再生ばっかりしてたらこんなに日が(笑)

まぁいいや。

書きたいことを書けるときに書きます。

 

「Walrus」

ソウル芸術大学実用音楽の同期や先輩後輩の間で、2002年に始めた会った彼らが一緒にバンド活動を開始してから、いつの間にか10年近い。
その間キム・ジェウクはモデルと演技者として活動し、キム・テヒョン(ドラム)は20個以上のバンドを経て、ユ・スンボム(ギター)は、バンドや歌謡曲のセッションでのキャリアを積んだ。ブレーメンのメンバーだったヤン・シオン(ベース)が除隊して合流し、加速がついたいよいよ今年の初め、彼らは初のシングルアルバム<WALRUS>を出した。
なんとか三十路が目の前の新人BAND、まだ急がなくて妥協しない音楽をすると話す4名のロックキッド、Walrus。


嫌いじゃない(笑)
あんな見た目でロックな男大好き(笑)
最初はソウル魔女が可愛くていいなと思ってたんですけど、Mozaicいいな。
あとSummerRainも好き。
あとIt's Allrightするめ曲(笑)

ファーストのは中古で買えたんですが、それ以外はなかなか入手が難しく、ほぼYOU TUBEで聴いてます。
そもそもキムジェウクさんの声が好き。
若干声フェチなところがあるのですが、どストライクです。
声が好みで痩せてて指が長くて顔も好きな確率って結構低いんですよ(笑)
こんなに揃ってる人がこの世にいるだけでも感動するわ。

歌詞はすべてジェウクさんが書かれてるそうです。
曲は誰かが原案でそれをみんなで寄ってたかる感じらしい。
ToBeがジェウクさんって聞いた気がするんだけどごめんそれはあんまり刺さらなかった(笑)
このバンドの何が好きって、演奏が好きなのよ全員が。
歌いたいとか売れたいとか目立ちたいとかそういう欲求よりも演奏への欲の強さを感じて、そこがすごく好き。
ジェウクさんもどうしても自分がボーカルじゃないと嫌だとも思ってないんじゃないかな?勝手な印象だけど。
あと喉が強いのか弱いのか時々分からないジェウクさん(笑)

歌は上手いと思います。
韓国語は分からないのであれなんですが、日本語でカバーしてるとき、歌が上手い定義って色々あるんだろうけど、伝える力というか感情を乗せるのがうまいなと。
尾崎豊さんの「I Love You」とか日本語を理解してるからという理由以上に感情を込めるのがうまいと思う。
しばらくエンドレスで聴いてた時期があります。

逆に洋楽のカバーをされてるのを聞くと、この人ほんとに死ぬほどリズム感があるなと。
クラプトンの「Change the world」とか、まぁカバーなんで、原曲と違うとか記憶と違うところが気になる方もいるかもしれませんが。
でもアレンジも上手いなーって思うんですよすごく。
YouTube見ていただくと分かるんですけどめちゃビジュアルも良い!
2コーラス目の頭に首に手を回してるのも素敵。
この曲も毎日聞いても飽きない。
「Can't Take My Eyes Off You」もこれただ歌うとさらーっと流れて行っちゃいがちなんですけど、リズム感があると違うんだなぁって感じ。
聞いてると体が揺れます。

音楽のお仕事もこまめにやってくれるといいなっていつも思うんですが。
全員それぞれにお仕事もってらっしゃるので、ジェウクさんが今暇だからってそうそうバンドで活動は難しいのかな。
ソロでやりたい人でもないだろうしそこは長い目で見たい。

しかし音楽大学を出てるからって、全員が全員音楽の世界でプロとして生きていける訳じゃないと思うんだけど。
ジェウクさんの周りの方たちって結構な確率でプロですよね。
才能が才能を呼ぶのねきっと。

あ、喉。
あれだね。
ロックを愛する男だから、がなるような声に憧れがあるのかも。
綺麗な声で綺麗に歌うんじゃなく、心のありようを叫ぶような歌い方をしたいのかな?
そのちょっと濁らせたというか濁音が付きそうな声も好き(笑)
綺麗な曲は綺麗に歌うんだけど、尾崎豊の「I Love You」でいうところの『この愛なしでは生きてさえゆけないと』の『生きて』の『生』の声ですね。
このちょっとロックな声の出し方が出ちゃうところがとてもツボ!

あと何年か前にどこだかの映画祭かな?のアンバサダー的なことをされてた時のもYouTubeにアップされてて。
ガインさんていう歌の上手いお姉さんとデュエットしてるやつ。
その曲もすごく素敵なスローな曲なんだけど。
メインのガインさんを引き立てながらすごくしっかり歌われてて(出だしは緊張されてたのかな?)
その曲の感じと元々のジェウクさんの声質の相性がすごく良いの。
でも後半に行くとついジェウクさんがなり声が混じる(笑)
そこも可愛いと思います。

キムジェウク 歌
キムジェウク Walrus
などで検索して色々聞いて見ていただければ!

 

ほんとは公式ファンクラブのとこにリンク貼ってもらって、日本語しか分からなくてもダウンロードできるようになってるといいなと思う。

だって課金したいのよこっちは!

どこをどう通るかは置いておいて、最終的にジェウクさんのお財布にチャリンと入るシステムが欲しい!

