お不動様からお言葉を頂けるようになって、30年ほどが過ぎました。
未だに不思議で仕方のないことがたくさんあります。
今から10年も前になりますが、お不動様から、うちの娘が体を壊してるぞと教えられました。お不動様は末っ子の調子が悪いはずだから、すぐに連絡をするようにとおっしゃるのです。
私はびっくりして、あわてて電話をしました。
すると、とても元気な声で電話に出るので、これから体調を崩すのかもと思い、とにかく気をつけるように伝えました。
「大丈夫、ぜんぜん何ともないよ。めっちゃ元気やって。
お不動さんが言うてはるんなら、姉ちゃんが危険なんちゃう?」
どう考えても、私自身が感じるイヤな気は、末っ子からなのですが、あまりにもきっぱり否定するので、そうかな、お姉ちゃんたちかな、と電話を切りました。
お不動様がわざわざ教えてくださるのだから、絶対によほどの病気です。
確実に入院は免れないことを末娘に伝えて、ちょっとでも疲れたら休むようにと話し、上の娘にも注意するよう連絡を入れました。
それから10年ほどたって、私はすっかり忘れてしまっていたのですが、つい最近になって、末娘が「母との恐怖体験」として、この時のことを話すようになったのです。
「あの時は、ほんまビビッた」
娘が真顔で言うには、実は入院が決まっていて、入院準備をしに帰宅した時に、私からの電話を受けたらしいのです。
どうして黙っていたのと聞くと、一人暮らしをはじめたところで、連れ戻されるのが嫌だったからだと、子供みたいなことを言いました。
私が電話で、「次の病気は入院コースやからな」と言ったのを聞いて、「お見事!! 今から入院です!」と思ったそうです。感心してる場合じゃないのに。
元気にしていますし、無事に一人で入退院をしたみたいなので、今となっては笑い話にもなりますが、お不動様の言うことを、もっときちんと受け止めて行動すれば良かったと思った出来事でもありました。
きっとあの子は、まだたくさん隠してることがあるに違いないとも思うのですが、私は忘れっぽいので、また彼女が新しい「母との恐怖体験」を聞かせてくれた時にでも、追記できればと思います。
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