2年間何もしていなかったって
嘘つきました
実は
不妊治療してました
不妊治療というか結果的に体外受精
でも本当にほぼ2年何もしてなくて！
それが始まったのは3ヶ月程前なんです！
信じてください
その前にまず
何故2年間ブログを書かなかったのか
あの時は2年半ぶりに帰った日本が楽しすぎて
トルコに帰ってから随分とやさぐれてしまい
ブログ書いたらトルコの悪口ばかり
書いてしまいそうだったから
ブログ自粛しました
私があの時
嫌っ！嫌い！つまらん！って感じたトルコは
誰かの愛するトルコであるかもしれないし
とにかく結構なやさぐれ具合だったのです
朝起きる意味を失うくらいに
今は元気です
でも今回トルコで不妊治療したこと
もしかしたら、万が一にも
地球上の誰かの参考に
なりえるかもしれないと思い
書き記す事にしました
ただ、他の方達が書いているような
胚移植から何日目にどんな症状がとか
そういったのは多分書きません
なぜなら昨日
妊娠判定で陰性の結果を頂いたからです
私のブログをご存知の方なら
十分お分かりだと思いますが
私のブログはシリアスさからは程遠いものです
ですので心優しい皆さま
私の代わりに落ち込まないでください
ということで
トルコで不妊治療(体外受精)をする時
やる事、金額、流れ、先生の助言
結果陰性の私がやっちまった事などなど
忘れる前に書き残します
ブログ書くなんて考えてなかったので
全くメモしてなくて
既に忘れかけてる事もありますが
でもその前に(再)
なぜ私が不妊治療することになったのか
スペック結婚6年目
腹回りの肉が気になりだした44歳
トルコ在住日本人
酒なし(6年前にやめた)
タバコなし(4年前にやめた)
炭水化物白米パスタ大好き
コーヒー1日2〜3杯
甘いものはそんなに好きじゃない
ネコ好き(もふもふ全般好き)
ほぼ毎日軽いヨガとストレッチ
たまにズンバ程度の運動量
結婚した当時は
子供が欲しくて仕方なかったけど
トルコで暮らしていくうちに
この国で子育てしたいか？
お前にそれができるのか？
と疑問を持ち始め
気づいたら
子作りなど全く考えなくなっていました
しかし今年6月
仲の良いトルコ人のお友達から突然
良い婦人科の先生みつけたお
お主も一緒に行こうぞ
とのメッセージが
私子供欲しいなど言ってないお
行かないお
と即答した私
ところがどっこいしょういち
日本では毎年していた子宮頸がん検査
コロナもあって日本に帰れず
2年以上検査していなかった
+
トルコにかかりつけの婦人科が欲しかった
という事もあり
子宮頸がん検査のために行く事にしました
ちなみに
トルコではsağlık ocağıという健康サービスを受けれる場所があり血液検査などを無料で行ってくれます
登録すると担当医がつきます
そちらで子宮頸がん検査も無料でできるそうですが
私はそこには行きませんでした、なんとなく
そこからは坂道を転がる速さ
あれよあれよと不妊治療の話に
とはいえ年齢が年齢のため
高確率で体外受精になるだろうと言われ
治療をやるかやらないかの判断は
一度家に持ち帰る事に
私は鎮痛剤も風邪薬も極力飲まない派で
体外受精となったら注射やらお薬やら
薬物乱用待ったなしじゃないか！と
それだけで尻込みしていたのですが
先生に話したら
ビタミン剤で質の良い卵を育てて
他のモノ達も自然に体に吸収される
ナチュラルなものだから大丈夫だよと言われ
あらやだそうなの
？
？と薬物問題なんなくクリア
とはいえ後に麻酔の力2度借りましたけど
そんな中ヒゲ夫は
治療をやるかやらないかは
Youの判断に任せると言ってくれました
子供が本当に欲しいのか
自問自答の時間です
来年には花の45歳
今産んで体力的にも精神的にも大丈夫なのか
昔みたいに子供好きな自分に戻れるのか
猫たちはどうなるのだろう
実際妊娠できる可能性はかなり低いです
それでも子供を授かることができたら
子供を育てることは簡単じゃない
とても責任ある事です
こんな中途半端な気持ちで良いのだろうか
そう考えると全く気持ちがまとまりません
結局1人では答えを見つけられず
人生の先輩に相談しました
いろいろお話してくれた後に
自分とかぶる部分があって
気持ちが楽になり
前向きな気持ちになりました
さらに他の人生の先輩にも
相談というか軽く話しをしました
昔みたいに子供可愛い大好き欲しい
っていう気持ちが持てなくて
こんな気持ちで挑んで良いのだろうか、と
そしたら
私子供うるさいって思うし
むしろ好きじゃないけど
だんだんと自分に似てくる自分の子供だけは
可愛いと思った
だから大丈夫だよ
と言われ
その話を聞いたらなんか一気にスッキリして
例えば10年後
あぁあの時突然機会が訪れたのに
なぜ挑戦しなかったのだろう
挑戦していたらどんな人生だったのだろう
そんなふうに後悔する自分が
頭に浮かんできました
そして何より
10歳年下のヒゲ夫のことを思えば
私が先に死んだ時
彼に家族が居なかったらと考えたら
彼のためにもやってみようと思いました
そしてアンネやババのためにも
でもこの時点では2人には内緒です
変に期待させたくなかったので
でも1回だけ
この歳で1回で子供を授かることができたら
まさに神様からの贈り物
だから1回だけ試してみましょう
そうヒゲ夫に告げました
ヒゲ夫も
ダメだったらダメで仕方ない
何も変わらない
猫たちもいる
とにかくやってみよう
2人の気持ちに
一寸のズレもないように感じました
そんなわけで2日間悩んだ後
先生に不妊治療をする事を
告げるのでした
つづく子宮頸がん検査 200TL
参考:1トルコリラ=12.98円
2021/9/9現在
長文失礼しました
しかもまだ本題に入ってない
4つのものは、帰ってこない
口から出た言葉
放たれた矢
過去の生活
そして、失った機会
-アラブのことわざ
うちの近所の不思議なオブジェにのせて
お送りしました