じゃないとクソな会社で我慢して働く意味を見失うわ!(魂の叫び)

 

「蝶の眠り」

売れっ子の女性小説家・涼子は、自分が母と同じ遺伝性アルツハイマーに侵されていると知り、死を迎える前に何かをやり遂げようと、大学で講師を務めることを決める。講義初日、学生と訪れた居酒屋でアルバイトの韓国人留学生チャネと出会い、いつしか二人は年齢差を超えて恋人のように惹かれ合っていくが、病が進行するにつれ、涼子は愛と不安に苛立ち、チャネとの関係を清算しようとするのだった…。

DVDを買う画面で出る説明がこんな感じですね。
中山美穂さんとの映画で覚えてらっしゃる方もいるかもしれません。
私はこの時期完全に違う方向性を向いていたので、覚えはあるんですけどジェウクさんだという認識がなかった^^;
ちょっと中山美穂さんが苦手で演技とか声とか声の出し方とかが。
彼女の歌も演技も昔からどうにも好きじゃなかったのと音楽監督の新垣さんも話題性のためにこの人使うの?とちょっと引いた覚えしかない^^;
それでDVDにもなかなか手が伸びずにいたんですが、ブルーレイだとジェウクさんのコメントが入ってると書いてあったのであっさり購入(笑)

これ感想見てても賛否別れますよね^^;
ペヨンジュンさんとかではまった世代の方にはいいのかな?
おばちゃんを若い良い男が好きになってくれるという方向性に夢を希望とトキメキを覚えるかどうかが分かれ目になると思います。
私はおばちゃんですが、そこにトキメキは覚えないので、男女の愛の物語というよりも人と人のつながりの一部に男と女の関係もという感じですかね。
むしろプラトニックな関係のままの方が綺麗な映画になったかも?

色彩は綺麗でした本棚とか。
ブックインブックというか物語の中で脚本家として本を書いてるので、その物語も進むんですけど、それがあんまり魅力的に見えない^^;
ただ手伝うチャネの日本語を修正する感じは後から効いてくるのでうまい見せ方だなと。
ところどころ上手いんですよ。
だから余計、もったいない。
そもそも涼子が魅力的に見えない。
見た目がどうとかじゃなく、内面的な文学以外のこの人の強烈な何かが足りない。
過去の男性遍歴だけ強烈でもしょうがないだろ。
実は女の醜さを描きたかったのか?と思ったりもしたんですよチャネの美しさを際立出せるのに。

チャネの志をもって日本に来て、疲弊して削られて立ち止まってしまう感じはすごく良く描けてたのに、涼子の良さがほとばしらない。
犬を使うのも個人的にはちょっと。
犬を出すなら殺してはいけないハリウッドのお約束をせめて守っていただきたい。
チャネ時期のジェウクさんもあんまり定まっていなかったのか?
お顔に迷いというかそれこそチャネが見える。
それが憑依させてのものなのか、ジェウクさんご自身のものなのか分からないんだけど、ブルレイ特典のコメントのジェウクさんはエネルギーが満ちてたので、チャネ時期に迷いがあった説を勝手に(笑)

公園にチャネの痕跡は今も良く分からない^^;
2年後だっけか?
日本に戻ってきたときのチャネのスタイルがちょっと納得いかない(笑)
白い服でデートしてた時の綺麗な感じが良かった。
っていうか、なんであそこでおしゃれして綺麗を無駄遣いしたのかな?
なんであそこ無駄撃ちしたんだろ。

アルツハイマーだから美しい思い出をチャネに残したかった、のかもしれないけれど。
美しい思い出を作れるような自分が年じゃないのにどうしてだろう?
そもそも遺伝性のアルツハイマーなら自分がこれからどうなるかもちゃんと分かってるはずだと思うんですよね。
しがみついていい相手かどうか、しっかりしていた時期に見極めなかったところも涼子を好きになれない理由だな。
そして別れた夫に自分のフォローを頼むところもほんとに無理^^;
ましてズタズタに傷つけた相手に自分の面倒見てもらおうという発想が意味不明。
ごめん、涼子が嫌い(笑)
病気で死ぬからとか治らないからとか、そういうの振りかざされる側の気持ちになれないで作家にはなれなくない?

日本の映画で日本の俳優なんだけど、脚本も監督もクルーも韓国人だからなのか。
日本人の感覚のまま涼子を掴むのがとても難しい気がします。
チャネの方がむしろ日本人ぽい考え方をしてる気がする。
だから感情移入するなら涼子にしないことをお勧めします。
元夫の方がむしろ分かりみ(笑)

チャネのバイト先で居候先の居酒屋店主の永瀬正敏はこういう力の抜けた役がお上手ですよね。
さらっと演じられるタイプの俳優さんが好きです演技してますってタイプよりも。
ジェウクさんも力を抜いたままその人になりきれるから好き。
最後の激しい感情があふれさせる時よりも、銀行で順番待ってるときのチャネがすごくいい。
終わり方は他にも色々やりようがあって。
その中で監督のベストがあれということなんだなと。
日本と韓国では撮影の仕方も全然違うそうです。
説明しようとして、とにかく全く違うという言葉しか出ないジェウクさん可愛い(笑)
チャネと涼子の穏やかで平和な時期はほんとに短いんですけど、だからこそ綺麗な時間ではありました。
好き嫌いが分かれる映画だと思いますが、この時期のジェウクさんも保存しておくべきですねブルレイで(大事)

