死んだら地獄に行く、天国に行く。
そんな言葉をよく聞きますよね。
ある出来事をきっかけに、わたしはふと、死後の世界って
どんなふうなんだろうと疑問に思ったことがありました。
お不動様にお聞きしてみると
「天国も地獄もない、善も悪もない世界だ」と言われたのです。
天国や地獄は、悪いことしたらお巡りさん呼ぶよ!といった意味で
人間が作り出したものでしかない、と。
子どもに「悪いことしたらサンタさんが来ないよ!」というのと
同じことなのですね。
わたしは妙に納得しました。
亡くなって成仏した方と話をして、今どうしてるのかと聞くと
とても心地いいところにいる と答えられていたからです。
ふわふわしたところで、とても心地よく漂っている、と。
人間が、それを知ってしまったら自殺する人が増えるんじゃないかと
心配になったのですけれど。
まぁ本当にうまいことできていますね。
人間は死んで良い時期を迎えなければ、ちゃんと死ねません。
無理して自殺を試みても、腕や足を失くして一命を取り留めたり
体が動かないまま生きて行くことになる方が多くおられます。
これはすべて、まだ死んで良い時期を迎えていないからだと
お不動様はおっしゃっていました。
もう死にたい、毎日が苦痛だと思っておられるかたがいたら
人間はがんばっても、200年も生きられませんから
もう少し頑張ってみませんか?
ぼーっとしていても、必死に生きても、笑って生きても
同じ1分1秒が過ぎて行きます。
今生で乗り越えておくべき試練を避けてとおり、そのまま寿命を迎えたら
また来生で同じような人生を繰り返す必要も出てくるでしょう。
どうせなら、次はまた新しい人生が良くありませんか?
人は幸せに生きて行くために必要なものは、必ず与えられています。
死ぬことを考えるのなら、自分には何が与えられたのか
それらをどう有効につかっていけばいいのかを考えて頂ければと幸いです。
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