「英語を話せるようになりたい」と言う人はとても多く、そして実際に自分で勉強していたり、自分の子どもには小さい時から英語を習わせたり、日本人の英語勉強熱はとっても高いのに、実際に喋れる人はすごく少ないのは日本人の七不思議の一つですよね
HORSTでは「1年で実際に英語で会話ができるようになる」ことを目標に掲げた「本気で英語」のプログラムのモニターレッスンが進行中です。
HORSTでこのプログラムを受講している方も、独学で英語を勉強している方も、他の英語教室に通っている方も実際に英語で話せるようになる勉強法についていっしょに考えてみませんか。
まずは目標の設定の仕方から。
HORSTの「本気で英語」プログラムを受講されるみなさんには
「なんで英語を話せるようになりたいんですか?」
「今英語がペラペラだったら何をしたいですか?」
という質問に対する自分なりの返答をシートに記入してもらいます。
英語を話せるようになりたい動機はみなさん様々です。
「英語でビジネスについての情報交換をしたい」
「海外旅行で外国の人と英語で会話したい」
「外国人の旅行者に日本をツアーガイドしたい」
などなど。
「『英語を話せるとカッコいいから』っていうのでもいいんですか?」と心配そうにおっしゃる生徒さんもいました。
もちろんもちろん〜
じつは他にもきっとたくさんの人が「英語を話せるとカッコいいから」というのが理由なんだけど、そんな理由じゃ「は〜」って呆れられるかもだから一生懸命サマになる理由をあとづけしてるかもしれないですよね
どうして英語を勉強したいのか、英語が話せたら何をしたいかは人それぞれで、それには「良い」も「悪い」もありません。
「英語がペラペラだったらしたいこと」はペラペラとかっこよく英語を喋ってる最高の自分をイメージしたらいいと思います。
本当にそうなっている自分をイメージして、ぜひモチベーションを維持してください
とはいえ、この「なりたい自分のイメージ」と「具体的な目標」がごっちゃになっている人はとても多いです
実際の目標はゴールにたどり着いた自分をイメージするだけではなく、もっと具体的に、そこにたどり着くまでの過程をチャンクダウンして「いつまでに」「どうやって」たどり着くのかの道筋をつけてあげないといけません。
「いつか〇〇になりますように」「いつか△△になれたらいいな」というような七夕のお願い事のような目標設定の仕方ではゼッタイにそこにたどり着くことはできないし、そんな「いつか」は決してやってきません
では、HORSTの「本気で英語」プログラムの最初のゴールである「1年で実際に英語で会話ができる」というのはどの程度のことを言っているのでしょうか?
1年後の目標を「今後の世界情勢について一晩中熱く議論できるようにする」なんて目標設定ををする人はいませんよね
たとえ最終イメージがそれだとしても、それは1年後の目標ではなく、1年ずつ到達可能な目標をクリアしていきながらその最終イメージに近づいていくのが現実的だというのは誰にでもわかることです。
HORSTの「本気で英語」プログラムでの「英語で実際に会話ができるようになる」という1年後の目標の具体的なイメージは「ネイティブスピーカーと気まずい沈黙になることなく15分間会話を続けられる」ということにしています。
どうですか?
これなら頑張れば1年でクリアできそうじゃないですか?
目標はこのように頑張ればなんとか到達できそうなくらいの具体的な目標を設定するべきです。
1年後にこの目標が到達できたら来年はそこからまたちょっと頑張れば到達できる目標を設定し、少しずつでも着実にゴールイメージに近づいていくのが現実的な進歩の仕方です。
そして、1年後の目標を設定したら、そこに至るまでの半年後、6ヶ月後、3ヶ月後、1ヶ月後の目標にチャンクダウンしていき、1ヶ月後の目標に到達するために毎日の計画を立て、それを実行していきます。
ところが、「いつかこうなれたらいいな」というイメージや、「1年後の目標」までは意気揚々と考えられるけど、毎日のタスクになると、とたんに意気消沈しちゃうんですよね
だって、毎日しなきゃいけないことってめんどくさいし、地味だし、実際に会話する訓練は間違えると恥ずかしいし、上手く英語で言えなくて沈黙が気まずいし…
でも、でも…
英語を話せるようになるためにはこの「地味でめんどくさいこと」と「気まずい思いをしながらの実地訓練」を飛ばしてゴールに到達することはできないんです。
いかがですか?
毎日のタスクをこなすことや、乗り越えないと行けない試練を考えるとちょっと憂鬱になったりもするかもしれませんが、こうして
「いつかこうなりたいイメージ」
↓
「1年後の目標」
↓
「6ヶ月後」
↓
「3ヶ月後」
↓
「1ヶ月後」
↓
「毎日のタスク」
にまで落とし込んでいくと、ゴールまでの道筋が見えてきませんか
長くなるので、今日はここまでにしますね。
次回は英語を話すために必要な「読む」「聞く」「話す」の3技能を習得するために、
毎日「どんなことを」「どのくらいの時間」「どんなゴール設定で」勉強したらいいのかご紹介したいと思います