撮影から2年ぐらいかかって上映になったようなので(日韓同時なのか分かりませんが)
舞台挨拶で来日して犬と再会してたけど2年前だぜ?犬は覚えてないだろ(笑)
撮影が押していたせいか、撮ってた時はジェウクさんが先にクランクアップしてその足でもう帰国しなくてはいけなくて。
それでスタッフの方々とゆっくりお話も出来ないことを残念がっていたジェウクさん尊い。

演技に関しては監督からの注文は特になかったとインタビューで見ました。
韓国語が通じる映画通がジェウクさんしかいなくて、だから映画全体の話をよくしたようです。
制作側に近い立場でものをいったりしてたのかなと。
学生役で(休学中ですが)見た目も若いのでうっかりしがちですが、公開の2年前だと33とかそのくらいなんですよね。
今37ってそれもどこが時空がゆがんでるけど(笑)

ブルレイの特典のコメント撮りは2年越しの公開のために来日してすぐゆっくりするまもなくだったのかな?
もちろん上手に日本語で話してらっしゃるんですが、日本語を使うのが久しぶりで単語が思うように出てこないことに若干イラっとしててとにかく可愛い1
ほんとに今どきの日本人は組み合わせ間違えそうな言葉を自分にイラついた挙句きっちり正解出してくるところがこのブルレイ最高の見せ場です!(私には(笑))

あと何が可愛いって、監督(監督人で女性です)と中山美穂との冷戦についてを爆笑しながらバラすところ(笑)
ニュアンスが伝わらない大変さについてフォローする、ニュアンスが伝わるジェウクさんかっこいい(笑)
なんでこの時期にリアルタイムでジェウクさんに気付かなかったんだろうもったいない。
監督は女性なんだけど飾りっ気がなくてぶっきらぼうな感じなんですね。
それで中山さんが怒ってたとか平気で言う(笑)

あと初めて中山さんに衣装合わせで対面したとき、中山さんがジェウクさんをガン見したらしいんです3秒くらいかそれくらいの数秒カチンと固まったまま。
その気持ちは死ぬほど分かる(笑)
チャネがそのままそこにいたからという理由をつけてたけど、ジェウクさんが鬼のようにかっこいいからに決まってる(笑)
ジェウクさんはあの大きな目でじっと見られたって(笑)
のちに映画祭にも出られてて腕を組んでレッドカーペットを歩いてる動画も見ました。
どこでどう見たんだか、もう同じものを見つけられなくて泣きそう(笑)
車から降りるところが映ってるのがあるんですよこの世のどこかに。
その時のスーツの前のボタンを留めるジェウクさんが絵画のようです!
もう一回見たい。
だれかURL教えて(笑)





 

「コーヒープリンス1号店」

コ・ウンチャン(ユン・ウネ)は亡くなった父の代わりに家計を支える勤労少女。それなのに失業。ある日知り合った御曹司ハンギョル(コン・ユ)に男と思い込まれ、イケメンしか雇わないカフェ「コーヒープリンス」に採用され、男のフリをし続けることになる。

コ・ウンチャン:ユン・ウネ コーヒープリンス店員
チェ・ハンギョル:コン・ユ コーヒープリンスオーナー
チェ・ハンソン:イ・ソンギュン ハンギョルの従兄、放送音楽家
ハン・ユジュ:チェ・ジョンアン ハンソンの元恋人、画家
ノ・ソンギ:キム・ジェウク コーヒープリンス店員
ファン・ミニョプ:イ・オン コーヒープリンス店員
チン・ハリム:キム・ドンウク コーヒープリンス店員
ホン・ゲシク:キム・チャンワン コーヒープリンスオーナー

当時一度見てるドラマなので、わざわざ買わなくても良いかな?と思ってましたが結局廉価版出てたので購入。
メインのハンギョルとウンチャンのカップルとハンソンとユジュの大人カップルの2組の恋愛模様がメインなので、プリンス三人衆はそ話の筋にはあまり関係がなく。
でもミニョプはウンチャンの妹の下僕なのでちょいちょい絡みます。
このウンチャンの妹のキャラがほんとにウザイというか腹が立つので昔は嫌いだったんですが、今も嫌いでした(笑)
すごく不思議なんですが、韓国のドラマでは性格の悪い女が幸せになりがちじゃない?
ひどいことを言ったりわめいたりする女性を魅力的と思う文化なのかな?

ユジュについてもだから綺麗な人だけどどうしてもハンソンもハンギョルもユジュに執着する理由が分からなくて当時。
浮気相手に本気になって出ていったのに別れて戻ってきて、ハンソンが他の女の子(ウンチャン)に心が揺れたのをどうしても許せないとキレるユジュってどうなのよってドン引きしたんですけど昔(笑)
彼女には彼女の言い分があるのは分かった(当時はきっと早送りしたんだな(笑))

あと男だと思ってた相手を苦悩した挙句男でも愛してしまったと認めるくらい懐が深かったら実は女だったと知ってキレるなよハンギョルって(笑)
それは今もそう思う(笑)

私にとってのコヒプリはあの二組のCPの恋模様ではなく、コーヒープリンス1号店の中の人間模様だったのかも。
かっこいいオーナー(ハンギョル)と偏屈だけど美味しいコーヒーを淹れるゲシクおじさんにタイプの違う4人のプリンス(一人は女だけれども)とあの店の雰囲気。
あれはまさしくひと夏の青春の形だった。

