミュニケーションとは

「私は」こう感じるよ
「私は」こう思うよ って
「自分を主語として」
「自分のこと」として伝えて
相手の気持ちも聞くこと

伝えたからって 
相手を自分の思い通りに変えること
自分の意見と一致させること、
ではありません

なので、

私が、「それ辞めて」って言ったからといって

星野君が思い通りになんてならないのですね。



逆に大事なのは、

「傷ついたから辞めて」と言ったこと

=自分を守ってあげられた



という部分。


「辞めて」と伝えた言葉は

もう星野君にボールを投げているので、

どう処理(対応・反応)するかの権限は星野さん。

そのため、わたしはどうすることもできない。


でも、わたし自身の気持ちに対して

わたしがどう処理するかは、私の手腕にかかっている。




もちろん、 言わない、伝えない、という選択もあり。



だけど、あやさんも言っているけれど

摂食障害の方は、極度に「ソレ寂しい、イヤだ、NO」が言えないので

言ってみる練習も時に必要だ、、、、

と思って、わたしは言ってみた。





その後も、毎回星野君は言ってくるので、


時に、「辞めて」と言ったり、

時に、無視したり、

時に、そうなのよーと同調してみたり


いろんな手を変え品を変えやってみたけれど、


星野君は変わりませんです。






でもね、最高のオチがあるんですよ。





星野君。


なんとね、



私の体型が一番好きだというわけですよ。



「え、奥さんは?」と返すと


「痩せすぎてて、抱き心地が悪い」


らしい。。。。



あやさんのこの記事にも通ずる

■セックスの時の容姿のコンプレックス




どうせ、プニプニしてるもん

どうせ、太ってるもん


って受け取る気持ちも出たんですけどね。




でも、ふと思ったのは、

じゃあ、今までのあの、私がすごい傷ついてきたセリフはなんじゃったんじゃ・・・


と思うと



からかってきた・・・・



という。


そして、

昔の拒食期、過食期のころの体型を知っている女性からも、男性からも

「今が一番いいよ」

と言われることが多いです。

(摂食障害であったということは知らないで)





でも、この「今が一番いいよ」っていうは



拒食期や過食期の

過度に「痩せなきゃ」と思って

毎日本当に余裕なくジムに通ったり

食べ物のことが頭から離れなくてイライラしたり

痩せることばかりで、好きなものまったく食べられなかったりで


心の余裕がなかった時期です。



なので、逆を言えば、



体型体重というのは関係なくて


私の心に余裕ができて、

表情が明るくなって


それで「今がいいよ」ってことなのかもしれない。




今のわたしは

私が求める理想の体型でも、体重でもありません。



でも、


幸せだなー


楽だなーーー


好きだなーーーー


って思うことが、本当に、本当に増えてきました。





結婚もしてませんし、

正社員的な、仕事もしてませんし (無職に近い)

親のすねかじってます


でも、


幸せです。






そして、いつもブログを読んで、応援してくださる方

あやさんのブログから飛んできてくださった方

本当にありがとうございます。



私もここから、何かが届けられたらいいなと思いますが、

ブログ書いてて、いちばん気付きをもらっているのは

まぎれもなく自分です(笑)


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AKB選抜総選挙岡田奈々さんの告白:機能性低血糖症と摂食障害



先日、 第8回のAKB総選挙が行われていましたね。


そこで、出てきたニュースが、岡田奈々さんの告白





上記リンクの 書かれている内容を見て、

岡田さん、ただただ しんどかっただろうな~と

胸が痛みました。




そして

今はもう大丈夫なの!?


と、心配する気持ちが・・・



だって、休養期間、

5月28日から6月中旬よ!?


過食、嘔吐、止まったのかしら!!!???

大丈夫!?


と、経験者のおばちゃんは心配





でも、短い期間であっても、

勇気を出して、休むことを選んだ岡田さんはすごいです。

芸能活動ってやったこともないのでわからないけれど、

お仕事が定期的に入るものではないから

「休んだら仕事がもらえなくなる」と不安になりそう。




ただ、このことって

一般の方にも当てはまりますよね。




この仕事を断ったら、評価が下がってしまうかもしれない

友達との付き合いを断ったら、嫌われてしまうかもしれない



芸能界で仕事を休む、断るというのと、

一般の方の 仕事を休む、断る、

学生さんの 友達付き合いを断る って


物事は違えど


心の奥の状態は 同じです



「 これをやったら 嫌われるかもしれない 」


という恐怖心





実際、 岡田さんも

「なかなか言えなくてごめんなさい。これを言ったら嫌われちゃうんじゃないかと思っていたけど、信じて待っていてくれて、こうして目標である選抜まで押し上げてくれて、ちゃんと皆さんに言わなきゃいけないなと思いました」。

って話していましたよね。




もちろん、すべての人が

岡田さんに対して好意的に思ったわけでもないと思います。

100%人から好意的に思われる、なんて、無理なので。


でも、それ以上の人たちが

彼女を応援した。






 岡田さん、無理しないでくださいね。