ハンギョル役のコン・ユさんは色々な作品にでてらっしゃるのですが、トッケビの演技が好き。
コヒプリは演技という意味で抜きんでてる人がいるとしたらばあちゃんかな?(笑)
プリンスの一人、ハリム(ゲストのファピョンのドンウクさん)は見た目特別プリンス感ないんですけど(笑)
でもフットワークが軽くてチャラくて女の子好きでナンパ上手。
彼の結末がプリンスの中では一番好きかも。
当時はあんまり注目してみてなかったから意外に良くてびっくりした(笑)

ジェウクさんのソンギはここから語るよ?(笑)
最初にワッフルを売る屋台の人として画面に出た瞬間から、はい来たこれもう顔が天才って思った(笑)
本当にこの世で私が好きな顔の正解がここで提示されちゃったし。
髪が長くてぎゅっと縛っててもなんせ顔がいいから丸出しになればなるほど美しい。
髪がフェイスラインにかかってたら装飾品のようでまた美しい。
真っ黒のマニキュアで痩身(腰のラインが細い!)で態度が生意気(笑)

モデルとしてお仕事してたジェウクさんは日本のロックとかビジュアル系的な影響を受けててそんな恰好してて。
そのまんまオーディションに行って受かったんだけど、後日監督に参加者の中で一番生意気そうで良かったって言われてた(笑)
ボソッと日本語話すところもミステリアスで、日本人だと思われた方もいたようです。
子持ちの日本人を追いかけてきたという設定で、それは結末としてはハリムみたいなことにはならなかったんだけど。
その恋模様よりも、コヒプリの中で一人高みの見物みたいな立ち位置だったソンギが徐々に同僚たちのジェットコースターのような毎日に寄り添うようになるんですね。
誰かの思いに一喜一憂していくうちにすごく人間らしく見えてきて余計魅力的になる。

ウンチャンに対しては実は割ともともと優しめだったきがする。
女と気付いてたわけでもなかったけど、ハリムのようにぐいぐい距離を詰められそうなタイプを敬遠してたしミニョプを馬鹿だと思ってたからかな?(笑)
男でも女でも関係ない意外にフレキシブルな感性の子の役。
だからこそ子持ちで当時は人妻で失踪するような年上女のために何もかも捨ててしまえる。
脚本の人なのか監督なのか人物設定がちゃんとしてたなと思う。

ただミニョプもハリムもソンギも、それぞれの恋は物語に直接影響は与えなくて。
それがちょっと残念だったかなと思う。
面白いなと思ったのは、男の振りをしてたウンチャンにハリムは激怒するんですよ。
それで言わなくていいことを言っちゃうんですが。
ミニョプはまぁ置いといて、ソンギは男か女かが重要じゃないと思ってて。
でもそれを第三者が伝えるべきでないというスタンス。
そこがすごく素敵だなと思うソンギの見た目は確かに好きだけど、筋が通ってて好き。
コヒプリそのものというか全体としての話はどうかな?
私はそんなに傑作だった感はないんですけど、多くのファンが今もコヒプリの名前を挙げるくらい印象的な作品ではありました確かに。


そしてそれを証明するようにコヒプリの同窓会という放送が今年9月10月の2週にまたがって韓国でありました。
かなり話題になってて、日本語の訳を付けてくれる動画がアップされるのをひたすら楽しみに待ってた。
出演者や監督へのインタビューをまとめたドキュメンタリーとしての放送で(というのも後で翻訳されてから知った(笑))
後日談みたいなドラマなのかとちょっと思ってたのだけど、まぁそうかみんな売れっ子だものね(笑)

コロナの影響がなかったら全員集合しての収録だったんだろうけれど、結局それぞれ一人ずつのバージョンと、「コン・ユとユン・ウネ」・「イ・ソンギュンとチュ・ジョンアン」・「キム・ドンウクとキム・ジェウク」の2人1組バージョンを3つ撮って編集という形になりました。
予告編もいくつかのパターンが流れてた。

残念なのはミニョプ役のイ・オンさんがコヒプリの1年後に交通事故で亡くなられてしまって参加できなかったこと。
ミニョプはちょっと情けない男でしたけど、実際のイ・オンさんは元スポーツ選手できちんとした方。
今もご存命だったらきっといい俳優になられてたと思います。
その彼の命日である8/21に収録したドンウクさんとジェウクさん。
ジェウクさん単独のインタビュー映像の予告編はもちろん韓国語しかないので意味は全然分からないのに、すごく切ない映像でした。
イ・オンさんの話をしようとしたら急にザーと大雨になって。
音をたどるように天を見上げて、雨ですねと。
そのまましゃべらなくてインタビューをストップしてしばらく雨音を聞いていたそうです。
その気持ち、本当に分かる。

のちにいろんな日本語訳付きのを見て、イ・オンさんとは事務所が同じ直属の先輩にあたること。
体育会系の方で上下関係に厳しく、特に同じ事務所の後輩だったこともあってジェウクにとって一番厳しい先輩でもあったようです。
昔の映像を見ながら思い出話をするのですが、VTRを見ると覚えてるままのイ・オンさんがパッと出てきて・・26?27?くらいの・・・とまた言葉が出なくなる。
厳しいという言葉を、嫌な先輩という意味で使っていないのが伝わります。
果敢に後悔なく挑む人だったとも評してました。

ドンウクさんとの2人インタビューの時にもイ・オンさんの話題になります。
事故死されたということをドンウクさんに伝えたのはジェウクさん。
冗談だと思ったようですこいつ酒飲んでるなと。
その当時のことをそうだっけ?あぁそうかそうだったねと、時に笑顔を交えて話せるようにようやくなったんだなと伝わりました。

コン・ユさんは逆にまだ涙が溢れます。
韓国の男性には兵役という逃れられない拘束期間があるので、その最中に知らされたせいもあるのでしょうか。
棺の前でジェウクと気が狂ったように泣いたと思い返してました。
ドンウクさんは当時地方で撮影中ですぐに戻れなかったのかな?
コン・ユさんが戻られてジェウクさん一人じゃなかったんだなと今になって。
イ・オンさんの話をするとき、芸名と役名と本名を言ったジェウクさん。
親しい先輩だったんだな3人分だったんだなと。

放送自体は当時の映像を見て恥ずかしがったり思い返したりがメイン。
他の2カップルはラブシーンとかあるんですけど、ドンウクさんとジェウクさんには無縁だったので(笑)
当時の文句を言うたり肌が綺麗だとキスシーンを無視してコメントしたり(笑)
あとドンウクさんが当時は純粋な目をしてた今はセクシーだけどって言い張るのを、否定せずに、セク・・純粋だったねって肯定してあげたりしてて可愛かった(笑)
時にドンウクさんを甘やかすジェウクさんですが、番宣コメントを撮るときは逆でした。

コメント撮りスタートの時からもうちょっと笑ってたジェウクさん。
次のセリフをいうドンウクさんが笑ってNG。
自分が笑ったせいみたいに言われて、なんで笑って言ったらダメなんだと(笑)
そうだね笑って言ってもいいねとすぐ肯定して機嫌を取ってくれるドンウクさんありがとう(笑)
2テイク目は是非ご覧ください的なセリフで違うことをいう二人(笑)
ドンウクさんが視聴くださいと言い張り、そっちにすることに。
3テイク目でOKが出たですけど、やっぱり笑う二人。
ジェウクさんの右手に手を乗せるドンウクさん、その甲をペチンって叩くジェウクさん(笑)
気安い友達だというのが分かって大好きなシーンです。

メイキングのようなものも後で流れてきてました。
ケーキを食べておいしかったのか一口分フォークで刺してそのままドンウクさんにあーんと。
それを拒否してトイレまで逃げるドンウクさん追うジェウクさん(笑)
昔確か逆のシチュエーションでジェウクさんが絶対口を開けない動画見たことあるな(笑)
8月なので暑かったのか、途中城の肌着になる二人。
下着のおっさんの画にならないのがすごいよねかっこいい(笑)
でもその上に着せられた服がガウンみたいで。
ジェウクさんの衣装って誰が決めたのか知りたいわ(笑)

客ザゲストの撮影の時も二人でこんな風にお団子みたいにくっついたり触ったり楽しそうでしたね(笑)
ジェウクさんはそう見えにくいですがとても人との距離が近いんだと思うんですよね気を許すと。
完全なる異性愛者なので誤解されがちですが、そういう目で見ない相手だと信頼しすぎて逆に怪しく見えるジレンマ(笑)
何にせよ、ジェウクさんが信頼できる相手はみんな好き(笑)
コヒプリの同窓会は出来れば日本語訳付きの完全版として日本でも発売いただきたいものです。
しかしコヒプリ時期のジェウクさんの画像や動画は今見ても本当に衝撃的に顔がいい(笑)

 

 

 

「Antique〜西洋骨董洋菓子店 」

よしながふみさんの漫画が原作の映画です。
日本でも昔ドラマ化されててご存じの方も多いかもしれませんね。
ドラマはあんまり見てなかったんですけど、原作は好きで持ってました。
よしながさんて心を爪でひっかかれるような読後感を醸し出す方で、ゲイが出てくるのでBL系なんでしょうけど、際際のところでセーフかな?どうかな?(笑)

甘いものが苦手なジニョク(チュ・ジフン)は、会社を辞めて‘女性客が多い’という理由で洋菓子店を開く。
パティシエとなったのは、とびきり腕がいいにも関わらず働く店ごとに恋愛トラブルを起こしてしまう‘魔性のゲイ’ソヌ(キム・ジェウク)。
元ボクサーで甘いものに目がないギボム(ユ・アイン)や、
ジニョクの幼なじみのスヨン(チェ・ジホ)も加わり、‘アンティーク’での毎日が始まる。
多くの人が極上のスイーツと美しい男たちに魅了されてゆく中、町では連続誘拐事件が発生する。
そして次第にジニョクの隠された過去が明らかになり始め、幼い頃の悲しい記憶が蘇える・・・。

キム・ジニョク(橘圭一郎):チュ・ジフン 
ミン・ソヌ(小野裕介):キム・ジェウク (
ヤン・ギボム(神田エイジ):ユ・アイン 
ナム・スヨン(小早川千影):チェ・ジホ 
ジャン=バティスト:アンディ・ジレ 

漫画は4巻だったかな?それくらいといいつつも情報量が多いので、映画で見せるにはいろいろカットするしかなかったところがあります。
そのあたりを短時間で雰囲気で飲み込んでもらうための手法としてちょっとミュージカルっぽい演出をはさんだりしてます。
そこに好き嫌いが出るのでもったいないなと思います。
どこを切ってどこを長く見せるかを、どうか私に決めさせてほしいとちょっと(笑)
でもそもそもの話が私は好きなので、定期的に見たくなる映画です。

話の肝は言うとネタバレになってご迷惑なので、そこには触れない感想を。
そもそも主演のチュ・ジフンさん。
この方、この映画以降ずっとジェウクさんと仲良くしてくださってるのでものすごく好きです(笑)
最初にはまった韓国ドラマの「宮」の皇太子役の方。
韓国で人気の俳優さんの顔は私にはちょっとズレがあってあれなんですが、この方のスタイルは好きです細いし。
神と共にという人気映画にも出ていらして(ドンウクさんもですね)その衣装が細さを強調してて大好き(笑)

悲しい過去が似合う人というイメージのお顔立ちで、ジェウクさんは今現在悲しそうな顔立ちなので相性がいいのか?(笑)
女好きの役ですがそれも原因があるわけなので、そのあたりを歌とダンスでさらっと流さないほうが良かった気がします。
ジェウクさんのソヌさんの高校時代のシーンも挟まれるんですが、それがまたほんとに垢抜けなくて(笑)
そんな垢抜けない子がケーキまみれでゲイバーに来ただけで大騒ぎになると言われても・・と思ったところで現在のソヌさんの映像になるのは上手いなーって思いました。

パティシエとしての制服が結構なんていうかパンパン?
首まで詰まっててダサい感じにしてあるのもいいです仕事が終わった後のソヌとの落差がとてもいい。
魔性のゲイのパティシエを演じるために、フランス語とお菓子作りとダンスの練習を2か月くらいだったかみっちりだったご様子。
研究してから役に入るタイプのジェウクさんゲイバーにも通われました。
その甲斐あってかすごく可愛らしいお顔立ちになってます。
顔つきが変わるんですよね役者って怖い(笑)
ポスターはより女の子っぽく撮ってあるんですが、そっちより映画の中のソヌの方が数倍可愛くて綺麗です。

ダンスはゲイバーで踊るソヌを通して魔性だということを伝えるためのもの。
これはすごくうまくいったと思います。
特訓されたらしいんですが、スタッフはシャイなジェウクがこんなすけすけの格好で踊り切れるのか心配してたそうです(笑)
実際は丸2日かけてゲイバーシーンをほぼほぼNGなしで乗り切ったとか。
ただし終わった後ソファーに倒れこんだって・・体力がなくて可愛い(笑)

ソヌはバーのカウンターに戻ってくるところがほんとに可愛い。
あぁみんなそれは見るなって思う(笑)
服にお金をかけまくってて浪費家で可愛いし(笑)
とにかく、ソヌが望む望まないにかかわらず、男という男がソヌに魅了されて刃傷沙汰になるので同じところで長く働けない。

男性とのスキンシップもダメなジニョクの元でなら続けられそう。
ソヌは女性がどうしてもダメ。
男がダメなジニョクと女がダメなソヌ。
三度の飯より好きな甘いものよりも好きなボクシングを網膜剥離であきらめざるを得なかったギボム。

ジニョクのボディガード(といいつつほぼジニョクが面倒を見てる)で何一つまともに出来ないでくのぼうのスヨン。
ギボムももうちょっと出来る子なので見せ場が欲しかった原作ではあるので。
でもジニョクとギボムの関係性は上手に出てましたね。

不足だったのはスヨンとソヌの関係性。
雨の中でくるくる回るシーンが普通にインサートだったせいですね。
あれはすごく大事なところなので時間を割くべきでした。
じゃないとソヌが引っぱたかれる理由の重みが伝わらない。
あっけらかんと何もしてないよね?と聞くソヌに悪気がないのは伝わるので、スヨン側の情報が圧倒的に足りない。
DVを受けた母親に対する思いとかもうちょっと出しといてくれたら、ソヌの修羅場の時のスヨンがまた違って見えたはずなんだけどなぁもったいない。

ジェウクさんが危うく国家的ゲイにされそうになったくらい上手すぎて。
アンティーク後はゲイ役ばっかりオファーがあって断るのが大変だったみたいですね。
イメージが付きすぎてほんとにゲイだと思われて時期も長くご苦労されました。
綺麗すぎるのが悪いのか。


フランス人のジャン役のアンディさんをお迎えするにあたり、真心で迎えなくてはと写真を見つめて恋心を育てたジェウクさん。
初めて会ったときは本当にかっこよくてときめいたとか言ったから余計ですね(笑)
マインドコントロールで心をゲイにすることは出来ましたが体が言うことをきかない異性愛者のジレンマの中撮影。
その感じは確かに(笑)
でも映像だと押されたらそのままなし崩しの下半身緩いソヌっぽくて違和感はない(笑)
ヤリまくってるのに経験のない子みたいに見えるまさに魔性です(笑)

個人的にはジェウクさんは服を脱がないほうが色っぽいと思います。
ただしなだれかかってるだけで色気があるので、むしろ脱いで男の質感が見えないほうが綺麗。
ジャンとのいざこざシーンも良かったです。
ジャンがじゃなくて痛そうなソヌが(笑)
スヨンじゃなくジニョクに抱き着くのもいいし、薬塗っておきながら叩くところもいいし。
ギボムに抱き着かれて痛がるところも良かった(笑)

この作品あたりのジェウクさんは番宣に出てても本当にシャイというか。
恥じらってるのがゲイっぽく見えちゃうんでしょうね色男たちに囲まれて明らかに可愛いし(笑)
また衣装も変なのばっかりだしどうなってたんだあの服はと今も思う(笑)
ジフンさんともものすごく仲が良くてずっと一緒にいたのも悪かったのかも(笑)
長身で切れ長の目のジフンの横にちょっと背が低くて目がクリクリで髪が長くにこにこのジェウクさんがまとわりついてたらまぁね(笑)
てか183㎝のジェウクさんを背が低いとか思うのが間違ってるんですけど(笑)
バランスが良すぎて困りますね。

後半はテンポも良くてクライマックスに向けて良かった。
お店にわらわらと人を受け入れるシーンがあるんですが、その時のソヌチェックもとてもいい(笑)
4人ともどこか不完全で、でもそれをお互い否定することなくちゃんと生きていく。
謎のすべてが解けるわけじゃなくても、人生は続いていきますしね。

個人的にはスヨンさんの体形がコヒプリのイ・オンさんのイメージと重なってしまって^^;
サングラスをかけている設定の役だったので余計、素顔が印象的には残らないんですね。
それで何年か経つと余計勝手に記憶がイ・オンさんがまだ生きてるみたいに修正されてしまうのかも。
だからもうちょっと強いエピソードが必要だったと余計に思います。

コヒプリの共演者の絆も素敵ですけど、アンティークも良いです。
ジェウクさん今年ドキュメンタリーの制作に関わられたんですが、そこでインタビュアーとしてギボム役のユ・アインさんと再会されてます。
メイキングでハグしあって、かっこいいって言われてました。
うん、知ってる(笑)
ジフンさんとはずっと良いご関係のようですし、また共演されると良いなと願っております。




 

「愛の温度」

 

韓国ドラマ「愛の温度」は相手に愛を認知させるタイミングが違った女ヒョンス(ソ・ヒョンジン)と、男ジョンソン(ヤン・セジョン)が出会いと別れ、そして再会を経て、愛の“最適な”温度を見つけていく温度調節ロマンスを描く。
10年間の作家アシスタントを経てやっとデビューしたドラマ脚本家イ・ヒョンス。
高校卒業後、フランスで料理を学んだミシュラン一つ星レストランのシェフ=オン・ジョンソン。
自力で成功した名品コレクターの目を持つ事業家パク・ジョンウ(キム・ジェウク)はヒョンスに5年以上変わらぬ愛を持っている。

年上女性と年下男性の愛の温度が合うまでを5年前と現在を行き来しながら追いかけていくお話。
ジェウクさんのジョンウ代表はヒョンスを好きになって振られて、ヒョンスがジョンソンと再会するまでの5年を傍でただ支え続け愛し続ける男の役です。

明らかに報われない(笑)


5年前と現在を演じ分けてるところを褒めてる記事もあったし、そもそも彼以外こんな役で共感取れないと思うんだけど(笑)
でもやっぱりなかなか手が出せなかったこのドラマ。
だって彼女の私生活見た後でわざわざフラれるって分かってるドラマ長々と見なきゃダメ?って思っちゃって^^;

あと5年前のジョンウの髪が刈り上げなのよサイド。
髪の長い男が好きなので、当然短いのが苦手^^;
パッケージのショットとかもうおっさんみたいな写り方でそこはカメラマン下手くそ!って思うしさー!
廉価版は来年出るので今は高いDVDしかないし。
振られるのに大金払えない^^;
来年考えようと思ってたらabemaTVで無料で見れる期間があって!
期間が終わる前にざっとジェウクさんのとこを中心に見ました!

 

ジョンウは先見の明があるというか、才能に対する鼻がすごく利く人。
脚本家として芽が出ないヒョンスの才能に気付き、駆け出しのジョンソンの料理の才能にもいち早く気付いてアプローチを掛けます。
ヒョンスにもですけど、何よりジョンソンへの口説き方が気障(笑)
女を口説くみたいな言葉しか出てこないとジョンウ自身も困ってて可愛かった。
ジョンウはヒョンスとジョンソンがそういう関係とは知らないまま、ヒョンスをこの世で一番好きな女、ジョンソンを一番好きな男と紹介する。
頭が良くて仕事が出来てお金もあって見抜ける目もあって、でも愛だけ手に入れられないんですね。
ジョンソンとジョンウの関係もとても良い。

 

主演のお二人の流れとかほぼほぼ飛ばしてみてたんですが。
それでもうーーん。
この二人は勝手に自分たちでダメにして勝手にくっついて周り中が大迷惑的なイメージ^^;
ジョンウがそもそもなんでどうしてもヒョンスじゃないとダメなのかが分からないのよ。
またジョンソンの家族もほんとにダメな・・・おぉヤン神父!!(笑)
特に母親が絡むとものすごくストレス。
ジョンウは両親を亡くしてるんだけど、それにまつわる嫌味をジョンソンの母親に言うのに通じなくて笑っちゃうのよ。
そういうジョンウがすごく魅力的。
悪いことも良いことに変えられる力がある(逆も出来るんだけど^^;)

脚本家が絡むお話で、確か原作もあるはず。
だから文章量がすごく多いドラマという感じ。
ただ脚本家なのに言葉を選ばないところがすごく気になる。
絶対にジョンウを選ばないのに代表に好かれているという立場は利用してるように見えるし。
もう一人の若い脚本家のおねーちゃんも性格悪いのに結局カップルになるし。
あんまりパッとしない女の子はジョンウの後輩で監督の男とくっつくんだけど、それもひどいことを言ったり態度をとるので、メリの時のようなストレスが^^;
ヒョンスとジョンソンがどうしても離れられない運命のカップルだというなら、静かに粛々とくっつけばいいじゃんと思っちゃう(笑)

ただただ5年傍にいて力になり続けてくれるジェウクを好きにならない女が居たら一回私の前に連れてこいという感想しか出なくて大変(笑)


でも面白いのはここからです。
ヒョンスとジョンソンが出来てると知ったジョンウが、静かにキレるんですね。
自分の力とお金と才能を駆使して反撃に出るんです。
ひどいこともするし言うし。
でもそれくらい許されるだろうと思うくらい今までのジョンウが我慢しすぎだったと思う。

 

二人から嫌われようとかまわない勢いで我を通そうとするジョンウが、あきらめる瞬間が本当になんだろ?
ぎゅって引き絞られるみたいな気持ちになった。
だってもともと本当にいい人なんだよ。
一人でそれに耐えていくし結婚式にも出るし。

なんていうか、すごく丁寧に演じてると思う。


韓国の俳優さんにそういう方が多いのか日本の俳優が生粋の劇団育ちの人が少ないからなのかわからないんだけど。
日本の俳優さんて、例えば台本を完璧に頭に入れてくるとかNGを出さないとか。
記憶力と演技力は無関係ではないけど必須ではないじゃん。
あとはなんだろ、女優さんだと脱いだら体当たりの演技って評価されたりするじゃない。
昔から私はあの風潮が全然分からなくて。
胸だのヘアだのを出したら演技力なのか?問題。

 

ジェウクさんのインタビューとかコメントを散々探して片っ端から見たんだけど。
事前準備というか自分の役に対しての掘り下げ方に驚く。
まぁ日本には日本の事情があるんだと思うんだけど、台本を渡されてそれを正しくこなしていくことが求められる文化だしね。
ドラマの中の役の人物が例えば10年とか経ってもどこかで10年年を取って生きてるような気がするものが、1つくらいあったりしない?
私には一個だけあるんだけど(笑)
ジェウクさんの演じられた役って、そう思う率が異常に高い。

この愛の温度のジョンウも、思いのほか見終わったときに刺さってて。
脳内で誰か彼にぴったりの女性を作り上げて幸せにさせようとしてしまう。
なんでもないセリフでも台本にあるからじゃなくてジョンウがそう思ったからしゃべったように思える。
一回そう思ったらさかのぼってどのセリフも見たくなる。
それもそう思えるセリフは5年前のジョンウよりも5年後のジョンウに多かったりするのも怖いなと思う。
5年をただ傍にいて愛し続けた男の言葉の方が胸に刺さって当たり前なのを、演じ分けれるのかと思って。

 

昔言った言葉をまたシチュエーションを変えて言う場面も結構あるんだけどこのドラマ。
ただその言葉遊びを楽しむ以上のものを乗せてくるところが上手いなと思う。
これをモ・テグの後に演じられるのもどうなってんのか分からないけど(笑)

ドラマそのものは、ヒョンスに感情移入して見れるかどうかによって評価が分かれると思う。
個人的にはヒョンスさんのお顔立ちもそんなに・・だから全部パクミニョンさんで以下同文(笑)
ジョンソン役のヤン・ソジュンも非常に人気のある方ですね。
爆発的に人気が出たようです。
ただ個人的にはジョンソンという役もあまり好みではなく^^;
所謂母性本能をくすぐるタイプの男性にも惹かれないんですすいません。

 

このドラマ話数がすごく多くて、もうちょっと中だるみしないようにつくれたんじゃないかな?
カップル3組にジョンソンの親にヒョンスの親にジョンウの下りとちょっと欲張り過ぎてた気がします。
もっと切るべきところをカットした方が面白くなった気がします。
端折りながらとはいえ、とりあえず完走したので気が済めばそれで終わりでもいいと思ってオンラインで見たんですけど。
1月に出るらしい廉価版をクリックしました。
だってジョンウの出来が良すぎる。

 

あと何話だっけな?
ドラマの主演俳優がばっくれてねーちゃん侍らせて飲んでるところに、撮影しないとってジョンウが説得に来るシーンがあって。
その俳優に叩かれるるシーンがあるんだけど、そこが異常に色っぽくて好き(笑)
叩かれるジェウクさんは割と好きかもしれない(笑)
アンティークで叩かれるシーンが2つあって。
平手打ちのOKテイクは私にはあんまりOKじゃなく!
むしろ叩かれ過ぎて赤くはれたほほを冷やしてるメイキングのジェウクさんが良かった(笑)
あとジフンさんが語ってた、最初にたたいた時は吹っ飛んでいったっていうのを脳内で再生した(笑)
あ、アンティークも語りたいなコヒプリも。
あと歌うジェウクさんも!
顔も声も歌も演技も好みってどんだけ夢のような男なのよキムジェウクssi(笑)